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器用貧乏な人は損をするのか
器用貧乏と聞くと、「損をしていそう」というイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。器用で要領よく物事をこなせるからこそ、さまざまな仕事を頼まれやすく、出世などはしにくいという特徴があります。
器用貧乏な人には、どのような特徴があるのか詳しく解説!ぜひチェックしてみてください。
『器用貧乏な人』の特徴5選
器用貧乏な人には、以下のような特徴がみられやすいです。
1.上達が早い
器用貧乏な人はいろいろなことをそつなくこなす器用さを持っているので、ある程度になるまでの上達が早いのが特徴です。同時期に始めたことでも、器用貧乏な人は周囲の人よりも早く上達することが多い傾向があります。そのため、同期や先輩、後輩などいろいろな人から頼られやすいです。
2.飽きっぽい面がある
器用貧乏な人は、上達が早い反面飽きっぽい面も持っています。ある程度以上まで上達すると、「もうできるようになったし、いいかな」と飽きてしまい、仕事を転々としたり新たな習い事を始めるというケースが少なくありません。
3.コミュニケーション能力が高い
器用貧乏な人はコミュニケーション能力が高く、円滑に周囲の人とやり取りできます。相手の特徴などを把握する能力も高いので、いろいろな人と連携して仕事に取り組めるのも特徴です。トラブル発生時も、周囲の人と連携して問題に迅速に対処できます。
4.複数の業務を器用にこなせる
器用貧乏な人は、複数の業務を同時にこなす能力に長けています。器用だからこそできる職種なので、誰にでもできるものではないのが最大の特徴です。情報を処理して調整し、作業効率もよいので、多くの仕事を任されやすいです。
頼りにされるからこそ仕事量が多くなり、抱え込む仕事量が増えやすく、消化しきれず全部中途半端な状態になることもあります。
5.専門的な深い知識は持っていないことが多い
器用貧乏な人はひとつの業務だけに集中して知識を掘り下げる前に、飽きてしまいます。そのためほかの仕事に転職することもあり、専門的な深い知識を持っていないことが多いです。飽きやすい性格も相まってひとつのことを掘り下げるのが苦手であるというケースもあります。
特徴を活かした仕事とは
器用貧乏である特性を活かした仕事は、以下のものが挙げられます。
- コンサルタント
- マネージャー
- ディレクター
- プランナーなど
さまざまな業務をこなす必要がある業種につくと、才能が開花しやすいです。やることが多く新しい出会いなどもある仕事の場合、刺激が常にあるので飽きることがなく、長く同じ仕事に就くことでスキルも身につきやすくなります。
いろいろなことを同時にこなせる器用さを存分に発揮して、自分の特性や性格に合った仕事を探してみましょう。
まとめ
器用貧乏な人は、さまざまな業務を同時にこなす器用さを持っています。飽きっぽい面もあるので、その点をうまくカバーできる仕事を見つけましょう。