幸福度が下がってしまう『5つのタブー』とは?幸せに生きるために必要な考え方

なんだか毎日憂鬱な気分が続いている…そんな人は、もしかすると自分を不幸にしてしまう習慣が身についているのかもしれません。この記事では、幸福度が下がってしまうタブーや幸せに生きるために必要な考え方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

日々の考え方や捉え方が自分を不幸に導いていることも

「憂鬱な気分になると引きずってしまう」「ストレスを溜め込みすぎて心がつらい」と長年感じている人は、無意識に身についてしまった考え方や物事の捉え方で自分を不幸へと導いてしまっている可能性があります。

周りに常に楽しそうな様子を見せている人はいませんか。羨ましくなるような明るさを持つ人たちは、自分を理解した上で、自分に必要な物事の考え方や捉え方を身につけ、自分に合ったライフスタイルを送っていることが多いです。

自分を見つめ直し、自分に合った暮らしや考え方を見つけることで、人生をより豊かに、楽に送ることができますよ。

幸福度が下がってしまう『5つのタブー』

無意識にタブーな考え方や捉え方、過ごし方が習慣化してしまっていると、気づかぬ間に自分で自分に負担を強いてしまいます。ここでは幸福度が下がってしまうタブーを見ていきましょう。

1.自分の悪い部分や不出来な部分ばかり見る

自己肯定感の低い人によく見られがちなタブーに、自分の悪い部分や不出来な部分ばかりを見てしまい、自分で自分を落ち込ませてしまう行為が挙げられます。

人は誰しも得意不得意があり、時には失敗することは当然です。こうした経験を経て、人間は成長し、自分を知ることにつながります。

しかし、自分の悪い部分や不出来な部分ばかりを見て、自分を過剰に責めてしまうと、より自己肯定感が下がってしまい、自分に自信が持てず鬱々とした気分が増幅してしまう原因になるのです。

自分を省みて悪い部分を正すことは大切ですが、同時に自分の良い部分も認めてあげましょう。

2.自分と他人を比べて悲観・嫉妬する

ネットが普及しSNS時代とまで言われるようになった昨今では、ついネットを開いて自分と他人を比べがちです。中には、まったく見ず知らずの人の意見や姿を見て、現在の自分と比較して落ち込んでしまう人も多いでしょう。

しかし、自分と他人はまったく違います。職業や性別、年齢、育ってきた環境、築いてきた人間関係も違えば、考え方や価値観、生活スタイル、嗜好なども大きく異なります。

そんな大半の部分が違う人と自分を比べても、どこかしら優ったり劣ったりするのは当たり前です。他人と比べて落ち込んでばかりいる人は、まず自分と向き合い、本当に自分に必要な考え方や暮らしを見つめ直しましょう。

3.周りを気にして”自分”を抑え込んでしまう

日本人に多く見られがちと言われている特徴に、周りを気にしすぎてしまうという傾向が見られます。特に、SNSが普及したことによって、さまざまな人の意見を見聞きするようになり、余計に周りの視線が気になるようになったという声も少なくありません。

しかし、周りを気にして自分を抑え込みすぎてしまうと、本来の自分を見失ってしまい、気づかぬ間に自分を追い込んでしまう恐れがあります。

それが正体不明の憂鬱感やストレスに繋がるため、周りの目を気にするのではなく、自分を主軸として考えて、自分に必要なことや好きなことに目を向けるようにしましょう。

4.自分に合わない人間関係の築き方を無理に続ける

人間関係の築き方は人それぞれです。多くの人と賑やかに過ごすことが好きな人もいれば、2〜3人の少人数でのんびり落ち着いた雰囲気で過ごすことを好む人もいます。

また、会話の中で出る話題1つをとっても「この人は気難しい話ばかりで疲れるな」「悪口やネガティブな発言ばかりで憂鬱な気分になる」と感じることもあるでしょう。

このように自分に合わない人間関係を無理に築いたり続けていたりすると、気を使いすぎてしまい心が疲弊してしまいます。無理をしなければ関係が続けられない人とは、挨拶程度の関係に止め、適度に距離を置くことも大切です。

5.ダラダラと目標を持たずに過ごす

何も考えずのんびりと過ごす時間は大切です。しかし、常に目標を持たずにダラダラと過ごしていると、心のどこかで「自分はこれでいいのだろうか」「怠けている気がして自己嫌悪を感じる」といったネガティブな感情に引きずられやすくなります。

目標と聞くと、大きなゴールを達成しなければならないと思いがちですが、実際は、日々の暮らしの中に落ちている小さなタスクも目標になり得ます。

何も考えずに過ごすのではなく、日々「今日はこれを片付けよう」「前から気になっていたこれをやってみよう」など、小さなタスクややりたいことリストを作り、それらを意識して行動するだけでもポジティブな気持ちになれたり達成感を覚えたり、時には自分を知ることにもつながります。

自分らしく幸せに生きるために持つべき考え方とは

幸福度が高い人たちは、共通して自分を理解し、自分に合ったライフスタイルを送っています。そのためには、幸福度を上げる考え方や習慣を身につけ、自分がより楽しい気分でいられる環境や暮らしを整えることが近道です。

  • 小さな目標を立てながら過ごし、達成感を得る
  • 「失敗したことや不安を長々と引きずっても意味がない」と割り切る
  • 他人と自分は違うことを理解し、自分に必要な言葉や情報を取捨選択する
  • ストレスを感じる人間関係を無理に続けず、距離を置くことを覚える
  • 自分のできたことや良い部分、嬉しかったことなどを振り返る習慣をつける
  • 心から信頼できる大好きな友人や家族との時間を作る

自分を不幸にしてしまう人は、自分に枷や負担を強いてしまいがちです。特に日本人は自分にも他人にも厳しい人が多い傾向にあるため、意識的に自分や他人の良い部分を見つけるよう意識してみたり、ポジティブな気分になれるような習慣を取り入れてみましょう。

「苦手だ」「嫌だ」と思うことを無理に克服しようとするのではなく、そんな自分自身をも受け入れ、より楽に、自然体に過ごすためには、どのような考え方や習慣を持つべきなのか考えてみてください。

己を幸せにするのは自分自身!幸福度が高まる習慣を身につけて

いかがでしたか。自分を幸せにするのも不幸にするのも、結局は自分の考え方や習慣が大きな影響を与えていることが多く見受けられます。ぜひ今回紹介したタブーを見直し、幸福度が高まる習慣を身につけましょう。

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