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カット野菜使用!べチャッと仕上がらない『焼きそば』
休日の昼食など、家族がそろう日に作ることが多い料理の中でも『焼きそば』は大活躍する一品ではないでしょうか。屋台で食べるような美味しい焼きそばを作りたいと思っているのに、自宅で焼きそばを作ると野菜から水分が出てべチャッとしがち。そんな悩みを解消し、簡単にワンランク上の仕上がりにできる、技ありの『焼きそば』レシピを伝説の家政婦・タサン志麻さんが伝授!
『焼きそば』の材料は、焼きそば4人分(ソースがついているもの)、カット野菜1パック(350g)、もやし1パック(200g)、豚バラ肉230g、塩、胡椒、サラダ油です。野菜や肉の量は、好みで加減してください。
なんと今回志麻さんが使用するのは、スーパーなどで販売されているソース付き焼きそば!野菜も、スーパーなどで販売されているカット野菜です。洗わずに使用できる野菜ミックスと、野菜ミックスにもやしが入っていないのでもやしも投入!
フライパンに大さじ1強くらいのサラダ油を入れ、中火くらいで火を入れます。油が少なすぎると野菜がいたまらないので、その点が注意しましょう。着火してすぐのフライパンに野菜ミックスともやしを投入し、強火にします。
ぱちぱちと音がしてきたら野菜全体に油を絡ませて、しっかりとフライパンが温まったら大さじ1くらいの水を入れて蓋をして中火くらいで蒸し焼きにします。30秒ほどしたら蓋を取って野菜の上下を入れ替える動作を繰り返し、野菜に火が入り切る手前くらいまで繰り返します。
そうすることで、野菜が焦げるのを防ぎつつキャベツの芯など厚みがある野菜にも火を通し、なおかつ野菜から水分が出るのを防ぎやすくなりますよ。
野菜に火が入り切る手前で、野菜をザルに出します。余熱で野菜には火が入るので、少し早めにザルに出すのが美味しく仕上げるコツです。野菜から水分が出たり、炒めたときに使った油がしたたり落ちる可能性があるので、ザルの下にはボウルやお皿を敷いておきましょう。
フライパンの野菜は、極力きれいに取り上げてください。同じフライパンで豚肉を炒めるので、野菜が残っていると焦げ付きの原因になります。
袋麺にはさみなどで切り込みを入れて空気穴を作り、電子レンジで温めます。切り込みを入れた袋麺は電子レンジに並べて置き、4分ほど加熱。袋麺が少し温まるまで加熱すると、麺がほぐれ炒めやすくなります。加熱ムラができると思うので、途中で麺の位置を入れ替えましょう。
豚肉は表面の水分をキッチンペーパーで拭き取り、トレーの水分の拭きとっておきましょう。大きめのひと口大にカットして豚肉をトレーに戻し、しっかりと塩と胡椒をまぶしてしっかりとうまみを引き出すよう調整します。塩はかなりしっかり目に振り、胡椒は軽めにしましょう。豚肉を1枚ずつ手で剥がし、先ほど野菜を炒めたフライパンで豚肉を炒めます。
豚肉を炒める前にフライパンに油が残っているかを確認し、少ない場合は足しておきましょう。強火で火にかけ、できるだけ豚肉が重ならないように広げます。こうする事で豚肉に焼き色がつく部分が増え、旨味が増しますよ。強火で焼き色を付けてサッと仕上げる方が、豚肉がふっくら仕上がって美味しくなります。
豚肉の片面に焼き色が付いたらひっくり返し、炒めすぎないようにしましょう。豚肉に粉末ソースをおおよそ1/2袋振りかけて味をつけ、先ほど野菜を取り上げたザルに豚肉を入れて油を切ります。
豚肉を炒めたフライパンに、電子レンジで加熱した袋麺を入れてほぐしつつ焼き色を付けます。あまり麺を焼きすぎると固くなるため軽く焼き、粉末ソースを振りかけて混ぜ合わせます。麺に均一にソースが行き渡ったら、ザルに出していた野菜と豚肉を戻し入れ、サッと炒め合わせましょう。
お皿に盛り付けて出してもいいし、フライパンのまま食卓に出す方法でも、楽しく取り分けながら食べられますよ。
驚くほど美味しく仕上がる!視聴者の声
焼きそばにありがちな、べチャットした仕上がりになるのを避けられる作り方に、以下のような声が寄せられました。
- 「単に炒めてるだけなのに、そこに工夫が見られてとても勉強になります。」
- 「焼きそばをこんな風に作ったこと無かったので驚きました。 早速真似して作ってみます。」
- 「「え、別々に炒める…めんどくさいのかな…」と思いましたが、作ってみると、別に洗い物も増えないし、ぜんぜんめんどくさくなかったです!しかも美味しい!」
- 「焼きそばの袋の裏に書いてある調理方法と違うので目からうろこでした!」
- 「テレビで志麻さんの焼きそばの作り方を見てから、我が家はこのやり方でしか作らなくなりました! 今までなんだったんだというくらい美味しくて、焼きそば率が高くなりました」
ちょっとした工夫の積み重ねで、いつもの焼きそばが寄り美味しく仕上がりやすくなりますよ!