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昨今巷を騒がせている『ハラスメント』行為とは
ハラスメント行為は、今世間で大きく取り上げられることが非常に増えています。ハラスメントとは、いじめや嫌がらせという意味合いを持つ言葉で、自分にその気がなかったとしても相手はハラスメントと受け取ってしまうこともあるので十分注意しなければなりません。
日常に潜む『ハラスメント』の種類
日常の潜むハラスメント行為の種類は、以下のものがあります。場合によっては、知らなかったでは済まないこともあるので知っておいて損はありません。
1.パワーハラスメント
いわゆる”パワハラ”のことで、職場などでよく耳にする言葉ではないでしょうか。
- 権力を持つ人からの、一方的で継続的且つ相手を辱めるような嫌がらせ行為…ものを投げつける・ほかの人に聞こえるように怒鳴る・私的な雑用を押し付ける・成果の過小評価など
- 集団で無視
- 特定の個人の持ち物を漁るなど
パワハラは、昨今問題されており話題になることも多いです。
2.マタニティハラスメント
いわゆる”マタハラ”で、妊娠中の人や出産、育児に取り組む人に行う嫌がらせ行為です。
- 妊娠や出産を口実に、減給や異動、退職を迫る
- 妊娠や出産、育児に関する制度の利用を阻害してくる
妊娠や出産もまつわることに関する、幅広い嫌がらせ行為などが当てはまります。
3.セクシャルハラスメント
いわゆる”セクハラ”に当たる行為で、異性に対して行われることが多いハラスメント行為といえます。上司から部下に、経営者から社員に対して等、上の立場の人が弱い立場の人に対して行うことが多いです。
- 性的な関係を求められ、拒否したら解雇や左遷など不当な目に遭った
- 特に意味なく、上司などの逆らえない人が身体を触ってくるなど
一昔前では問題ないスキンシップという認識だったことでも、今ではセクハラになりかねません。
4.モラルハラスメント
モラルに反するような言動が目立つのが、いわゆる”モラハラ”です。年齢や立場関係なく起きるので、その点は注意しましょう。
- 相手を委縮させるような高圧的な言動や態度
- 相手を見下し、馬鹿にしたりけなすような言動
- 相手を困らせる行動や言動など
ちょっとからかっただけという軽い気持ちでも、モラルに反するようなことを言うのはNG。
5.アルコールハラスメント
年末年始の忘年会や新年会、入社や入学のタイミングで開かれる新人歓迎会などで注意すべきなのが、アルコールにまつわるハラスメントです。
- 一気飲みの強要
- 相手を酔い潰させて、セクハラなどの行為に及ぶ
- 飲めない人に、飲酒を強要
- 未成年に飲酒を強要し、上司などの権力を持つ人がそれを見過ごすなど
アルコール耐性は、個人差があります。特に注意すべきは、一気飲みの強要です。急性アルコール中毒を起こしてしまうと、命にかかわる事態になりかねません。
6.スメルハラスメント
スメルハラスメントとは、においに関するハラスメント行為です。
- 香水
- 体臭
- 柔軟剤や洗剤などの強いにおい
- 化粧品のニオイ
- タバコのニオイなど
においに関する認識は、個人差が非常に大きいといえます。そのため、においの根源となっている人は自分の体臭に気が付かなかったり、ほんのり香る程度と思っていることもあるでしょう。そのため、解決が難しい側面も持っています。
7.カスタマーハラスメント
カスハラとは、お店を利用したお客さんが店員に対して行うハラスメント行為です。
- 店員に対して罵声を浴びせる
- 店員に横柄な態度をとる
- 自分だけを特別扱いするような、理不尽な要求をするなど
お客様は神様という昔の感覚で店員に接すると、思いがけない事態を招く可能性もあります。
まとめ
昨今は、さまざまなハラスメント行為があります。知らなかったからといって好きなようにふるまっていると、上司から注意を受けたり、ハラスメント行為を苦痛だと感じていた人から苦情を言われるなどの思いもよらない事態に発展することがあるので注意しましょう。
