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キッチンのシンク掃除は毎日が理想!難しい人は週1を目安に
キッチンのシンクは調理器具などの汚れを落として清潔にする場所です。そんなキッチンのシンクは、衛生面を考えて、簡単でいいのでなるべく毎日掃除することが推奨されています。
もしも毎日掃除することが難しい場合は、最低でも休日などを利用して週に1回、念入りに掃除することで、ある程度の雑菌や汚れを取り除くことができるので、清潔さを保つことが可能です。
では、もしも週に1回も掃除することができず、1ヵ月以上も放置してしまった場合、どのような状況を招いてしまうのでしょうか。考えるだけで恐ろしいという方も多いでしょう。
キッチンのシンクを1ヵ月以上放置するとどうなるの?
キッチンのシンクを掃除せず、1ヵ月以上も放置してしまった場合、どのようなヤバい状況が懸念されるのでしょうか。
1.あらゆる汚れが固まってこびりついてしまう
まずは油汚れや食べかす、食べ物に含まれていた成分の残りなどが混ざり合い、あらゆる汚れがシンクに固まってこびりついてしまう恐れがあります。
さまざまな成分が合わさることで化学反応を引き起こし、食器用洗剤などで軽く拭き取るだけでは取り除けなくなってしまうことも珍しくありません。こびりついた汚れは放置していると、そこが雑菌の温床になる恐れもあるので注意しましょう。
2.ぬめりが発生して不衛生な状態に
前述したように、あらゆる汚れが固まってこびりついてしまうと、そこから雑菌が繁殖してしまい、触れると不快になるようなぬめり気が発生することも……。
もちろん、雑菌が増殖している状態なので、非常に不衛生な状態です。すぐに除菌スプレーなどを活用して、汚れを取り除くことはもちろん、雑菌への対策も実施しましょう。
3.悪臭がキッチンに充満してしまう
1ヵ月という長い期間、掃除を怠っていると、シンクだけでなく、その奥の生ごみ受け皿や排水口の汚れも気になります。あらゆる汚れや生ごみの異臭が混ざり合い、悪臭がキッチン中に充満してしまうでしょう。
また、キッチンは普段過ごしている部屋やリビングに繋がっている住居が多いため、リビングでも悪臭に悩まされる恐れがあります。
4.コバエなどの害虫が発生する
シンクを掃除していないと、生ごみが溜まりっぱなしになったり、雑菌が繁殖することで害虫にとっても格好の棲家となってしまう恐れがあります。
特にコバエなどの害虫が発生しやすくなり、ふと気づいたらキッチンや部屋の中にコバエが飛んでいる……という状況に遭遇する頻度が増えるでしょう。特に夏場はコバエが発生しやすいので気をつけてください。
キッチンのシンクの掃除方法を再確認!毎日の掃除ポイントも
キッチンのシンクはどのように掃除するのが最適解なのでしょうか。毎日の掃除のやり方と週1を目安に行いたい掃除方法を紹介します。
毎日の掃除は洗剤を含ませたスポンジで拭き取るだけでOK
毎日の掃除はなるべく簡単に済ませられるやり方を習慣化しましょう。
- 食器用洗剤を含ませたスポンジでシンクの汚れを拭き取る
- 水で洗い流す
- 乾いたふきんやキッチンペーパーで水気を拭き取る
毎日の掃除はこれだけで完了です。食器を洗った後、シンク用のスポンジを使ってサッと掃除するだけでも、頑固な汚れを防ぐことができます。
週1を目安にやりたいシンクのお掃除方法
週に1回、以下のように念入りにシンク掃除することで、清潔な状態をより維持しやすくなります。
- 頑固な汚れにはメラミンスポンジを使用する
- 蛇口にクエン酸水を吹きかけて水垢汚れを拭き取る
- 排水口には重曹をふりかけてスポンジや使い古した歯ブラシでこすり洗いする
- 洗剤を流した後、乾拭き前に濡らしたふきんで全体を拭く
- キッチン用除菌スプレーがある場合は吹きかけておく
メラミンスポンジを使う場合は、軽く優しく擦る程度に留めましょう。力を入れ過ぎてしまうと、シンクを傷つけてしまい、そこから雑菌が湧く原因となります。
また、毎日の掃除でも言えることですが、シンクを掃除した後は、必ず乾拭きするようにしてください。濡れた状態のまま放置してしまうと、空気中に含まれているハウスダストが付着したり、雑菌が繁殖する恐れがあります。
シンクの掃除は毎日、あるいは週に1回を目安に必ず取り組んで
いかがでしたか。キッチンのシンク掃除はなるべく毎日行うことが理想的です。しかし、共働きで忙しいというご家庭の場合は、必ず休日に念入りな掃除を行い、シンクを衛生的に保ちましょう。