目次
匂い袋の作り方
匂い袋の作り方は、難しくありません。手軽にできますので、ぜひやってみましょう。準備するものと作成手順は次のとおりです。
必要なもの
袋の材料
袋の材料である布を用意します。手作りの袋にしたいときは、好きなデザインの布を用意します。裁縫が苦手な人でも、いまは、布用のボンドなどがありますので、簡単に作成できます。ボンドでの作成も難しいときは、既成品の布袋やお年玉袋などでも代用可能です。今は、100円ショップなどで、気軽にオシャレで可愛い布袋やお年玉袋が買えますので、最初は、そこから始めてみてもいいでしょう。
香料
メインとなる香料を用意します。乾燥した花、ハーブ、もしくはアロマオイル、香水などがあります。アロマオイルや香水の場合は、染み込ませるコットンも一緒に用意しておきましょう。匂いに悩んでしまう場合は、自分の好きな匂いを選んだり、匂いの効果から選んだりするのがオススメです。寝室に置くから安眠効果のある香りにしようなど、置く場所から使用目的を考えるといいでしょう。
袋を閉じるための材料
匂い袋を閉じるための材料を用意します。リボンが見た目にもキレイで、簡単に口を閉じれるのでオススメです。紙袋などの場合は、シールやのりを用意しましょう。
作り方の手順
①袋を作る
手作りの袋を作るときは、事前に、どのような形や大きさのものを作るか考えましょう。飾りたい場所や使用目的から、形を考えるのもオススメです。もし、決まらないようでしたら、最初はシンプルにリボンで結びやすい(小さい巾着のような)袋はいかがでしょうか。
②香料のもとを入れる
用意した香料が、乾燥した花やハーブのときは、そのままで問題ありません。もし、少し匂いが弱いと感じる場合は、アロマオイルなどで香り付けをしましょう。そのまま、袋に入れてもいいのですが、中でボロボロになってしまう可能性があります。そのため、紅茶を淹れるときに使うるナイロン製のティーバックが売ってますので、そちらに詰めて袋にいれましょう。
香料として、アロマオイルや香水を用意した場合は、コットンに数滴垂らしましょう。多いと用意した袋から滲み出てしまので、垂らしすぎには注意してください。
③袋を閉じる
中に香料をいれたら、袋を閉じましょう。閉じ方には、大きく2種類あります。袋を完全に閉じるか、簡単に開けられるようにするかです。壁に掛けておく、洋服ダンスに入れておく、カバンに入れて持ち歩くなどの使用目的や、香料がなくなったときに、簡単に中身を入れ替えられる、香料を足せるなどの目的から、どちらにするか決めましょう。リボンで袋を閉じる場合は、簡単に開けれるように蝶結びにすると、見た目も可愛くなります。
匂い袋に入れる原料
匂い袋に入れる香料ですが、
- 花、ハーブ、香木
- アロマオイル
- 香水
などが原料として挙げられます。花、ハーブ、香木で自然の香り。アロマオイルで精油から植物の香り。香水では、自分の好きな香りを楽しみます。
また、使い終わったドリップした後のコーヒー粉は消臭効果があると言われていたり、ミカンの外側も皮も消臭効果があると言われています。ドリップした後のコーヒー粉やミカンの皮を乾燥させて原料にすることも可能です。コーヒーやミカンのほのかな匂いもあり、消臭効果と一石二鳥です。
匂い袋の使い方
匂い袋の使い道には、どのようなものがあるのかをご紹介していきます。
部屋の壁に掛ける
部屋の壁に掛けることで、見た目にも楽しむことができますし、部屋の中に匂いも広がります。寝室などには、安眠効果などがある香りを置くことにより、より心地よい眠りが得られるといわれています。
カーテンの紐に掛ける
カーテンの紐のところにぶら下げると見た目にもカワイイです。カーテンを開け閉めするたびに、部屋に香りが広がります。
下駄箱の中に入れる
下駄箱の中は、使用した靴が多く、扉を締めることでいろいろな匂いが充満しています。下駄箱の中に、匂い袋を入れることで、開けたときの嫌な臭いが抑えられます。
タンスやクローゼットに入れる
タンスやクローゼットに匂い袋を入れておけば、衣類などにほのかに香りがつきますので、洋服を着るときに、その香りに包まれます。
トイレの壁に掛ける
トイレの壁に掛けておけば、トイレの嫌な臭いを抑えてくれます。お客様が来たときにも、トイレの中がハーブなどの自然な香りで包まれていると良い印象を与えます。
鞄の中に入れる
いつも持ち歩く鞄の中に入れておけば、鞄の中にあるハンカチやお財布、携帯などにもほのかに香りがつきます。鞄を開ける度に好きな香りで癒されることでしょう。
家の玄関に掛ける
家の入口扉の内側に掛けて置くと、扉を開け閉めするたびに、空気の流れと一緒に、素敵な香りが家の中に流れてきます。また、家に帰ってきた瞬間に、その香りで、家に帰ってきたという気持ちの切替になることでしょう。
家に訪れてきたお客様も、入った瞬間に香りに包まれることになるので、お客さまが頻繁にくる場合は、なるべく万人受けする香りなどにするのが良いでしょう。
車の中に置く
車の匂いが苦手な方は、車の中に置いてみましょう。自分の好きな匂いで、車の嫌な匂いが緩和されますのでオススメです。
封筒や便箋に香りをつける
普段、手紙を書くことが多い方は、封筒や便箋を入れているケースに匂い袋を入れておきましょう。封筒や便箋に香りがうつりますので、手紙を書く際や、相手が封筒を開けたときなどに素敵な香りがほのかに広がります。ただし、念のため、公的書類で使う封筒や、祝儀・香典袋については、匂いが付かないように別のケースにいれておくようにしましょう。
防虫目的として
レモングラスやバジルなど防虫効果があるといわれている香りを中に入れることにより、部屋の隅においたり、夏などに外出するときに鞄にぶら下げたりして使用する方法もあります。
匂い袋の保存方法と持続期間
保存方法
匂い袋の保存方法ですが、作った瞬間から少しずつ香りが変化したり、なくなったりしていきます。できるだけ長く持たせるためには、暗くて涼しい場所などに密封して保管しておき、高温の場所、湿度の高い場所は避けるようにしましょう。
持続期間
匂い袋は、中身にいれた香料によって香る期間が違います。花やハーブなどは、大きさにもよりますが、2,3ヶ月から長ければ半年くらいもつといわれています。アロマオイルや香水は、コットンに垂らした量によっても香る期間が変化します。
匂いがなくなった場合
花やハーブを入れている場合は、匂いがなくなったら、中身を入れ替えるようにしましょう。中身をまったく別のものにする場合、布袋を使用しているのであれば、布袋自体に匂いが付いているので、1度洗うか、敢えて洗わずに違う香りとのブレンドを楽しむ方法もあります。アロマオイルや香水の場合は、コットンに再度垂らすだけで問題ありません。コットンは、新しいコットンに変えてもいいですし、そのまま同じコットンを利用しても問題ありません。
まとめ
匂い袋の作り方やさまざまな使い道をご紹介してきました。匂い袋は香り、見た目の両方を楽しむことができます。中身の香りをいろいろ試してみたり、袋の形を変えたりして、オリジナルの匂い袋を作ってみてはいかがでしょうか。子供でも簡単に作れますので、親子で一緒に作ったりしてもオススメです。