スーパーで買うべきでないNG食品8選!その食材、本当に安全ですか?

スーパーで食材を選ぶとき、知らず知らずのうちに健康に良くないものを手に取っていませんか?便利さや価格だけで選ぶと、添加物や鮮度の落ちた食品を買ってしまうことも。本記事では、スーパーで避けるべき8つの食品とその理由を詳しく解説。安全でおいしい食材を選ぶためのポイントを知り、賢い買い物をしましょう。

スーパーで買い物をする前に知っておきたいこと

スーパーで買い物をする女性

スーパーでの買い物は、日々の生活に欠かせません。しかし、無意識に選んでいる食品の中には、健康を害する可能性があるものもあります。

「手軽だから」「安いから」といった理由だけで食品を選んでいませんか?確かに、便利な食品は魅力的ですが、その多くには添加物が多く含まれていたり、鮮度が落ちていたりするものがあります。長く保存できるように加工されたものや、見た目をよくするために化学処理されたものも少なくありません。

私たちの体は、毎日の食事で作られています。だからこそ、スーパーでの選び方を少し変えるだけで、健康的な食生活を手に入れることができるのです。では、具体的にどんな食品に注意すればいいのでしょうか?

スーパーで買ってはいけない8つのNG食品

スーパーにはさまざまな食品が並んでいますが、中には健康リスクが高いものもあります。ここでは、避けたほうがよい食品を紹介し、その理由を詳しく説明していきます。

1. そのまま食べられる麺類

スーパーの麺類コーナーには、茹でずにそのまま食べられる生うどんや生そばが並んでいます。忙しいときには便利ですが、これらの食品には注意が必要です。

通常、麺類は加熱調理が前提ですが、「そのまま食べられる」タイプの麺は 細菌の繁殖を防ぐために多くの保存料やpH調整剤が使用されています。また、長持ちするように加工されているため、消化に負担をかける可能性もあります。

さらに、こうした麺は 独特のモチモチ感やコシを出すために、食品添加物が多く使われていることがあるのも特徴です。食品表示をチェックすると、「pH調整剤」「保存料」「増粘剤」などの文字が並んでいることに気づくでしょう。

健康を考えるなら、できるだけ 乾麺や冷凍麺を選び、自宅でしっかり茹でるのがベストです。特に、乾麺はシンプルな原材料で作られていることが多く、余計な添加物を摂取するリスクを減らすことができます。

2. ハムやウインナーといった加工肉

ハムやウインナーは、朝食やお弁当の定番として親しまれています。手軽に調理でき、子どもから大人まで人気のある食品ですが、その製造過程に注意が必要です。

これらの加工肉には 「亜硝酸ナトリウム」という発色剤が含まれていることが多く、この成分が 肉に含まれるアミンと反応すると、発がん性の可能性が指摘されている「ニトロソアミン類」に変化することがあります。見た目を鮮やかなピンク色に保つための添加物ですが、健康リスクを考えると慎重に選びたい食品のひとつです。

また、加工肉には 塩分が多く含まれており、食べすぎると高血圧や腎臓への負担も気になります。保存性を高めるための リン酸塩や保存料も使用されているため、特に 子どもや高齢者など、健康に気をつけるべき人は過剰摂取を避けることが望ましいです。

もし加工肉を選ぶなら、できるだけ 無添加のものや、保存料・発色剤不使用の製品を選ぶと安心です。成分表示を確認し、シンプルな材料で作られたものを探してみてください。

3. 旬ではない野菜

スーパーでは、季節を問わずさまざまな野菜が並んでいます。しかし、旬を外れた野菜には注意が必要です。旬ではない野菜は、輸入や長期保存のために 農薬や防カビ剤、ワックスが多く使われていることがあります。

特に、海外から輸入される野菜は 長距離輸送に耐えられるように加工されているため、収穫後に防腐処理が施されるケースもあります。また、旬の野菜に比べて 栄養価が落ちていることも多く、同じ種類の野菜でも ビタミンやミネラルの含有量が少ないことがあります。

「新鮮そうに見えるから大丈夫」と思うかもしれませんが、不自然なほど色鮮やかな野菜や、表面がピカピカと光っているものは注意が必要です。こうした野菜は ワックスや薬剤で見た目を良くしていることがあるため、よく洗うか、できるだけ旬のものを選ぶのが賢明です。

4. 鮮度が落ちている生肉や生魚

生鮮食品は、見た目だけでは鮮度を判断しにくいものです。しかし、ほんの少しのポイントを押さえれば、良いものと悪いものを見分けることができます。

生肉を選ぶときは、ドリップ(肉汁)が出ていないかを確認しましょう。ドリップが多い肉は 鮮度が落ち、うま味も流れ出している証拠です。また、黒ずんでいたり、変色しているものは避けたほうがよいです。

魚の場合は、エラの色をチェックするのがポイントです。新鮮な魚はエラが鮮やかな赤色をしていますが、黒ずんでいたり、茶色くなっているものは鮮度が落ちている可能性が高いです。さらに、目がくもっている魚も鮮度が低下しているサインです。

新鮮な食材を選ぶには、こうした 細かなポイントを意識することが大切です。

5. 安価で売られているお惣菜

スーパーのお惣菜は、忙しいときにとても助かる存在です。しかし、あまりにも安すぎるものには注意が必要です。なぜなら、低価格で販売されているお惣菜の中には 冷凍食品を解凍・加熱しただけのものや、品質の低い食材を使っているものが含まれている可能性があるからです。

特に揚げ物のお惣菜は、時間が経つと油が酸化し、健康に悪影響を与える可能性があります。酸化した油は、胃もたれや消化不良を引き起こすこともあります。

また、一部のお惣菜は、調理工程を簡素化するために 化学調味料や添加物が多く使われていることもあります。こうした食品を頻繁に食べると、塩分や脂質の摂取量が増え、健康を損なう可能性があります。

お惣菜を選ぶ際は、できたてのものを選ぶか、なるべくシンプルな料理を選ぶことがポイントです。たとえば、煮物や焼き魚などは、揚げ物に比べて添加物が少ないことが多いです。

6. 甘すぎるフルーツヨーグルト

ヨーグルトは健康に良いイメージがありますが、市販のフルーツヨーグルトには 大量の砂糖や人工甘味料が含まれていることが多いです。「低脂肪」「無脂肪」と書かれた製品ほど、味を補うために 砂糖が多く加えられているケースが少なくありません。

成分表示をチェックすると、「果糖ぶどう糖液糖」や「スクラロース」などの記載が見つかることがあります。これらは、砂糖の代わりに使われることが多い甘味料ですが、過剰摂取すると 血糖値の急激な変動を引き起こす可能性があると指摘されています。

健康を考えるなら、無糖のプレーンヨーグルトを選び、自分でフルーツやハチミツを加えるのがおすすめです。自家製なら、余計な添加物を避けつつ、好みの甘さに調整できます。

7. 味付け済みの生肉・魚

スーパーには、下味がつけられた生肉や魚が多く並んでいます。味がついているため調理が楽ですが、これらの商品には 保存料や化学調味料が多く含まれていることが多いです。

また、味付けによって鮮度がごまかされている可能性があるのも問題です。新鮮な肉や魚は、シンプルな状態で売られているもののほうが安心できます。一方、味付け済みの商品は、劣化した食材を再加工するために作られることもあるのです。

購入する際は、できるだけシンプルな生肉や魚を選び、自宅で味付けをするほうが安全です。自分で調味すれば、余計な添加物を避けることができます。

8. 油っぽい揚げ物惣菜

スーパーの揚げ物惣菜は、手軽に食べられる便利な食品です。しかし、時間が経った揚げ物は 油が酸化し、体に悪影響を及ぼす可能性があります。

揚げ油は、何度も使いまわされると トランス脂肪酸が増え、血管や心臓への負担が大きくなることが知られています。また、長時間置かれた揚げ物は、カリカリ感が失われ、衣が油っぽくなっていることがよくあります。

もし揚げ物を買うなら、なるべく作りたてのものを選び、自宅でオーブントースターなどを使って余分な油を落として食べるのがおすすめです。あるいは、自宅で揚げ物を作ることで、使用する油の質をコントロールすることもできます。

より安全でおいしい食材を選ぶために

スーパーの野菜売り場

スーパーでの買い物は、ただ安さや便利さだけで選ぶのではなく、原材料や鮮度を意識して選ぶことが大切です。特に、添加物や保存料が多い食品は、長期間摂取すると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

それでも、すべての食品を一から手作りするのは現実的ではありません。だからこそ、「何を避けるべきか」を知ることが大切なのです。成分表示をチェックし、できるだけシンプルな材料の食品を選ぶことで、安全でおいしい食生活を送ることができます。

毎日の買い物が、より安心で満足できるものになるよう、ぜひ今回の内容を活かしてみてください。

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