『ダウンコート』を台無しにするNG行為5選！寿命を縮めてしまう『避けるべき習慣』とは？

保温性が高いのに軽量！寒い冬の味方『ダウンコート』

ダウンコートは、ダウンやフェザー、中綿混など、さまざまな種類があります。どれも軽量なのに保温性の優れているため、厳しい寒さが続く冬場を過ごす際は、1着は持っておきたい代物です。

一昔前は黒色のダウンコートが主流でしたが、最近ではさまざまなカラーやシルエットのダウンコートが販売されており、ファッションに合わせて選ぶこともできます。

そんな冬に重宝するダウンコートですが、他のジャケットやコートに比べると「どのようにお手入れすべきなのかわからない」と悩む人も多いでしょう。間違った方法でお手入れしたり、乱雑に扱っていると、すぐに型崩れしたり質が劣化してしまうので気をつけてください。

せっかく購入したダウンコートは、扱い方を間違えるとすぐにダメになってしまうことも…。ここではダウンコートを台無しにしてしまうNG行為を紹介します。

ダウンコートを洗いたい場合は、必ず洗濯表示を確認してください。洗濯表示に「水洗い不可」のマークがある場合は、絶対に水洗いしないでください。もちろん洗濯機で洗うことも避けるべきです。

ダウンコートは、水洗い可能でも基本的に洗濯機に入れて洗うことは避けましょう。理由は、型崩れしやすくなり、一度型崩れしてしまうと、中の綿やフェザーを元に戻すことはなかなかに困難だからです。

ダウンコートを手洗いした後は、洗濯機の脱水機能を使ってしっかり中に含まれた水分を脱水します。しかし、通常のモードで一気に脱水してしまうと、ダウンコートを傷めてしまう恐れが高まります。

ダウンコートを脱水する場合は、1分程度にとどめ、脱水後はすぐに洗濯機から取り出し、ハンガーにかけて形を整えてください。

ダウンコートを着て出かけた日に屋外で雨に降られてしまうと、ダウンコートも濡れてしまうことがあります。濡れた状態のダウンコートを乾かさずに長時間濡れっぱなしで放置する行為は、カビや細菌繁殖、色落ちなどに繋がりかねません。

したがって、濡れてしまったダウンコードはきちんと表面の水滴を拭き取り、風通しの良い場所でハンガーにかけて乾燥させましょう。

ダウンコートを畳んで収納する方法もありますが、最も型崩れしにくく、蒸れにくい保管方法はハンガーにかける方法です。

ハンガーにかけず、畳んでチェストやボックスなどに保管してしまうと、中で蒸してしまい、虫食いやカビ、変色などのトラブルを招く恐れがあります。また、何も対策せずにグチャッと床に置きっぱなしにする行為は、型崩れの大きな原因となるのでやめましょう。

ダウンコートを着脱した直後にクローゼットに収納していませんか。一見すると、きちんとハンガーにかけて収納しているので、問題ないと思われがちです。

しかし、冬場であってもダウンコートのように保温性の高いコートを着ていると、僅かながら汗をかいていることも珍しくありません。汗や埃が付着した状態で密閉空間（クローゼット）に収納してしまうと、カビや変色のリスクが高まります。

脱いだ後は、まずハンガーにかけて風通しの良い場所に干しておきましょう。その際、ブラシなどで軽く埃などの汚れを落とすことを推奨します。

ダウンコートを長持ちさせるためには、正しく丁寧な扱い方を心がけることが重要です。

ダウンコートは頻繁に洗濯してしまうと、かえって型崩れしてしまう恐れがあります。そのため、1シーズンに1〜2回を目安に手洗いすると良いでしょう。また、シーズンが終わった後は、クリーニングに出してプロにお手入れしてもらってください。

長期保管する際は、クリーニング店がかけてくれた透明のビニール袋のまま保管するのではなく、不織布などの通気性の良いカバーに付け替えましょう。

いかがでしたか。ダウンコートは誤った扱い方やお手入れ方法によって、型崩れやカビ、色落ちする恐れがあります。少しでも長く使い続けるために、正しいお手入れ方法や保管方法などを把握し、丁寧にお手入れしましょう。