詐欺電話を見極めるためのポイント4選 引っかからないための対策とは?

詐欺電話といえば、高齢者をターゲットにしたオレオレ詐欺というイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。昨今は詐欺電話の内容にもいろいろなものが出ているので、自分には関係ないと思い込んでしまうのはNG。どのような内容の詐欺電話が存在しているのかを把握し、詐欺電話に引っかからないよう注意しましょう。

相手を騙してお金を奪う詐欺電話

固定電話を使う様子

昨今の詐欺電話は、複数人のグループを組み役を決めて相手からお金を奪うという、詐欺集団の犯行が増えてきています。そのため騙されてしまう人が多く、幅広い年齢層の人が注意せねばなりません。

  • オレオレ詐欺
  • なりすましや還付金詐欺
  • 架空請求詐欺
  • 投資詐欺など

一昔前では、高齢者をターゲットの犯行というイメージが強かったかもしれませんが、現在はそうではないのです。ランダムに電話がかかってくる可能性があるので、年齢関係なく注意しておくに越したことはありません。

詐欺電話を見極めるためのポイント4選

詐欺電話を見極めるポイントは、以下のものがあります。

1.見覚えのない電話番号からの着信

見たことがない電話番号からの着信は、基本的に怪しいと思っておいた方がよいでしょう。電話番号を変えた知り合いからの着信の場合、出なければ何度もかかってきます。

電話以外にも、メールやチャットなどで電話番号を変えた旨を知らせることもできるので、安易に知らない電話番号からの着信には出ない方が無難です。

2.自分の情報を語らない

電話の相手が、自分の情報をあやふやにしたがるときは、詐欺である可能性があります。

  • 名前を聞いても名乗らない
  • 親族がらみのお金の請求なのに、肝心の親族の詳細情報を聞いたらはぐらかす
  • 質問の答えがあやふやなど

なんとなく会話がかみ合わない、こちらの質問に対しての答えがぼやけている場合は、相手の話を鵜呑みにするのは危険です。

3.すぐにお金の話をする

詐欺電話の場合、相手がすぐにお金の話をしたがります。

  • すぐお金を振り込むよう促す
  • 口座番号などのお金にまつわる情報を聞き出そうとする
  • お金以外の話になると、すぐにお金の話をしたがるなど

お金の話を信じ込ませ詐欺を行うことが、電話をかけている1番の理由であるため、お金の話だけをしたがるのです。

4.相手を急かすような文言を並べる

相手を急かし、相手が焦れば、正常な判断力を失います。正常な判断ができない状態でお金を今すぐ払ってほしいといわれたら、勢いに任せて入金してしまうことも多いです。

特に高齢者の場合、「よくわからないけど急いでいるから」という理由で、急かされるまま入金することが多いため、注意しましょう。

詐欺電話に引っかからないための対策

固定電話

詐欺電話に引っかからないためには、以下の対策を実行してみましょう。

  • 見覚えのない電話番号からの着信には出ない
  • 息子の会社の上司などのぼんやりした情報しか開示してこない場合、息子の名前や所属部署などの詳細情報を相手に答えさせる
  • 裁判所から資料が届いていないのに「訴える」「訴訟を起こす」といった文言を言ってきている…訴えられる可能性は非常に低い
  • 電話を切った後、事実確認を行う…本当に存在している会社なのか、電話で出てきた親族が本当にお金に困っているのかなど

詐欺電話は、完ぺきにシナリオを作り込むことができない可能性が高いです。あたかも事実のように語りますが、どこか必ずおかしな部分があります。

まとめ

詐欺電話は、どんな人にもかかってくる可能性があります。まずは見覚えのない電話番号からの着信には出ず、冷静に対処し、電話の内容に違和感があったら事実確認をしてくださいね。

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