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お肉を買う時は新鮮で良質なものを選ぶべき!
スーパーや精肉店でお肉を購入するとき、「なるべく新鮮なお肉を…」「美味しそうな良質なお肉を…」と考えながら選んでいる方が多いでしょう。
しかし、お肉の選び方を知らなければ、たくさん陳列されているお肉を見ても、どれを選べばいいのかわからず迷ってしまいますよね。
あらかじめお肉を買う時に傷んでいないか、どのようなお肉が新鮮なのかを把握しておくことで、スーパーや精肉店でも迷わず良質なお肉を選ぶことができます。
お肉を買う時に『傷んでいるか』をチェックする方法6選
では、スーパーや精肉店でお肉を選ぶとき、どのような点を確認して傷んでいないかどうかを見極めるべきなのでしょうか。
1.色がくすんでいないか
まずは陳列されているお肉の色を確認してください。新鮮なお肉は鮮やかな赤色をしていることが多く、脂身の部分もはっきりとした白色をしています。
対して、傷んでいるお肉は全体的に色がくすんでいるため、他の新鮮なお肉に比べると暗い色をしている印象を受けるでしょう。黒ずんだり茶色く変色しているお肉は、店頭に並べられることはないと思いますが、前述したように変色しているものも避けてください。
2.肉の表面からツヤ感が失われていないか
新鮮なお肉は表面に光沢感があり、ツヤツヤしている印象を受けます。しかし、時間経過とともに水分が失われていくため、このツヤ感が失われていき、傷んでいるお肉にはまったく艶感が見受けられません。
もちろん、光沢感がないからといって、必ずしも傷んでいるとは限らないので、他の傷んでいるお肉に見られる特徴を照らし合わせながら見極めてください。
3.表面のキメが粗くザラついていないか
お肉の表面のキメが細かく、見た目で美しい素材感の印象を受けるお肉は、加工されてから時間があまり経っていない新鮮なものが多いです。
対して、表面のキメが粗くなっており、全体的にザラついているお肉は時間経過とともにキメが乱れている状態なので、傷んでいる可能性が高くなります。
4.肉の表面に傷ができていないか
お肉を見比べていたときに、他のお肉よりも細かい傷が多いものは避けたほうが無難です。加工の過程でついた傷であっても、ついてしまった傷から傷みやすくなってしまい、早めに鮮度が失われている可能性があります。
また、傷がついているお肉は家に持ち帰った後も他の肉に比べて早く傷みやすい傾向にあります。保存環境や状態によっても傷み方は変わりますが、新鮮なお肉を楽しみたい方は、なるべく傷のついていないお肉を選ぶことをお勧めします。
5.ハリが失われて硬くなっていないか
厚みのあるお肉の場合、ラップ越しに少しだけ触れて弾力を確認することができます。この時、弾力やハリが失われて、他のお肉よりも硬くなっているものは劣化している可能性が高いでしょう。
新鮮なお肉は少し表面が柔らかく、弾力があります。ラップを破ったりお肉を傷つけたりしない程度に軽くぷにぷにとラップ越しに触れてみて、弾力をチェックしてみてください。
6.ドリップ(ピンク色の汁)が出ていないか
最後に、必ず確認したいポイントがドリップ(ピンク色の汁)です。
スーパーや精肉店で販売されているお肉の多くは、パックに入っています。お肉の下には白いシートが敷かれていて、この白いシートはドリップと呼ばれるお肉から漏れ出るピンク色の汁を吸水するためのものです。
しかし、ドリップは時間経過とともにお肉から漏れ出てくる液体です。もしもシートにドリップが大量に吸水されているならば、それだけ加工してから時間が経過していることを示しています。
また、傷む過程でもドリップが出てくるので、新鮮なお肉を選ぶためには、なるべくドリップが出ていないお肉を選ぶべきでしょう。
お肉を購入する際は新鮮で良質なものを選ぼう
お肉を購入する際は、今回紹介したお肉のチェック項目を参考に、あらゆるポイントを確認して総合的に最も新鮮だと思うお肉を選びましょう。新鮮なお肉を選ぶことで、お肉本来の旨味や香りを楽しめたり、家に持ち帰った後も日持ちしやすくなります。