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あいまいだけど知っておきたい『友達』と『親友』の違い
素朴な疑問として、『友達』と『親友』の違いが挙げられます。自分では相手を親友と思っているかもしれませんが、相手は友人の一人としか思っていないとなると、悲しいですよね。『友達』と『親友』には、どのような違いがあるのでしょうか。
『友達』と『親友』の違いとは
『友達』と『親友』には、以下のような違いがあります。
相手が考えていることがわかるかどうか
相手が考えていることがわかるかどうかは、非常に重要なポイントとなります。
- 友達…わかっているつもりでも、相手がそう思っているとは限らない
- 親友…相手も自分も、お互いの考えがなんとなく把握できている
双方ともに考えがわかっており、それを踏まえて相手に対して思いやりのある行動や、痒い所に手が届くような手助けができるのが親友です。
相手と対等な関係で、言いにくいことも言うことができるか
相手との関係が対等であるだけでなく、言いにくいことも言い合えるかどうかも重要なポイントといえます。
- 友達…相手との関係が対等ではなく、言いなりになることがある・対等な関係ではあるものの、言いにくいことは言わず触れないままになるなど
- 親友…相手と対等な関係であることが当たり前で、言いにくい相手の欠点なども必要に応じて指摘し、その指摘に対して相手も素直に言葉を受け取り改善する努力をする
相手との関係が対等であったとしても、言いにくいことを指摘するのは勇気が必要です。言いにくいことを指摘すると関係が崩壊してしまうのであれば、それは親友と言える関係ではないのかもしれません。
相手の幸せを喜べる
相手の幸せを素直に喜べる場合、親友という関係である可能性が高くなります。
- 結婚・妊娠・出産
- 就職・転職・出世
- 自分が欲しかったものを相手が入手したなど
相手の幸せを自分のことのように喜べない関係は、親友とは言えないかもしれません。
長時間相手と時間を共有できるか
長時間相手と一緒に過ごしたとき、どのように感じるかも、友達と親友とでは異なります。
- 友達…ある程度の時間が経ったら、疲れを感じたりイライラのような感情が湧きやすい
- 親友…ずっと楽しい時間が共有できる
親友という間柄になると、相手が疲れたり会をお開きにしようと思っているときなどを察して行動できます。
相手のことを頼ることができるか
本当に困っているときやプライベートな相談などができるかどうかも、友達と親友で差が出ます。
- 友達…相談内容など情報の漏洩の可能性を考慮し、相談は控え悩みがあるような振る舞いはしない
- 親友…プライベートな内容の悩みも相談でき、困ったときに相手を頼ることができるほどの信頼関係ができている
本当に困った事態になったとき、話をして相手が裏切らないかという点で全く不安を抱かないのが親友なのではないでしょうか。
大切な人と長く関係を継続するコツ
大切な人と長く関係を継続するコツは、以下の通りです。
- こまめに連絡を取る…相手の迷惑にならないよう、LINEの返事がないときの追撃などは避ける
- 定期的に会ったり、電話をする
- 相手を尊敬し、大切にする気持ちを持って接する
自分の気持ちを押し付けてしまうと、関係が崩れる原因になります。マウント行為などは絶対に避け、相手との関係が良好な状態で保てるよう双方ともに自分の言葉には注意しつつ親交を深めてくださいね。
まとめ
友達と親友には、多くの違いがあります。さまざまな場面における違いを把握し、仲良しの人との関係を見極めましょう。