『年賀状じまい』をするメリットとデメリットとは?最後の年賀状にはどんな文章を書くべき?

年賀状じまいをすると、メリットとデメリットが発生します。現代人は忙しいため、年賀状じまいをする人は増加傾向です。年賀状じまいをすると、具体的にどのようなメリットとデメリットがあるのかをまとめました。自分の年齢やライフスタイルなどを振り返り、年賀状じまいすべきかを見極めましょう。

近年年賀状じまいをする人が増加傾向

近年、年賀状じまいをする人が増加しています。

  • 年賀状を書く時間がない
  • 年賀はがきの値段高騰
  • 高齢化に伴い、年賀状を書く人口の減少
  • SNSやアプリなどの普及など

物の値段が高くなっており、年賀状もその影響を受けている対象です。SNSを活用すれば、お金がかからずすぐにやり取りができるため、手書きの年賀状からSNSでのご挨拶に変更している人が増えています。

年賀状じまいをするメリットとデメリット

年賀状じまいをするメリットとデメリットは、以下の通りです。

メリット

年賀状じまいをするメリットは、以下のようになります。

  • 義理やなんとなく続けている交友関係にケリをつけ、より深く関わりたい人との関係を深めやすくなる
  • 年賀状にかかる時間と経費をカットできる
  • 新年のご挨拶が気軽かつスムーズに行える

年賀状は、書く枚数が増えるほど経費と時間がかかります。はがきの購入代金だけでなく、手書きの場合はボールペンや筆ペンの購入代、スタンプやシール代、印刷する場合はインク代など、つい出費がかさみがち。手書きの場合は時間もかかるので、仕事をしている人の場合どうしても手が回りません。

年賀じまいをすることで上記のような諸経費をカットできるだけでなく、時間にゆとりができるので、その分ほかのことができます。また、年賀状だけのつながりだった人との関係を見直したり整理することで、今後もかかわりを持ちたい人かそうでない人かを見極める材料にもなりますよ。

デメリット

年賀状じまいをするデメリットは、以下のものがあります。

  • 再度年賀状を送るのが気まずく、連絡が取りにくいと感じる人が出る可能性がある
  • 嫌われたと勘違いして、相手と険悪な雰囲気になってしまうことがある

年賀状じまいをすると、年賀状だけのやり取りでつながっていた人との縁が切れる可能性があります。相手は年賀状のやり取りをするため仲良しだと思っていた場合は、やり取りができなくなるため悲しい思いをしてしまうかも…。

また、「自分とやり取りしたくないから、年賀状じまいと言い訳をしているのかも」と勘違いをする人も、中にはいます。

最後の年賀状に書くべき文章とは

年賀状を書く女性

年賀状じまいをするときにそれうべき文章は、以下の添えましょう。

  • 丁寧な年始のご挨拶
  • 今年で年賀状じまいをする旨を、わかりやすく伝える…相手との関係を断ちたいわけではないことを、しっかりと明記しておくことが重要
  • 相手との交友関係は継続したい旨を書く…印刷して多くの人に送る場合は、「皆様」「あなた様」とのやり取りの継続を望んでいると明記するとよい
  • SNSやメールを活用したやり取りなどを提案する

年賀状じまいを相手への絶縁宣言にしてしまわないためにも、これからも関係の継続や年賀状以外でのやり取りの方法などをしっかりと明記しておくことが重要です。また、年始のご挨拶の前に年賀状じまいの旨を明記するのはNG。マナー違反です。

まとめ

年賀状じまいには、メリットとデメリットがあります。自分のライフスタイルや年齢、健康状態などを考慮して、年賀状じまいをするか見極めましょう。

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