料理人・笠原将弘”絶対に失敗しない”『和風ハンバーグ』の作り方を伝授！誰でも”ふっくら＆ジューシー”な仕上がりに…プロが教える『裏技』の数々に主婦から「目から鱗です」「美味しくてビックリ」の声

笠原流『和風ハンバーグ』

ハンバーグと言えばデミグラスソースを思い浮かべる人は多いかもしれませんが、さっぱりハンバーグが食べたいときには和風ハンバーグがおすすめ！パサつきがちなハンバーグを、肉肉しくジュージューに食べ応え十分な仕上がりにするレシピを、料理人笠原将弘さんが自身のYouTubeチャンネルで発信しています。

笠原流『和風ハンバーグ』の材料は、合いびき肉300g、玉ねぎ1/2個、サラダ油大さじ1、みりん大さじ1、塩小さじ1/2、コショウ少々、溶き卵1/2個、ケチャップ小さじ2、パン粉・牛乳各大さじ2、水大さじ3、酒大さじ3、大根おろし100gです。

『ソース』の材料は、みりん・酒・醤油・ケチャップ・粒マスタード・はちみつ各大さじ1。『簡単なつけ合わせ』の材料は、ブロッコリー1/2株、塩一つまみ、プチトマト5個、マヨネーズ大さじ2、鰹節少々を用意しましょう。

玉ねぎをみじん切りにして、お皿に乗せておきます。つけ合わせのブロッコリーを子房に分け、軸の部分の皮を厚めにむいて筋っぽい部分を取り除き、食べやすい大きさに切り分けます。プチトマトのへたを取り、半分にカット。

フライパンにサラダ油を入れて火にかけ、油をフライパン全体に引いたら玉ねぎを入れて、すぐに塩を振ります。火加減は中火です。すぐに塩を振ることで、玉ねぎが早くしんなりして旨みを引き出しやすくなりますよ。早く焦げ目をつけるために、みりんを加えます。

玉ねぎに色がついてしんなりするまで炒めたら、お皿に取り出して常温で冷ましましょう。お皿の上に広げておくと、少し早く冷めます。

お湯を沸かしてブロッコリーをサッと茹で、ザルに出しておきます。沸騰したお湯に入れて30秒くらいで取り上げると、少し硬めに茹で上がるのでおすすめ！塩を一つまみ振って味を付ければ、つけ合わせのベースが出来上がり。

玉ねぎが完全に冷めたら、ぎりぎりまで冷やしておいたひき肉を冷蔵庫から出し、ボウルに入れたら塩を振ってよく練ります。粘りが出るまで握るようにひき肉を混ぜ合わせますが、できるだけ手早く行いましょう。粘りが出たら、炒めた玉ねぎ、コショウ、溶き卵、ケチャップ、パン粉、牛乳を入れたら合いびき肉が白っぽくなるまで練ります。

全体がなじむまではこね、なじんだら指を広げて泡立て器で混ぜるようなイメージで全体を混ぜ合わせていきます。充分混ぜ合わさって粘りが出たら、ハンバーグの種を4等分にしておきましょう。

フライパンにサラダ油を引いてなじませ、少し余らせておいた油を手につけてハンバーグを丸めます。手に油を塗ると、肉が手に引っ付かずに丸められますよ。表面にひび割れがあると焼きあがったときにハンバーグが割れる原因につながるので、ひび割れができないようきれいに形成しつつ空気を抜いて、油を引いたフライパンに並べます。

全てのハンバーグをフライパンに乗せたらハンバーグの中央をややくぼませて、フライパンを火にかけます。火加減は中火です。ジューっと音がしてきたら、蓋をして2分焼きます。しっかり焼き色がついているのを確認したら、全てひっくり返して再度蓋をして2分焼きましょう。

2分蒸し焼きにしたら蓋を取り、水と酒を入れて弱火にして、再度蓋をして5分ほど蒸し焼きにします。蒸し焼きにしたら火を止めて、蓋をしたまま2分ほど余熱で火を入れます。余熱後蓋を取り、ハンバーグの中央を指で押したとき、しっかりとした弾力があったら火が通っているサインです。

ハンバーグを取り出し、フライパンを再度火にかけます。みりん、酒、醤油、ケチャップ、粒マスタード、はちみつをフライパンに入れて肉汁も含めてすべて混ぜ合わせ、少しとろみがつくまで煮詰めましょう。

つけ合わせのブロッコリーとプチトマトを併せて、マヨネーズと鰹節を混ぜ合わせます。お皿に、つけ合わせとハンバーグを乗せてソースをかけ、大根おろしを添えたら完成です。