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トマト缶を使って作る具沢山『ナポリタン』
パスタを食べるとき、どうしても野菜不足が悩みの種になりがちです。野菜も食べられるパスタメニューを考えたとき、ナポリタンを思い浮かべる人は多いでしょう。伝説の家政婦・タサン志麻さんが提案している『ナポリタン』は、トマト缶使用でたっぷり野菜を摂取できますよ。
『ナポリタン』の材料は、玉ねぎ1個、パプリカ赤1個・黄1個、ズッキーニ1本、ナス2本、ピーマン4個、ベーコン80g、トマト缶1缶、パスタ400g、塩 (胡椒)、オリーブオイル約大さじ2+約大さじ1(野菜炒め用)+約大さじ2(仕上げ炒め用)、ケチャップ大さじ6(お好みで)、粉チーズです。
パスタを茹でるためのお湯を沸かしつつ、具材の準備を行います。フライパンにオリーブオイルを引き、玉ねぎを気持ち小さめの櫛切りしましょう。大きさをそろえたいときは玉ねぎを分解して切ると、均等な大きさになりやすいです。切ったらフライパンに入れて、強火で火にかけます。
パプリカは細切りにしてフライパンに入れ、基本は強火のまま調理します。野菜を入れるとフライパンの温度が下がるので、フライパンの温度を上げつつ炒めるために強火で設定。野菜が焦げる場合は、一度強火でフライパンを温め、弱火にして調理する方法もあります。
ズッキーニとナスは、皮が口に当たって気になる場合は少しむいておきましょう。気にならない場合は、皮付きのままで問題ありません。ズッキーニとナスは縦半分に切って、半月切りにしてフライパンに入れ、その都度全体をざっくり混ぜ合わせましょう。
様子を見て、オリーブオイルをプラス。野菜をコーティングするために使用するものなので、ナスを入れた段階で志麻さんはオリーブオイルを大さじ1ほど足しました。こうすることでトマト缶を入れて少し煮込むときに、煮崩れなくなります。油が全体に行き渡ったら、トマト缶を入れます。
志麻さんが今回使用したのは、ホール缶です。カット缶の方が扱いやすいので、できるだけ準備しましょう。ホール缶を使うときは、トマトについているヘタは硬いので切り離して小さめに切り、実の部分はザクザクカットして、缶に残った汁と共にフライパンに入れます。
トマト缶の水分が全体に行き渡るように混ぜ、蓋をして煮込みます。トマト缶を使用しない場合は、野菜にじっくり火を通して甘みと旨みを引き出しましょう。
煮込み時間中にパスタ用のお鍋で沸騰しているお湯に、お湯の量に1%の塩を入れ(塩を入れた後のお湯を飲んで美味しいと感じる塩分)、パスタを茹でましょう。パスタを入れた後は、お湯がポコポコ湧いている程度の火加減にします。
パスタを茹でるとき、煮詰まりすぎると塩分濃度が濃くなるので注意しましょう。ぼこぼこ沸騰しているとパスタに火が入りにくくなりやすいので、火加減には注意してください。
野菜を煮込んでいる最中は水分が出るので、要所で上下を入れ替えるように混ぜます。ピーマンは縦半分に切ってヘタが包丁と平行になる形で細切りにして、煮込んでいる最中のフライパンに途中で投入。ピーマンを入れた後にカットしたベーコンを入れて少し煮込み、塩を振って味見をして、美味しく仕上がっていたらいったん置いておきます。
パスタのゆで汁は100ccほどボウルなどに取り置き、仕上げのときに水分が足りないときに足して使用します。パスタは表示時価よりも1分短くゆで上げ、ザルに出します。パスタは気持ち硬めでザルに出し、余熱でちょうどいい硬さになるよう調整。ザルに出したパスタの水分をしっかりと切ったらパスタをお鍋に戻してオリーブオイル約大さじ2を加え、パスタに絡ませます。
パスタを火にかけ、ケチャップを入れてパスタに絡ませます。そこに先ほど煮込んだ野菜を投入して混ぜ合わせ、少し水っぽいかなと感じるような水分量に仕上がりて出来上がり。お皿に盛り付け、お好みで粉チーズを振って完成です。
お野菜豊富なナポリタンに寄せられた視聴者の声
お野菜たっぷりのナポリタンに寄せられた声は、以下の通りです。
- 「ラタトゥイユパスタのイメージですね。 野菜たっぷりで美味しそうです。」
- 「具と別にケチャップで味付けした後、具と合わせればいいのですね。具の味付けもトマト缶でやってみます」
- 「ナポリタンも麺と野菜に味付けするんだなって ホントに美味しい料理を作っているのが分かって目からウロコです。」
- 「麺だけにケチャップ絡ませたほうが良かったんですね!後から野菜混ぜるほうが絡ませやすいですね。」
- 「志麻さんのナポリタン、お野菜沢山でいいですね。ミートソースも美味しかったので、是非こちらも作ってみます。」
子どももたくさん野菜が食べられるメニューなので、休日の一品におすすめです。