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大量発汗できるサウナで気分爽快!でもマナー厳守が大前提
昔から中高年の男性を中心に人気が高かったサウナですが、ここ数年で急速に人気が高まり、今やサウナブームが到来しているとまで言われています。
芸能人をはじめ、著名人の中には自宅にサウナを設置する人も現れるほど人気が高まっていますが、世代や性別を問わず、多くの人が利用するようになったことで、一部では「マナー違反者が増えている」との声も…。
サウナではさまざまな人たちがお互いに大量の汗をかく場所なので、特に周囲の人や後に使う人への配慮が大切です。利用者同士が快適に利用するためにも、必ずサウナでのマナーを守ってください。
サウナに行くときの『絶対NG行為』5選
サウナを利用した際、下記のような行動は周りの人や後に使う人に迷惑をかけるタブー行為となります。知らぬ間にやってしまわないよう確認しておきましょう。
1.体を拭かずに濡れたままサウナ室に入る
サウナに入る前は、必ず体をきれいに洗うことが大前提のマナーです。体を洗った後、濡れた体を拭かずにそのままサウナ室に入ってしまうと、サウナ室がびしょびしょに濡れてしまい、過剰な湿気で充満してしまいます。
また、体から滴り落ちる水滴と一緒に汗も流れてしまう恐れがあり、サウナ室を汚してしまう恐れもあるため、必ず体を拭いてから入るようにしてください。
2.サウナ室のベンチに直接座る
サウナ室には座るためにベンチが設置されています。しかし、そのベンチに直接肌をくっつけて座る行為は厳禁です。なぜならば、汗をかいた際にベンチに染み込んでしまい、後に利用する人に染み込んだ汗が付着してしまうからです。
見知らぬ他人の汗が自分の体に付着したら…と考えると不快になる人は多くいます。必ずサウナ室のベンチに自分で持ち込んだタオルを敷いたり、体にタオルを巻いてから座るなど配慮しましょう。
3.濡れたタオルをサウナ室で絞る
汗で濡れたタオルをサウナ室で絞る行為はマナー違反です。自分から流れ出た汗を密閉空間のサウナ室で絞ってしまうと、たちまちサウナ室に汚い汗が蒸発し充満してしまいます。
見ているだけでも「うわっ……」と不快になり、退出したくなるような嫌悪感を抱く行為なので、絶対にやめてください。
4.サウナ室で大声で話したり動き回る
サウナ室では、基本的に私語や激しい動き(ストレッチやタオルを振り回すなど)は原則です。ゆっくり発汗しているときに大きな声で話していたりストレッチをされたりすると、体を整えることができないと感じる人が多くいます。
ただでさえ、密閉空間のサウナでは、他人の行動に敏感になりがちです。周囲の人に迷惑をかけないような利用の仕方を心がけてください。
5.汗をシャワーで流さずに水風呂に入る
サウナを利用した後は、水風呂に入って体を冷まして整えるまでが基本の流れです。しかし、サウナで汗をかいた状態のまま水風呂に入ってしまうと、せっかくきれいな水風呂に汗が溶け込んでしまい、不衛生になってしまうので厳禁です。
必ずシャワーで汗を流し、体をきれいにしてから水風呂を利用しましょう。
サウナで守るべき正しいマナーとは
サウナを利用する際は、以下のマナーを守ってください。
- サウナ室に入る前に水分補給する
- サウナ室に入る前に体をきれいに洗い、全身を拭く
- サウナ室のベンチは自分のタオルを敷いてから座る(あるいはタオルを体に巻いて座る)
- サウナ室を利用中は静かに過ごす
- 我慢比べのように無理せず程よい時間で退出する
- サウナ室から出たらシャワーで全身の汗を流す
- 汗を流して足から少しずつ水風呂に入り体を冷やす
- サウナを利用した後は水分補給しながらゆっくり休む
以上は基本的なマナーです。サウナ施設によって、それぞれ独自のルールを設けているところも多いので、脱衣所やサウナ室に記載されているルールやマナーも確認し、必ず守りましょう。
サウナは利用者同士がマナーを守ることが大切
サウナは密閉空間で見知らぬ利用者同士が汗をかきながら過ごす非日常的な空間です。お互いがマナーを守ることがとても大事なので、必ずサウナで守るべきことややってはいけないタブー行為を理解しておきましょう。