お風呂で1回の追い炊きをすると、ガス代はいくらかかる?新しくお湯を張るのとどちらがお得?

皆さんはお風呂の『追い焚き』機能を活用していますか。追い焚き機能を使った場合と、新たにふろ自動でお湯を張り直した場合、どちらが光熱費を抑えられるのか気になりますよね。この記事では、追い焚き機能にかかる光熱費や他の温め方法にかかる光熱費を比較してみました!

お風呂の『追い焚き』機能とは

お風呂のお湯を沸かす時、多くの人が給湯器を活用していると思います。しかし、お湯を張ってしばらく経つと、どうしても浴槽のお湯は冷めてしまいますよね。ご家族の人数が多ければ多いほど、入る時間帯もバラバラになりがちなので、冷めてしまうことが多いでしょう。

そんなときに活躍する機能が『追い焚き』です。浴槽の中の冷めた水を取り込み、温め直してから再び浴槽へと排出してくれるため、時間が経っても温かい湯船で体を温めることができます。

お風呂で追い焚きするとガス代はどのくらい?料金比較も調査

冷めたお湯を再び温め直してくれる追い焚き機能。しかし、どのくらい光熱費がかかっているのか気になりますよね。

冷めたお風呂で追い焚きすると1回約65.8円のガス代に

一度冷めてしまったお風呂のお湯を追い焚き機能で温め直した場合、1回の追い焚きにかかるガス代は約65.8円だと調査結果が公表されています。この数字を安いと捉えるか高いと捉えるかは、人によって異なるでしょう。

もしも毎日追い焚き機能を活用した場合は、30日で約1,974円かかることになります。お風呂にかかるガス代を節約したいのであれば、まずは入浴するタイミングを家族で話し合い、同じ時間帯に入ることが最善です。

蛇口から出して新しくお湯を張る場合のガス代

追い焚き機能を使うのではなく、蛇口からお湯を出して新しくお湯を張った場合、どのくらいのガス代がかかるのでしょうか。結論から言ってしまうと、1回につき約84円かかるため、追い焚きよりも約20円ほどガス代が高くなります。

また、ガスだけでなく水道代や電気代も合算して料金を比較すると、追い焚き機能を活用した場合よりも蛇口から出して新しくお湯を張った場合の方が約45円ほど高くなることが判明しています。

ふろ自動で新しくお湯を張った場合のガス代は?

蛇口からお湯を出すのではなく、給湯器の『ふろ自動』機能を使って新しくお湯を張った場合は、どのくらいのガス代がかかるのか気になりますよね。この場合も1回につき約81.3円かかるため、蛇口で出すよりは安く済みますが、追い焚き機能よりは高い結果となりました。

また、この場合も水道代や電気代を合算して比較すると、追い焚き機能より約44円ほど高くなってしまうため、お風呂に張ったお湯を温める場合は、追い焚き機能を使う方法が最も安く済むでしょう。

他の温め方より『追い焚き』活用がメリット多数

ここまでに紹介したように、他の温め方と比べて追い焚き機能はガス代が安く、さらに水道代がかからないため、お湯を温めるためにかかる光熱費を安く抑えることが可能です。

また、新たにお湯を張るよりも早く入浴できるというメリットもあるので、新たにお湯を張る際は『ふろ自動』を活用し、温め直す場合は『追い焚き』を使うなど、上手に使い分けしましょう。

お風呂の追い焚き機能を使う場合は定期的に清掃を

追い焚き機能を頻繁に使う場合は、1つだけ注意点があります。それは、追い焚きする際にお湯を排出する給水口を定期的に清掃することです。

また、内部が汚れてしまうと、汚れが一緒に排出されてしまい、衛生的に問題が生じます。したがって、風呂釜洗浄剤などを使って定期的に内部を掃除してください。特に入浴剤を使う頻度の高いご家庭では、しっかり内部洗浄を行いましょう。

冬場は追い焚き機能を活用してお風呂で体を温めよう

いかがでしたか。冬場は入浴して体を温めるという人も増えるので、冷めてしまったお湯を再び温め直す場合は、最も光熱費が安く済む『追い焚き』機能を活用することをおすすめします。必ず定期的に内部を洗浄し、安心できる状態で使ってくださいね。

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