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大阪万博 入場チケットが半分売れ残り状態 2000億円以上かけた国策が話題に
2025年4月13日に大阪市の夢洲(ゆめしま)で開幕する「大阪・関西万博」ですが、開幕を3カ月後に控えた現時点で入場チケットの販売が目標の半分にとどまっていることが分かりました。万博は約2000億円以上の国策プロジェクトとして注目されていますが、その進捗に不安の声が上がっています。
大阪・関西万博は、会期中に2300万枚のチケット販売を目指し、開幕までに1400万枚を売り切る計画を立てていました。しかし、1月8日時点での販売実績は約751万枚にとどまり、目標の約53%に過ぎません。そのほとんどが企業による購入で、個人への販売が課題となっています。
運営費の多くをチケット収入で賄う予定の万博ですが、赤字を回避するには少なくとも1840万枚の販売が必要とされています。この状況に対し、大阪府の吉村洋文知事は「赤字を出さないよう努める」とコメントしていますが、楽観視はできない状況です。
万博への期待値が下がっている背景には、展示内容が明確に伝わっていないことや、前売り券購入の手続きが煩雑であることが挙げられています。昨秋に実施された来場意向調査では、「行きたい」と答えた人が全体の24%にとどまり、昨春の調査からさらに減少しました。特に地元の京阪神圏でも7ポイント以上下がるなど、地域内での関心低下が懸念されています。
関西経済連合会の松本正義会長も「赤字になったらどうにもならない」と危機感を示しており、今後の巻き返しが注目されます。
「2000億円以上」を費やした国家的プロジェクトが赤字リスクにさらされている現状に対し、ネットでは批判や懸念の声が多く寄せられています。
この話題に寄せられたネットの声
「能登半島地震、水害の被害者救済が先だろうよ」
「赤字になったら更に国に負担って納得いかない」
「求められてなかったってことがわかったんじゃない?」
「完全に時代錯誤なイベント。税金返せ!」
「悪ふざけが過ぎるように思うんだが…」
「最初からダメだと思ってたわ!誰が責任とるんだ?」
この話題には数多くの批判的なコメントが寄せられていました。
大阪・関西万博は果たして目標を達成し、盛り上がりを見せるのでしょうか。今後の展開に注目です。