伝説の家政婦・タサン志麻 “ほっくり・なめらか”『かぼちゃのポタージュ』の作り方を伝授!必ず絶品になる『プロ直伝のテク』が主婦に大好評「本当に学ぶ事が多い」「すごく分かりやすい!」の声

かぼちゃのポタージュ

冬お馴染みのスープの一種に、かぼちゃのポタージュが挙げられます。老若男女問わず非常に人気が高い一品ですが、なんとなくざらっとした仕上がりになったり、味がぼやけて仕上がることも多いですよね。そこでチェックしたいのが、伝説の家政婦・タサン志麻さんが自身のYouTubeチャンネルで発信している『かぼちゃのポタージュ』です。

身近でホッとする一品『かぼちゃのポタージュ』

冬に飲みたいスープの中でも、かぼちゃのポタージュは老若男女問わず大人気の一品です。伝説の家政婦・タサン志麻さんが自身のYouTubeチャンネルで発信している『かぼちゃのポタージュ』は、家庭にある材料を使ってワンランク上の仕上がりを目指せるレシピといえます。

『かぼちゃのポタージュ』の材料は、かぼちゃ1/4個、玉ねぎ1個、バター20g、塩コショウ適量、コンソメ1個、牛乳200cc(濃度や味の濃さは各自調整)です。

玉ねぎは、皮をむき薄くスライスします。薄くスライスしたほうが、玉ねぎの甘みを引き出しやすくなりますよ。志麻さんは玉ねぎの側面に包丁の重みを利用して細かな切り込みを入れて、玉ねぎをスライスしていました。

鍋にバターを入れ火にかけて、バターが溶けてきたら玉ねぎを入れましょう。バターがない場合は、サラダ油やオリーブオイルでもOKです。玉ねぎに塩を一つまみ入れて焦げ防止と甘みを引き出し、まずはジューっという音がしてくるまでは中火くらいの火加減で炒めます。ジューっという音がしてきたら、火を弱めてじっくりと玉ねぎを炒めて甘みを引き出します。

玉ねぎを炒めている間に、かぼちゃをカットしましょう。ワタをスプーンでくりぬき、皮をむきます。皮が気にならないのであれば、取らなくても問題ありません。たまに玉ねぎをかき混ぜて焦げ付かないよう注意し、かき混ぜたら鍋に玉ねぎを広げる形で加熱してください。

かぼちゃは縦に3~4cm幅にカットし、横に2~2.5cm幅にカット。かぼちゃを薄切りにすると仕上がりがザラッとした食感になるので、厚めに切ってほっくり煮てピュレにすると美味しく仕上がりますよ。人参を入れるときは、かぼちゃの半分の大きさを目安に切って、玉ねぎを炒めた後に鍋に入れて炒めましょう。

玉ねぎが透明になってきて水分が抜け、小さくなってきて水分でツヤッとした状態になったら、カットしたかぼちゃを鍋に入れます。かぼちゃの周りにバターがつくくらいまで混ぜてかぼちゃの煮崩れを防止。全体に油が回ったら、かぼちゃがかぶる程度の水を入れましょう。

水を入れたら強火にし、沸騰し始めの段階で野菜のアクを取り除きます。この段階でアクを取ることで、一回でアクを取り切れますよ。アクを取ったらコンソメを入れてふたをして、ポコポコ鍋の中が湧いてる程度の弱火にします。かぼちゃが柔らかくなるまで、じっくり煮ましょう。

かぼちゃが柔らかく煮えた時点で、煮汁はコンソメ色のような色合いになっているのが理想です。かぼちゃの色が出ている場合は、煮崩れているため、火が強かったり煮込み時間が長かった可能性があります。次回は火加減に注意すべきとし、調理を進めましょう。

かぼちゃが煮えて蓋を取ったとき、水分は半分くらいになっているのが理想の水分量です。多すぎる場合は、蓋を取って少し火を強めて煮詰めます。煮詰め終わったら味見をして、少し濃いくらいの塩分に仕上がっているのが理想です。

野菜が煮えたら、ミキサーやブレンダーで野菜を潰していきます。ミキサーなどがない場合は、ザルで濾して仕上げることもできます。志麻さんは今回ブレンダーを使用しました。

ブレンダーやミキサーを使用する場合、水分量が少なすぎると上手く仕上がらないことがあります。そのため志麻さんは、牛乳を100cc加えてブレンダーで野菜を攪拌しました。ブレンダーで滑らかになるまで攪拌したら、ザルで濾すとより滑らかな仕上がりになりますよ。志麻さんは濾さず、そのまま仕上げに取り掛かりました。

ここまで仕上がったら、あとは好みの状態に整えていく作業になります。志麻さんが作ったポタージュは結構ポテポテに仕上がっていたため、さらにここから100cc牛乳を足しました。ミルキーに仕上げたいときは半量~1/3を生クリームに変更し、牛乳が苦手な場合は豆乳を使っても美味しく仕上がりますよ。甘さが欲しいときは、砂糖をプラスするのもアリです。

濃度や味を決めたら、一度沸騰させて殺菌します。温かくなったスープを、お皿につぎ分けたら完成です。冷たいものが飲みたい場合は、冷ました後で牛乳などで伸ばすのがおすすめです。

身近な一品をさらに美味しく仕上げるレシピに寄せられた声

キッチンで笑顔で料理をする女性

志麻さんのポタージュレシピに、以下のような声が寄せられました。

  • 「馴染みの料理なのに「かぼちゃの切り方」や「かぼちゃに油をからませる」の意味を教えてもらえて本当に嬉しいです!」
  • 「細かい解説が大変勉強になります。プロならではの知識と技があるのでお料理教室にいるような感覚です。」
  • 「素材の扱い、火の加減、 道具、 味の好み、仕上がりまでとても丁寧な説明でワンランク上のかぼちゃのポタージュが出来そうです」
  • 「作り方にちょっとしたポイントを加えるだけで味や風味が変わるんだなぁと勉強になりました。」
  • 「かぼちゃをたくさんいただいてしまって、どうしよう?と思ってたところにタイムリーなレシピが!さっそく作ってみたら、おいしくできました」

ポイントを押さえて、美味しいポタージュを作りましょう。

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