『やっておけばよかった』死ぬ前に後悔する5つのこと…一回きりの人生で悔いが残らないように

2025/2/25 2025/2/25 気になる

死の瀬戸際に後悔を口に出す人は意外と多い

親や親戚が死の瀬戸際になり、「あれをやってみればよかった」「こんな生き方をすればよかった」と口に出すことは少なくありません。

人生は一度きりなので、誰しも自分の望んだ通りのルートを辿ることはほとんどないでしょう。そのため、どうしても「やっておけばよかった」と後悔が出てきてしまうのは当然といえば当然です。

しかし、死の瀬戸際に出てくる後悔は類似する内容が多く、先人の言葉を参考にすることで、少しでも私たちの人生をより豊かにするヒントが見つかるかもしれません。

死ぬ前に人生を振り返った時、多くの人が「やっておけばよかった」と後悔するのは、どのようなことなのでしょうか。

家族や友人、恋人など、大切な人と一緒に過ごす時間をもっと多く作ればよかったという後悔を口に出す人は少なくありません。特に男性は、働き詰めで家族に時間を費やせなかったことに後悔する人が多いようです。

また、自身の両親に向けて「もっと一緒に過ごす時間を作って思い出を作ってあげればよかった」と後悔を口にする人も多くいます。親は子供よりも早く逝ってしまうことが大半です。「まだ大丈夫」と思わず、できる時に親孝行すべきでしょう。

昔はよく会っていたのに、ちょっとした諍いや違和感から距離をとってしまい、会わなくなってしまった知人はいませんか。大きな揉め事はなかったはずなのに、なぜか疎遠になってしまった親しかった人に連絡し、もう一度、会って話したかったと後悔する人も多いといいます。

人生を通して出会う人との縁はとても大切なものです。世界中、日本中に多くの人がいる中で、その人と出会い、親しくなり、思い出を作った相手とは、互いが生きているうちに再会し、再び思い出話に花を咲かせてみたいものです。

心のどこかで「これをやってみたいけれど、自分には無理だな」「時間がないから難しいな」と決めつけて、自分が本当にやってみたいことや興味のあることに蓋をしてしまう人は多くいます。

しかし、自分の本音に向き合わずに過ごしてきたために、死の瀬戸際や体が自由に動かなくなってから「やってみたことに挑戦すればよかった」と後悔の念が押し寄せてくるという話はよく耳にします。

特に、ある程度、大人になると「自分はこうあるべき」「大人はこうあるべき」という固定概念にとらわれて、本当に自分がやりたいことから目を背けるようになりがちです。人生を振り返った時、自分の本音を蔑ろにしてしまったことに大きな後悔を抱くことになるかもしれません。

やってみたいことに挑戦すればよかったという話にも通じるものがありますが、「もっと自分らしく生きればよかった」という後悔を抱く人も多いです。

特に日本人は周囲の目を気にしすぎる傾向があるため、自分を押し殺して生きてしまった分、自分の人生を振り返ったときに自分を蔑ろにしてしまったことを後悔する人が多くいます。

本当の自分とはどのような人物なのか、好きなことや苦手なこと、やってみたいこと、興味があることなど、ぜひ時間を見つけて向き合ってみてはいかがでしょう。

自分の両親や家族、親しい友人など、距離が近い人であればあるほど、感謝や愛情を言葉にして伝えることに気恥ずかしさを覚えたり、勝手に伝わっているだろうと思い込んでしまったりして伝えられていない人も多いでしょう。

しかし、大切な人に自分の気持ちを伝えられるのは、相手も自分も生きているうちだけ。どちらかが亡くなってしまえば、もう声を届ける術はありません。死の瀬戸際、あるいは相手が亡くなってから後悔しても遅いのです。

「伝わっているだろう」「言わなくてもわかるだろう」「恥ずかしいから伝えられない」と思わず、ぜひ勇気を出して伝えてみてください。

いかがでしたか。自分の素直な気持ちを蔑ろにしたり、伝えるべき言葉を大切な人に伝えていないと、死ぬ前に後悔することになるかもしれません。最期に「自分らしい人生を送れた」となるべく後悔のないように生きてくださいね。