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相手をすぐに疑る理由
疑り深いは、すぐに相手を疑ってしまいます。疑るという言葉そのものもネガティブな印象を持ちやすいものなので、あまり使いたくないと思っている人もいるかもしれません。相手をすぐに疑る理由は、以下のものが考えられます。
- 用心深い性格
- 絶対に失敗したくないという心理が働いている
- なんらかのトラウマがあるなど
疑り深い人に見られやすい特徴を把握し、誰かを信用するのが苦手だと感じている人は改善方法を実践してみましょう。
『疑り深い人』の特徴4選
疑り深い人の特徴は、以下の通りです。
1.相手を信用するまでに時間がかかる
疑り深い人は、相手の性格や考え方を「こうかもしれない」「ああかもしれない」といろいろと考えてしまいがちです。
初対面の人はまず信用せず、信用できる人物であるかどうかを見極めようとします。そのため相手を十分に観察し、動向や言動をみて総合的に信用できると思うまでは相手を信用しない傾向があるのです。
2.友人や恋人を束縛したがる
疑り深い人は、親しい友人や恋人を束縛したがります。
- 自分ではない誰かと、自分よりも深い関係になることを避けたい
- 自分のことを捨てて、ほかの誰かのものとに行ってしまうのではないか
- 相手の視野や選択肢が広がると、自分よりも魅力的な人と交友関係などを築く可能性があるためなど
疑り深い人は、友人や恋人であっても相手のことをどこか疑ってしまう節があります。このような強い束縛を含む行動は、相手の自由を奪うだけでなく、信用されていないという事実を突きつけることにもつながるので、喧嘩が起きるきっかけになることも…。
3.基本的には単独行動
疑り深い人は、他人から振り回されたり、他人から嘘をつかれたり振り回されることを嫌います。そのため、基本的には単独行動を好む傾向があるのです。相手から利用されるといったネガティブな感情を発生させないため、あえて単独で行動しているという人もいます。
4.他人にも自分にも厳しい
疑り深い人は、自分にも他人にも厳しい傾向があります。
- 失敗を避けるため、何度も確認したがる
- 一度ミスをした人には、強く当たることがある
- 自分のミスは、過剰なくらい責めやすい
- 同じ火力で他人のミスも責めるなど
ミスを減らしたい、防ぎたいという気持ちが強いため、相手を信用できず自分に対しても厳しい判定を下しがちです。
人を信用するのが苦手な人にできる改善方法
相手を信用するのが苦手な人にできる改善方法は、以下のものがあります。
- 自分が望んでいるような変化は、相手には望めないことを知る
- できるだけ丁寧に説明してもらうようお願いする
- ミスは誰でもするもので、成長の材料であることを把握する
- 無理に相手を信用しようと強く念じるのは避け、自分のペースで相手を信用するよう心がけるなど
相手を信用するまでに時間がかかる自覚がある場合は、自分の特性などを把握して相手を信用できる材料は何なのかを見極めましょう。
まとめ
疑り深い人は、いろいろなことに考えを巡らせることがあります。ネガティブな面もありますが、さまざまな面に着目して相手を信用できるかどうかを見極め、信用できる人との親交を深めましょう。