『なぜか電気代が高い人』が知らない間にやっているNG行為5選…最も電力を消費するものとは?

使いすぎているつもりはないのに異常なほど電気代が上がっていると、どこから見直せばいいのかわからず困ってしまいますよね。今回はなぜか電気代が高い人が知らぬ間にやっているNG行為をチェックしてみましょう!

電気代の高騰で家計が困窮する世帯が急増中

2022年ごろからさまざまな要因が影響し、電気代が爆発的に高騰しています。どの世帯でも電気代が一気に高くなったことで、家計をひっ迫し、日々の生活に苦しさを感じていることでしょう。

電気代高騰を受けて、政府が時期ごとにさまざまな対策を打ち出しているものの、燃料費の価格高騰は依然として高止まりが続いており、電力会社の多くが2024年から電気料金を値上げしました。

さらに、2025年4月には補助金が減額されることを受け、電力会社10社が電気料金の値上げを予定しているとのことです。つまり、今後さらに電気代が値上がりすると考えるべきでしょう。

『なぜか電気代が高い人』がやっているNG行為5選

電気料金自体が高騰していることも影響していますが、他の世帯に比べると「特にうちは電気代が高い気がする」と感じることはありませんか。「なぜか電気代が高い」と感じているならば、知らない間に電気代が高くなる習慣が根付いてしまっている可能性も。

ここでは『なぜか電気代が高い人』が知らない間にやっているNG行為を確認してみましょう。

1.照明をつけっぱなしにしている

家の中にある電化製品の中で、電気代の割合が高い製品は何だと思いますか。堂々の1位はエアコン、そして次いで2位に冷蔵庫や照明器具が挙がります。したがって、日常の中で何気なく照明をつけっぱなしにしていると、それだけで電気代が高額になりがちです。

使用していない部屋や廊下、玄関外の電気をつけっぱなしにしている方は、必要ないときはその都度、照明の電気を切るように心がけましょう。

2.使用している家電の消費電力量が多い

「意識して節電しているはずなのに、なぜか電気代が下がらない」と悩んでいる方は、ご家庭でお使いの家電製品の消費電力量を確認してみましょう。

そもそも使っている家電の消費電力量が多い場合、いくら節電を意識していても、使うたびに他の製品よりも多くの電力が発生します。これが毎日続けば、必然的に電気代は高くなってしまうのです。

特にエアコンや照明器具、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、テレビなど、毎日使っている生活家電の消費電力量を見直してみましょう。

また、購入から年数が経過している製品は、稼働効率が落ちて電気代が高くなりがちです。不調が現れている家電製品は、買い替えた方がお得になるケースも多いですよ。

3.エアコンの風量設定を間違えている

エアコンは生活家電の中でも最も電気代が高くなりやすい大型家電です。エアコンの使い方で節電を意識する方も多いでしょう。

しかし、だからと言って風量を「弱」に設定していると、室温を設定温度に持っていくまでに時間がかかります。設定温度に達するまでに時間がかかってしまうと、その分、エアコンの電気代が高くなりやすいので、実は逆効果となっていることも……。

エアコンの風量設定は「自動」にすることで、現在の室温を感知し、最も効率的に室温を設定温度に近づけてくれます。電気の消費量も抑えてくれるので、ぜひ「自動」設定にしてみましょう。

4.テレビ画面を最も明るい設定にしている

テレビも電気代がかかりやすい生活家電ですが、テレビにかかる電力の多くはバックライトに使われていることをご存知ですか。

バックライトとは、画面全体を均一に明るくする光源です。したがって、テレビ画面を最も明るい設定にしたまま使い続けていると、それだけで電気の消費量が増え、テレビにかかる電気代が高くなってしまいます。

画面が明るすぎると目も疲れやすくなるので、一度テレビ画面の明るさ設定を確認し、目に負担のかからない程度に明るさを落としましょう。

5.コンセントを挿しっぱなしにしている

無意識に電気代を高くしている人の特徴として、使っていない家電のコンセントをコンセント穴に挿しっぱなしにしている傾向が見られます。

パッと周りを見渡して、使っていない家電のコンセントが挿しっぱなしになっているところはありませんか。コンセントを挿しっぱなしにしていると、家電を使っていなくても待機電力が発生します。

待機電力による電気代はほんの僅かですが、塵も積もれば山となる、僅かな電気代でも毎日の積み重ねで高額な電気料金の一因となり得ます。

まずは使っていない家電製品のコンセントをコンセント穴から抜き、使う時だけコンセントを挿すことを習慣化しましょう。

日々の生活習慣が電気代を高くしていることも…

家電の使い方だけでなく、日々の生活習慣で電気代が高くなることもあります。

  • 在宅時間が長い
  • 夜遅くまで起きている
  • 家電製品のお手入れを怠っている
  • エアコンのクリーニングを定期的に行っていない

家族の在宅時間が長いご家庭や夜遅くまで起きているご家族がいる場合は、その分、電気を使う時間が長引くので、電気代が高くなりがちです。

また、家族の人数が多く、家族が別々の部屋で過ごす習慣がついている場合も、それぞれの部屋で照明器具やエアコンが使われるので、電気代が余計にかかりやすい傾向にあります。

他にも家電製品のお手入れを怠っていると、稼働効率が悪くなるため、無駄に電気を消費する原因になっていることも……。ぜひこれらの生活習慣を家族を話し合って見直してみましょう。

何気ない行動が高額な電気代の原因に…1つ1つ改善を

いかがでしたか。何気ない日々の行動が高額な電気代の原因になっていることは多くあります。全てを一気に改善することは難しいので、まずは1つ1つ意識的に改善し、節電習慣を家族で身につけましょう。

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