洗濯機で洗い終わった洗濯物、何分くらいなら放置しても大丈夫?すぐに干すべき理由も

洗い終わった洗濯物を、ついうっかり洗濯機の中に入れっぱなしにしてしまったことは、誰にでもあるものです。洗濯物を洗い直すかどうか悩むところですが、基本的に洗濯機内に衣類を放置するのはNG。なぜNGなのか、その理由をまとめました。雑菌が繁殖してニオイが出てしまった洗濯物を、どうすべきかという点も紹介しています。

洗濯機で洗い終わった洗濯物、何分くらいなら放置しても大丈夫?

洗濯機のスイッチを押したら、ほかの家事や作業に追われてしまい、気づいたら洗濯終了からかなり時間が経過していた!こういった場合、季節に応じて放置限界時間が異なるので注意しましょう。

  • 夏…約1時間
  • 冬…約2時間

上記の時間以上の時間が経過しているのであれば、洗濯物からなんらかの異変が発生しているかもしれません。

洗濯機で洗った洗濯物を、すぐに干すべき理由

洗濯機で洗った洗濯物をすぐ干すべき理由は、以下の通りです。

1.洗濯物から嫌なニオイがする

洗濯物を洗濯機の中に放置すると、生乾き臭などの嫌なニオイが発生しやすくなります。これは、洗濯物を放置した結果雑菌が繁殖したためです。

  • モラクセラ菌の繁殖
  • カビの発生
  • 雑菌の繁殖など

上記のものは、洗濯物に付着している皮脂や髪の毛汚れ、洗剤の洗い残しやすい分などを養分にしいて繁殖します。水と温かい温度があれば、餌を食べて爆発的に繁殖する恐れがあるので要注意!洗った洗濯物でも洗い残しなどが付着している可能性が高いので、キレイになったと思い込んで洗った衣類を放置するのはよくありません。

2.洗濯物にしわがつく

洗濯物を放置すると、洋服にしわがついてしまいます。洗いじわは出来上がった洗濯物を干すときに生地を伸ばしてある程度取ることができ、洗濯物をハンガーなどに吊るすことでさらにしわが伸びやすくなります。

洗濯時濡れた洗濯物に深いしわができて、それを長時間放置すると、洋服にしわができてしまって取れなくなりやすいです。深いしわができたものをハンガーに吊るして干しても、しわが完全に伸びきれず、しわしわの状態で乾いてしまいます。

3.洗濯槽にカビが発生しやすくなる

洗濯物には、皮脂やせっけんカスなどが付着していると前述しました。そのため、長時間放置すると洗濯物に発生した細菌類が洗濯槽の裏側でも発生し、カビなどが繁殖してしまう恐れがあります。

4.洗い直しの手間が発生する

洗濯物から嫌なニオイがしている場合、そのまま外干ししても雑菌が死滅することはないので衣類にニオイが残ってしまいます。そのため、嫌なニオイがしている洗濯物は、洗い直さねばならない可能性が高いです。

洗い直しとなると、手間だけでなく水道代や電気代も余分にかかってしまうので要注意!

洗濯物を取り出し忘れたときは、どうすべき?

洗濯物が入ったままの洗濯機と洗濯かご

洗濯物を取り出すのを忘れたとき、まずはニオイの確認をしましょう。前述した時間内であっても、条件さえ合えば雑菌は繁殖します。そのため、嫌なニオイがしているときは洗い直すのが無難です。

ニオイ汚れを乾燥機の温風で飛ばそうとする人もいますが、乾燥機にかけてもニオイが残ることが多いです。そのため、ニオイが出ている場合は洗い直すのが無難といえます。

まとめ

洗濯物を洗濯機の中に残してしまった場合、まずは今の季節と放置時間をチェック!ニオイを確認し、洗濯物を干すべきか洗い直すべきかを見極めてください。

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