『羽毛布団』をダメするNGな使い方6選!習慣化するとさらに寿命を縮めしまう場合も…

羽毛布団は、正しく扱い保管すれば、10〜20年と長い間使い続けられる寝具です。しかし、間違った扱い方をしていると、あっという間にダメになってしまう繊細な布団でもあります。この記事で羽毛布団をダメにしてしまうNGな使い方を確認しましょう。

正しく扱えば10〜20年も長持ちする『羽毛布団』

羽毛布団は軽く保温性の優れているため、寒い冬場に重宝する寝具です。また、正しく扱えば、10〜20年と長持ちするため、ご家族分を1セット所有しているご家庭が多いでしょう。

しかし、羽毛布団は他の布団に比べても非常に繊細な寝具です。そのため、間違った使い方をしていると、10年も持たず、場合によっては数年で傷んでしまうこともあります。

せっかく高価な羽毛布団を買ったのに、数年で使えなくなってしまうのはもったいないですよね。長く使い続けるためにも、羽毛布団の間違った使い方と長持ちさせるためのコツを知っておきましょう。

『羽毛布団』をダメするNGな使い方6選

どのような行為が羽毛布団をダメにしてしまうのでしょうか。

1.濡れた状態のまま放置する

羽毛布団を濡らしてしまった場合、必ず翌朝に乾燥機にかけたり陰干しするなどして、しっかり乾かすことが大切です。

濡れた状態のまま放置してしまうと、羽毛布団は水に非常に弱いため、すぐに傷んだり雑菌の温床となったり、カビが生えてしまうこともあります。

2.湿気の多い場所に保管する

水に弱い羽毛布団は、湿気にも弱い特徴を持ちます。そのため、湿気の多い閉め切った場所に保管していると、カビや生えたり羽毛素材が傷んだりと寿命を縮める原因となります。

なるべく風通しの良い場所に保管したり、除湿剤や防虫アイテムなどと一緒に保管し、定期的に交換することを心がけましょう。

3.布団カバーをつけずに使う

布団カバーをつけずに羽毛布団を使ってしまうと、寝ている間に汗を直接吸収してしまい、素材が傷んでしまいます。また、お子様がいる場合は、おねしょが羽毛布団に直接ついてしまい、こちらも大きなダメージとなる恐れがあります。

以上のような状態を回避するためにも、必ず羽毛布団に布団カバーをつけるようにしましょう。通気性の良いカバーや抗菌効果のあるカバーを使うことをおすすめします。

4.定期的に干さず乾燥させない

羽毛布団は水に弱いため、洗うことはできません。しかし、吸収してしまった汗などをしっかり乾かすためにも、定期的に干す必要があります。

まったく干したり乾燥機にかけたりせずに使い続けていると、汗をどんどん吸収してしまい、不衛生ですし、羽毛布団も傷んでしまいます。必ず1ヶ月に1〜2回を目安に干すようにしましょう。

5.直射日光にあてる

羽毛布団は定期的に干す必要がありますが、直射日光に当てることは避けてください。直射日光に当ててしまうと、布団が傷んでしまうので、かえって寿命を縮めてしまいます。

羽毛布団を干す際は、陰干しするか、直射日光があたらないようにカバーをかけて外干しするようにしてください。

6.羽毛布団にダメージを与える行為

羽毛布団にダメージを与えるような以下の行為も厳禁です。

  • 布団たたきで叩く
  • 重いものを上に載せる
  • 羽毛布団を踏む

以上の行為は、羽毛布団を傷めてしまうため、絶対にしないようにしましょう。特に小さなお子様やペットがいるご家庭では、羽毛布団の上で飛び跳ねたり引っ掻いたりしないよう注意してください。

羽毛布団を長持ちさせるために意識すべき注意点は?

羽毛布団をできるだけ長く使い続けるためにも、以下の使い方を心得ておきましょう。

  • 必ず布団カバーをつけて使う
  • なるべく衝撃を与えないよう丁寧に取り扱う
  • 月に1〜2回、1〜2時間を目安に陰干しする
  • 風通しの良い場所に保管したり除湿剤や防虫アイテムを使って保管する
  • 5年に一度を目安にクリーニングに出す

個人でお手入れする方法として、月に1〜2回を目安に陰干し(あるいはカバーをかけて直射日光があたらないように外干し)する方法があります。

ただし、個人のお手入れだけでは不十分なので、5年に一度を目安にクリーニングに出すことをおすすめします。なるべく布団のクリーニングが得意な業者を選びましょう。

羽毛布団は正しく扱い、湿気に気をつけながら使おう

羽毛布団は繊細な寝具なので、正しく扱わなければすぐに傷んでしまいます。今回紹介したNG行為には十分気をつけて、水や湿気に注意を払いながら丁寧に使いましょう。

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