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家族の一員であるペット…亡くなったときどうすべきか
ペットは、人間よりも早く天寿を全うします。飼育している動物によって平均寿命は異なるものの、死別は避けて通ることはできません。人間同様、ペットも突然亡くなることもあれば、長く生きて寿命を迎えるものもいます。
大切なペットが亡くなったら、どのようなことをすべきなのでしょうか。
飼っているペットが亡くなったら…やるべき3つの手順
ペットが亡くなったら、以下のことをすべきです。
1.死後硬直が始まる前に手足を内側に折りこんだ形に整え、体をきれいに清める
動物も人間も、死亡後ある程度時間が経ったら死後硬直が始まります。死後硬直が始まるのは死亡後1～2時間ほど経過してからであることが多いので、その前に手足を内側に折り込んだ形に整えてあげましょう。そうすることで、ペットが無理なく棺桶に入れます。
闘病や事故などで体に汚れが付着している場合は濡れタオルなどで拭き、毛をブラッシングしてきれいな状態にしてあげてください。目や鼻、おしりから体液が漏れ出すことがあるため、入念に拭いて体を清めてあげましょう。目が開いている場合は、閉じてあげてください。
2.火葬業者に連絡し、ペットの火葬を依頼する
ペットを火葬するにあたり、仮装業者に連絡することになりますが、以下の点に気を付けましょう。
- 適性な価格で火葬を行っているか
- どれくらい時間がかかるか
- 埋葬する場所を提供しているか…ペット霊園と提携しているか
- 返骨してくれるか…おそらく一番重要
プラン内容なども比較し、悪徳業者ではない業者に依頼しましょう。価格だけを見て安価な業者を選ぶと、返骨してくれないケースがあります。手元で供養したい場合は、返骨してくれる業者を選んでください。
ペットが亡くなった後は、安置する箱などを用意します。中にはタオルを敷き、ペットも布で包んであげます。おなかと背中の部分にドライアイスを持たせることで、急激な腐敗を防げ、キレイな状態を保ったまま火葬まで運びやすくなりますよ。
3.ペットが犬の場合は、死亡届を出す
ペットが犬の場合は、犬を飼い始めたことを届け出は市区町村に死亡届を提出しなければなりません。これは犬が亡くなった後30日以内に行わねばならないことなので、忘れないようにしましょう。
後悔しない見送りをするために
大切なペットが亡くなって、後悔なく最後までお見送りをするためには、以下のことを行ってください。
- 遺体が腐敗しないよう、氷屋さんからできるだけ早く多めのドライアイスを購入する
- 死後硬直が始まる前に、体制を整えてあげる
- 体液が漏れ出さないよう、鼻と肛門に綿球などを詰めてあげる
- 返骨を希望している場合、返骨をしている業者を選ぶ
- 感謝の言葉を伝え、たくさん撫でる
お骨が手元に戻ってきたら、遺骨をアクセサリーの中に入れるサービスを利用することもできます。一番かわいい写真を遺影に選び、家の中に飾ってあげてください。
まとめ
ペットの旅立ちは、とても悲しいことです。しかし泣くばかりではなく、すべき手続きなどはしっかりと行い、キレイな状態で大切なペットをお見送りしましょう。
