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気軽に使えるからこそ注意したい、SNSの使い方
今やSNSは、幅広い年齢層の人は使用しているツールです。非常に多くの情報が日々錯綜している場所であり、SNSでのいいねなどで自己肯定感を高めたり、今日あった嫌だった出来事のはけ口として使っている人もいるでしょう。
SNSは、良くも悪くも人の目に触れます。そのため、「知らなかった」「悪気はなかった」では許されない投稿をしてしまう恐れがあるので、十分注意すべきです。
SNSの投稿で注意すべきこと4選
SNSの投稿で注意すべきことは、以下のものがあります。
1.他人に対する誹謗中傷やわいせつな画像の投稿
昨今のSNSでは誹謗中傷に対して、非常に厳しい罰則が科せられることがあります。
- アイドルや芸能人、個人に対する脅迫や存在自体を否定するような投稿
- 個人に対する人格の否定などにより、相手を追い詰める内容の投稿
- 不特定多数の人はが閲覧する場での、不適切なわいせつ画像や動画の投稿など
昔であればそのまま逃げられた可能性があるものでも、昨今は個人で対策を練っている人も多いため、取り返しがつかない事態を招く可能性があります。悪ふざけだったとしても、相手の名誉を傷つけたり人格を否定するようなことは投稿すべきではありません。
2.肖像権や著作権の違反
難しそうだし知らなかったといえば許されると思い込むもののひとつとして、著作権や肖像権が挙げられます。
- 他人の顔やナンバープレートなど、個人が特定できる情報が記載されている画像
- 他者作成のHPや掲示板投稿内容、書籍や新聞の切り抜きなどを許可なく投稿
- テレビやDVD、芸能人やキャラクターの画像などを無断で使用する
- 音楽に関する著作物の無断仕様など
画像投稿を行う場合は、上記のことに十分注意せねばなりません。
3.守秘義務があることを漏らす
学校や会社などで他言無用とされている事柄について、SNSでその情報を漏らしてしまうのはNG。
- 他人の個人情報を掲載
- 社内の重要事項
- 取引先の情報など
守秘義務違反をすると、訴えられることも十分にあります。なんらかの憂さ晴らしをしたいと思っていても、SNSに守秘義務がある内容の投稿はすべきではありません。
4.証拠不十分な状態の情報を流す
噓やデマは、SNSに非常に多く流れています。それを丸ごと信じることもよくありませんが、証拠が不十分で根拠に乏しい情報を拡散してしまうのはよくありません。無意識のうちに、他人に迷惑をかけている可能性があります。
投稿内容によっては取り返しがつかない事態を招くことも…
投稿内容が個人や会社に対して大きな損害などを与えてしまう内容である場合は、以下のようなことが起きる可能性があります。
- 会社を退職させられる
- 学校を停学または退学になる
- 名誉棄損で訴えられる
- 情報開示請求の可能性
- 損害賠償請求を受ける可能性もあるなど
決して軽視できない事態を招く可能性が、SNSには含まれています。出来心で相手の心を踏みにじるようなことは、すべきではありません。
まとめ
SNSの投稿は、誰かを傷つけたり、自分の欲や気持ちを発散させるためにするものではありません。SNSに投稿するときは、幅広い視野を持って投稿内容を見直して投稿するよう心がけましょう。