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車の空気圧を確認する適切な頻度は?
タイヤの空気圧、どれくらいの頻度で確認していますか?ガソリンはメーターで目に見えて増減がわかるため気にかけている人が多いですが、タイヤの空気は徐々に抜けていくためなかなか気づかない人もいます。
- 目安となる空気圧を確認する頻度…1か月に1回程度
- 頻繁に車に乗ったり、高頻度で高速道を使う場合…2~3週間に1回程度
車に乗る頻度が低くても、タイヤの空気は徐々に抜けているので、定期的に空気圧を確認してもらいましょう。
空気圧を確認しないまま継続使用すると起きること
タイヤの空気圧を確認しないまま、継続して車に乗り続けると、以下のようなことが起きるかもしれません。
1.タイヤの寿命が短くなる
タイヤの空気圧が低下している状態で走行し続けてると、路面と接しているタイヤの両端部に負担がかかり続ける状態になります。それが続くと一か所にだけ大きな負担がかかり続けるので、偏摩擦が発生し、一定の場所だけタイヤの溝が浅くなる可能性があります。
そうなるとほかの部分の溝が深い状態だったとしても、タイヤ全体の安全性が確保できないのでタイヤを買い換えなければならなくなるので要注意!タイヤが決して安価なものではないので、空気圧の確認は必須です。
2.燃費が悪くなる
タイヤの空気圧が低下していると、タイヤと路面が接する面が多くなります。面積が広がるとタイヤが回転するときに抵抗が大きくなり、車を動かすときのエネルギーも多くかかるので、燃費が悪くなります。
まだ車を購入してそこまで年数が経っていないのに燃費が悪くなってきたと感じる場合は、タイヤの空気圧の確認を行ったのはいつか思い出してみてください。
3.走っているときの安定性が保ちにくくなる
安定して車を走行させるためには、空気圧が適正なタイヤを使用することが必須です。適正な空気圧を保っているタイヤは、タイヤにたわみなどがないため、滑らかに走行できます。
しかし、タイヤの空気圧が低下している場合は、タイヤの変形などが起きやすいので、ふとしたときにハンドルを取られてしまうかもしれません。運転そのものには問題がなかったとしても、タイヤの状態がよくないことによって安全性に欠ける状態になることもあるので注意しましょう。
4.最悪の場合バーストすることも
タイヤの空気圧の低下や荷物の積みすぎによって、タイヤの空気が少なくなっている状態で高速道路などを走行した場合、タイヤが波状に変形して熱を持つ可能性があります。そのまま継続して走行することによって、最悪の場合タイヤがバーストする可能性があります。
タイヤの空気を入れられる場所
タイヤの空気圧は、下記のような場所で確認と空気の重点ができます。
- ガソリンスタンド
- ディーラー
- 車用品販売店など
最寄りのお店で、タイヤの空気圧を定期的にチェックしてもらいましょう。ガソリンスタンドなどで空気圧を確認してもらいたいときは、店員さんに「空気圧の確認をお願いします」と声をかけると確認してもらえますよ。
まとめ
タイヤの空気圧は、定期的に確認しましょう。目には見えないタイヤのたわみなどがあると、寿命を縮めたり、最悪の場合バーストすることもあるので注意してください。