【速報】岸田前総理襲撃事件”殺意、加害目的明らか”とし『木村被告に懲役15年求刑』刑期の長さにネット騒然「他の裁判案件と比較すると重すぎる」「妥当な求刑だとは思う」の声

岸田前総理襲撃事件で、10日に検察と被告側の論告・弁論が行われました。検察側が被告人の行動が人命を奪う可能性があるものとし、「殺意や加害目的があったことは明らか」などとして懲役15年を求刑しました。木村被告は殺意はなかったとして起訴内容の一部を否認。弁護側は、殺意は認められないとして懲役3年を求めています。

【速報】岸田前総理襲撃事件”殺意、加害目的明らか”とし『木村被告に懲役15年求刑』刑期の長さにネット騒然

裁判

岸田前総理襲撃事件で、10日に検察と被告側の論告・弁論が行われました。検察側は被告人の行動を「人命を奪う可能性がある爆発物を大勢の人の中に投げ爆発させたことに、殺意や加害目的があったことは明らか」などとし、懲役15年を求刑してネットの注目が集まっています。

木村隆二被告(25)は、選挙応援で和歌山市の雑賀崎漁港を訪れた岸田文雄前総理に対して、手製の爆発物を投げた殺人未遂や爆発物取締罰則違反などの罪に問われています。岸田元総理は無事だったものの、男性2名が軽傷を負いました。

2月4日から始まった裁判では、木村被告に殺意があったかが争点になりました。木村被告は4日の初公判で殺意はないとして、起訴内容の一部を否認。

被告は政治家を目指したものの年齢制限の関係で選挙に立候補できず、民事裁判を起こして敗訴したため、爆発物を投げて自分に注目を集め裁判を知ってもらおうとしたそうです。この主張に対し検察は、爆発物には銃の弾丸を上回る殺傷能力があったとし、裁判で被告が爆発実験を行った際危険性を感じなかったのかと問いかける場面もありました。

そして、10日の裁判にて検察側は、「人命を奪う可能性や殺意や加害目的があったことは明らか」であり、真似が出来る点や今後同じような事件の発生を防ぐ必要性があり、厳しく処罰し社会に知らしめるべきとして懲役15年を求刑しました。

10日の裁判冒頭での被告人質問の際公選法違反の罪について、ネット検索を行い「岸田さんは遊説で和歌山に来たんだと思った」と話して認める方向に転じています。

被告は最終陳述で、「多くの皆さんにご迷惑をおかけして大変申し訳ない」と謝罪。弁護側は「爆発物の構造からは、殺意があったと認識できず、殺意は認められれない」などとして、傷害罪にとどまるため懲役3年を求めています。

判決は、2月19日に言い渡される予定です。

この記事に寄せられたネットの声

考える人 スマホ

  • 「当該事件は首相が狙われましたが、一般人が狙われた場合でも求刑は同じ15年になるのだろうか、少し疑問に思う。」
  • 「人を襲撃したという事実はとても重い罪ですが、他の裁判案件と比較すると重すぎる刑罰で驚きを隠せません。」
  • 「どう考えても求刑が重すぎる。 行為自体は当然悪い事なのだが、結果としてはどうか。」
  • 「事故じゃないんだから、「殺意云々」はあんまり関係無いと思うし、まあ妥当な求刑だとは思うよ。」
  • 「群衆への攻撃+爆発物製造+実行犯なので15年は別段おかしいものではありません。オウム事件を調べると分かりやすいですが殺人幇助+毒物製造で15年近い人は居ます。」

求刑内容に驚く声がある一方、妥当という意見もネットでは出ている状態です。

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