高齢者が乗る『シニアカー』に免許は必要?スーパーの中に入っても大丈夫なの?

シニアカー

人間は、年齢を重ねると足腰が弱くなっていきます。年齢を重ねても、自分のタイミングで外出したいと思う人は非常に多く、その要望をかなえられるアイテムとしてシニアカーを利用している人も多いです。シニアカーを利用するにあたり、メリットとデメリットを把握しておくと安心ですよ。スーパーでのセニアカー利用は可能なのかも必見!

高齢者が乗る『シニアカー』に免許は必要?

駐車場を走るシニアカー

高齢になると、徐々に足が上がりにくくなるので、ちょっとそこまでお買い物に行くのも苦になりやすいものです。そこで利用する人が増えるのが、シニアカーです。シニアカーは時速約6kmで走行し、大人が歩く速度と変わらないので免許不要であり、どんな人でも乗ることができます。

シニアカーに乗るメリットとデメリット

シニアカーに乗る人

シニアカーに乗るメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリット

シニアカーに乗るメリットは、以下のものがあります。

  • 自分のタイミングで出かけ、好きなところに行ける
  • 購入したら、自分好みにカスタマイズできる…色を変える・ミラーを付けるなど
  • 自転車やバイクよりも転倒しにくい
  • レンタルを利用することで、メンテナンスなどもお任せできる

シニアカーに乗ると、高齢の人でも自分のタイミングで出かけられます。行動範囲は限られるものの、外に出る機会が増えれば四季に触れ、外部の人との挨拶などもできるので刺激を受けて活気を持ちやすくなる面もメリットです。

また、買い物をしたものもシニアカーに乗せて持ち運べるので、その点もメリットです。免許不要で運転できて、自動車税などの税金もかかりません。

デメリット

シニアカーに乗るデメリットは、以下のものがあります。

  • 歩道がない道を走行するとき、車と接触する危険性がある
  • 階段などの上り下りはできない
  • 購入するとなると、30~40万円の大きな出費になる
  • レンタルを利用する場合、心身の状態などによって返却しなければならないことがある

シニアカーは自転車やバイクよりも車体が大きいため、自動車との離合となると危険度が増します。運転しているお年寄りは体を道路から遠ざけるしぐさをしていても、シニアカーが道路の真ん中付近を走っているという事例も珍しくありません。

また、シニアカーは速度は遅いものの乗り物として利用するものです。幼児などが近くにいてとっさのときにブレーキをかけられないと、けがを負わせる原因にもつながります。

シニアカーでスーパーの中に入っても大丈夫?

買い物

シニアカーはかなり大きくて目立ちますが、乗ったままお店の中に入っても問題ないのでしょうか。前述通り、シニアカーは大人の歩幅と同じくらいの速度しか出ず、免許も不要です。そのため、スーパーにシニアカーで入店することも問題ないとされているお店も少なくありません。

しかし、どのお店でもシニアカーでの入店を許可しているわけではなく、シニアカーでの入店はお断りしているお店もあります。いざお店に入ろうとしたら入れなかったという事態を避けるためにも、出向こうと思っているお店がシニアカーでの入店を許可しているか事前に調べておくと安心です。

まとめ

高齢者が利用することが多いシニアカーですが、利用時に発生するメリットとデメリットは事前にチェックしておく必要があります。お店での利用も、事前に問い合わせをしておくとトラブルを回避しやすくなりますよ。

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