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アレンジ無限大『ポテトサラダ』
ポテトサラダは、おなじみの副菜の一種です。各家庭の味が固定化しやすい一品ですが、美味しいものにグレードアップできるレシピがあるのなら試してみたいですよね。伝説の家政婦・タサン志麻さんが自身のYouTubeチャンネルで発信している『ポテトサラダ』の作り方をチェックし、我が家のポテトサラダをさらに美味しくしましょう。
『ポテトサラダ』の材料は、じゃがいも(メークイン)4個、きゅうり3本(好みの量)、ハム200g(好みの量)、塩適量、酢(米酢、穀物酢、リンゴ酢、レモンなどの柑橘など、好みのもの)約大さじ2、マヨネーズ約大さじ4です。
じゃがいもをしっかりと洗い、濡れているうちに1つずつラップでくるんで電子レンジで加熱して蒸します。600wで4分加熱し、ひっくり返して4分加熱します。様子を見て火が通っていないときは、追加で加熱してください。志麻さんは再度ひっくり返して4分加熱しました。
じゃがいもは皮つきで蒸したほうが、美味しく仕上がりますよ。
きゅうりをスライサーで薄切りにします。きゅうりがないときは、レタスやピーマンで代用して塩を振りましょう。ポテトサラダに入れる野菜に塩を振る工程が非常に重要で、野菜に少し強めに塩分をかけておくことでポテトサラダ全体が重くなるのを防ぎやすくなります。
今回はきゅうり3本に対し、多めのひとつまみの塩を加えて揉みこみました。じゃがいもの加熱時間ときゅうりの放置時間に、ハムを切っておきます。ハムでなくても、旨味が強いベーコンやソーセージを炒めたものを用意してもOKです。
ハムの水分をキッチンペーパーで拭き取り、食べやすい大きさにカットします。志麻さんは今回2cm幅の角切りにカットしました。
きゅうりから水分が出てきたら、少量絞ってしっかり味がついているかを味見して確認しましょう。味が足りない場合は、追加で塩を振って再度漬け込みます。頃合いを見てきゅうりの水分をしっかりと絞りましょう。きつめに水分を絞り切ることで、ポテトサラダを作ったあと水分が出ないので美味しさをキープしやすくなります。
電子レンジで加熱したじゃがいもに火が通っているかを見極める方法として、加熱後のじゃがいもの側面をギュッと握る方法を志麻さんは提案。熱いので布巾などをじゃがいもにかぶせて、じゃがいもの側面に触れ、ぐにゃっとした柔らかさを感じたら火が通っています。
じゃがいもは粗熱が取れたくらいで皮をむくのが最適です。冷めきるまで放置すると皮のえぐみが実に浸透してしまうので、温かいうちに皮をむきましょう。アツアツのときに皮をむくと、じゃがいもから一気に水蒸気が上がってパサパサの仕上がりになるので注意してください。
じゃがいもの皮をむいて軽く塩を振り、酢を入れて味を付けます。じゃがいもに味をつけることで、軽い仕上がりになりますよ。下味をつけたらじゃがいもを潰し、蒸気を飛ばしましょう。マヨネーズを入れる前に味見をして、整えます。
じゃがいもの粗熱が取れたら、マヨネーズを入れましょう。マヨネーズで和えたら味見をして、ちょうどよくなったら、具材を入れてさっと混ぜ合わせて、お皿に盛り付けたら完成です。
<味を長持ちさせるコツ>
作ったポテトサラダを「二日目以降に食べる」という人は、少し味を濃いめにつけるとちょうどいいそうです。また、作った翌日以降に残ったポテトサラダを食べる場合は「味見をした上でマヨネースや塩、お酢などを足して味を調整すると二日目以降も美味しく食べられる」と志麻さんはアドバイスしています。
志麻さんの調理方法に寄せられた声
志麻さんのポテトサラダに寄せられたコメントは、以下の通りです。
- 「具材にも味をつけるという感覚が今までなかったので、すごく勉強になりました。」
- 「じゃがいもの水蒸気の事とか、いつも新しいポイントを教えてもらえるのが、嬉しくて楽しいです。」
- 「どんな味にしたいのか?をイメージしながら作る事が大切だと改めて思いました。」
- 「きゅうりを2本まとめてスライサーをしたらいいんだ!って目から鱗でした。」
- 「志麻さんのお料理の説明が実用的かつ家庭的で大好きです。」
具材は、じゃがいも+野菜+うまみのある食材とすると美味しく仕上がります。アレンジも無限大!