雪かきをする時に絶対してはいけない『6つのタブー』…知らなかったでは済まないことも?必ず意識すべきポイント

雪かき

雪かきをするとき、早く終わらせてしまいたいという気持ちが先行して作業に当たると、やってはいけない行動を取ってしまうかもしれません。周囲の人に迷惑をかけるだけでなく、自分の身も危険にさらしてしまう可能性があります。安全に除雪作業を行うためにも、タブーとされていることは把握しておきましょう。

雪かき作業、甘く見るのは危険!

雪かき

雪かき作業は、豪雪地域では積雪時期の必須作業といえます。雪の降り方や積雪の仕方によっては、頻繁に作業を行う人もいるでしょう。冬の日常の一コマと思うかもしれませんが、雪かきをするときに注意すべきタブー行為があるので把握しておきましょう。

雪かきをする時に絶対してはいけない『6つのタブー』

頭上から雪が落ちてくる様子 雪かき

雪かきをするときにすべきではないタブーは、以下のものがあります。

1.捨ててはいけない場所に雪を捨てる

雪かきで出た雪を捨ててはいけない場所とは、以下の場所が当てはまります。

  • 道路や歩道
  • 排水口など下水が通っている場所

上記の場所に雪を捨てると、懲役刑や罰則金の支払いを科せられることがあります。そのため、指定された場所に雪をしてなければなりません。また、近隣住民の敷地内に雪を捨てることもNG。迷惑行為に当たる可能性が非常に高いといえます。

2.一人で雪かきをする

一人で雪かきをすると、万が一の事態のとき助けてくれる人がいません。

  • 転倒
  • 屋根からの落雪に巻き込まれたとき
  • 雪を持ち上げた瞬間に起きたぎっくり腰など

一人で作業するほうが気楽と思うかもしれませんが、雪かきをするときは複数人で作業するほうが早く終わり、身の安全も確保しやすいです。

3.大量の雪を持ち上げようとする

雪かき作業を早く終わらせたいという気持ちが先行し、一度に大量の雪を持ち上げようとするのはNG。先ほども紹介したように、ぎっくり腰など思いもよらないけがをする恐れがあります。完治まで時間がかかるけがをしてしまうと、その間積もった雪を除雪できない事態を招くかも…!

4.固定せず梯子に上る

屋根などの高所で除雪作業をすることもあるでしょう。高所に上るためには、梯子を使いますよね。雪に梯子を刺し、特に固定などをせず梯子を上って作業するのは危険です。梯子は不安定なものなので、しっかりと固定しておかねば、ぐらついて転倒し、使用している人が落下する恐れがあります。

5.安全装備をせずに作業に取り組む

安全装備とは、以下のものが当てはまります。

  • ヘルメット
  • 長靴
  • 安全帯
  • 命綱

ほんの少しだけと思い上記のものを身に着けずに作業をすると、転倒や落下によって大けがを負う可能性があります。

6.携帯電話を持たずに作業する

スマホを持って作業すると、落として壊してしまうかもしれないと思い、スマホを持たずに雪かきをすることもあるでしょう。しかし、携帯電話を持たずに作業していると、万が一の事態が起きたときに誰にも連絡できず身動きが取れないままになってしまいます。雪かきはなにが起きるかわからないので、なにかあったときのために携帯電話は必ず所持して作業に当たりましょう。

雪かきをする際、必ず意識すべきポイント

雪かきをする様子

雪かきをするときに必ず意識すべき点は、以下のものがあります。

  • 雪を捨ててよい場所を、事前に確認しておく
  • 複数人で雪かきに取り組む
  • 使用するスコップなどの用具に不備がないか確認する
  • 安全装備を整えておく
  • 携帯電話を所持する
  • 梯子は固定して使用する
  • 無理をしない

雪による転倒などで、除雪作業中毎年多くの人がけがなど負っています。中には骨折などの大きなけがを負う人もいるので、決して無理はしないようにしてください。

まとめ

雪かきをするときにやってはいけないタブーを正しく把握し、安全に作業を行いましょう。正しい方法で除雪を行い、積雪のシーズンを乗り切ってくださいね。

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