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入学祝いを選ぶときは、贈る相手の学年に注目!
入学祝いを贈るとき、なんでも喜ぶと思い込んでしまうのはよくありません。現金以外のものを贈る場合、子どもの好みや両親の気持ちなどを汲んで贈るものを選ぶのがマナーです。また、子どもの年齢や学年にも注目することで、より喜んでもらえるお祝いを贈りやすくなりますよ。
子どもの学年別おすすめの贈り物
子どもの学年に応じた贈り物をして、受け取った人がより満足してもらえるよう配慮しましょう。
幼稚園や保育園入園
幼稚園や保育園の入園が決まったら、以下のようなものを贈ると喜ばれます。
- 園生活で必要な消耗品…名前が記入できるタオル・お名前スタンプ・洋服など
- 子どもが私生活でよく使用するもの…おもちゃ・絵本など
幼稚園や保育園は、心身の発達が著しい時期です。そのため、園生活で使用するものや消耗品などが非常に喜ばれます。自宅で遊ぶときのおもちゃも、有効です。お祝い金の相場は、祖父母の場合1~3万、そのほかの親族は5000円~1万円となっています。
小学校入学
小学校は6年間と最も長い義務教育期間になります。そのため、贈り物も比較的長期間使用できるものがよいでしょう。
- ランドセル
- 文房具用品などの消耗品
ランドセルは昨今”ラン活”という言葉があるように、かなり早い段階で購入する風潮があります。値段もかなり張るので、できるだけ早い段階で一緒に購入しましょう。お祝い金の相場は、祖父母の場合3~5万円で、そのほかの親族は5000円~3万円です。
中学校入学
中学校は、なにかとお金がかかります。小学校とは異なる点も多いので、親などから話を聞き、入学のお祝いになにを贈るかを見極めましょう。
- 自転車
- 部活用品
- 学校で使用する場合はタブレット端末
自転車通学の場合、学校指定の自転車がある可能性があるので、その点は注意しましょう。部活はせず学校でタブレットも使わない場合は、制服代などほかのお金がかかる部分を援助することも可能です。お祝い金の相場は、祖父母の場合1~10万円、そのほかの親族は5000円~3万円です。
高校入学
高校は、進学する学科などによってなにを贈るべきかが大きく異なります。お祝いを贈る場合は、本人や両親に話を聞いてからなににするかを決定するのが無難です。
- 電子辞書
- 専門性の高い学校に進学する場合は、必須の道具類など
高校はお弁当を持参する学校が多いので、お弁当箱でもよいかもしれません。お祝い金の相場は、祖父母の場合3~10万円、そのほかの親族は中学進学時と同じ金額です。
贈り物をするときの注意ポイント
進学の贈り物をする際の注意点は、以下のものがあります。
- 同時期に進学する親族と、金額や贈るものの差がないよう配慮する
- 子どもの話だけを聞いて、お祝いを選ばない…中学生や高校生では不要なコスメ類などを買ってしまうなど
- あまりにも大きな金額を包まない
進学には、なにかとお金がかかります。購入するものも多いので、なにが必要なのかを一度相談してなにを贈るかを決めてください。
まとめ
進学する相手のことを考えて、お祝いを贈りましょう。どうしても良いものが浮かばない場合は、現金を贈ることも可能です。