『子どもがイタズラした時』に親が取るべき行動とは?シーンに合わせた対応例を4つ紹介

子どもがイタズラをしたとき、頭ごなしに怒っていませんか?怒りたくなる気持ちは分かりますが、怒鳴っても解決しないことが大半です。子どものイタズラの種類によって、子どもへの対応を変えましょう。そうすることで、子どもは親の話をしっかりと聞き入れやすくなります。子どもの気持ちに寄り添い、やっていいことと悪いことを教えましょう。

子どものイタズラ、頭ごなしに怒鳴るのはNGかも

怒る母親

子どものイタズラに対し、「なんでそんなことしたの!」「ダメでしょ!」と頭ごなしに怒鳴ってはいけない場面はあります。子どものイタズラに対し、親はどのような対応を取るべきなのかは、イタズラの内容によって異なるので、どのように接するべきか参考にしてみてください。

『子どもがイタズラした時』親が取るべきシーンに合わせた対応例を4つ紹介

子どものイタズラに対し、親はどう接するべきか、シーン別のまとめました。

1.人に迷惑をかけないものは、一度思い切りやらせてみる

例えば幼い子どもがティッシュペーパーをずっと引き出していた場合、誰かに多大な迷惑をかけるわけではありません。子どもの好奇心が非常に刺激されている状態で、特に誰かに迷惑をかけるわけではない場合、子どものイタズラを思い切ってやらせてあげることも重要です。

  • 子どもなりの結末がわかる
  • 一緒に後片付けをすることで、なにかやった後には後始末をしなければならないと知るきっかけになる

おもちゃを全部ひっくり返す、洗濯物を広げるなどの行動も、一度やらせて一緒に片付けることによって、ひとつの経験として蓄積されます。

2.やってはいけないイタズラの場合、なんでやったのか理由を聞く

誰かのものを取るなどのイタズラは、相手に対して迷惑をかける行為であり、軽視すべきものではありません。しかし、このイタズラを行った経緯は子どもの中にしっかりとあります。怒鳴る前に、なんでやったのかを聞いてみましょう。

  • 欲しかったから取った…相手のものを取るのはいいことか聞く
  • やってみたかったからやった…相手はどんな顔をして、どんな気持ちになっているかを聞く
  • 相手を困らせるためにやった…自分が同じことをされたらどんな気持ちになるか聞くなど

3歳以上の年齢になると、会話のキャッチボールが成立し、子どもの理解度も深くなります。いろいろなことを考えて行動しているため、まずは子どもの気持ちを聞いてみることは重要です。

3.相手の顔色をうかがいながらのイタズラは、冷静に声をかけて対処する

親やきょうだいの顔色を窺いつつイタズラしている場合、相手を試している可能性があります。この人はこれをやったらどんな反応をするのか、この人はダメでこの人は大丈夫といった具合に、相手のことを試すためイタズラをしているのです。

こういった試し行動でイタズラをしている場合は、過剰に反応してしまうと、相手が喜んでいる、やっても怒られないと思ってしまいます。あくまでも冷静に声をかけ、なぜやったのかなどを聞き取りましょう。

4.子ども自身や周囲の人の身が危なくなるイタズラは、やってはいけない理由を冷静に諭す

子ども自身や周囲の人を危険な目に遭わせるイタズラをした場合、身の危険があることを説明せねばなりません。なぜやってはいけないのかを子どもが理解できる言葉で解説し、子どもに諭してあげることで、子どもは大人の声を聞き入れやすくなりますよ。

まとめ

子どものイタズラは、多種多様です。子どもの心理などを読み、どうしてイタズラしたのかを考慮して声掛けを行いましょう。

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