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年末年始は交通事故が多発しやすい
年末年始はなんとなくせわしない雰囲気があり、交通事故の発生件数も増えやすい傾向があります。普段運転しない人が運転する機会が多い時期でもあるので、年末年始に事故が発生する原因を正しく把握して安全第一で運転しましょう。
年末年始に『交通事故』が多くなる5つの原因
年末年始に交通事故が多く発生する原因は、以下のものがあります。
1.イベントが多く車が多いため
年末年始はイベントが多いため、車を走らせる回数が自然と多くなりやすいです。
- 帰省
- 買い出し
- 大掃除のごみ処理
- 初詣
- 旅行など
家族単位で動くことが多く、車だけでなく公共交通機関も非常に混雑します。車が稼働する回数や台数が増えると、自然と渋滞なども発生しやすく事故の発生確率も上がります。
2.やらなければならないことが多く、気持ちが焦っているため
年末年始は前述通り外出する回数が増えると同時に、やらねばならないことも多いです。
- 年末年始休業に向け、仕事を詰め込んで終わらせる期間が来る
- 大掃除などの家事に追われる
- 年末年始の食材、正月飾り購入
- 家族の帰省時の送迎など
上記のようなときは、気持ちが焦りやすくなります。また、道路も混むので、通常の移動にも時間がかかります。そのため気持ちが焦り、事故が起きやすくなるのです。
3.普段運転しない人が、車を運転することが増えるため
年末年始の休暇になると、普段公共交通機関を利用している人でも、家族と車で移動することが増えます。車の運転に慣れていな人が年末年始運転することで、下記のようなことが起きやすいです。
- 法定速度よりも遅い速度で走行
- 道を間違えてしまい、ヨロヨロ走行になりがち
- 妙なタイミングでブレーキを踏んだり、カーブのとき遅すぎて後続車に迷惑をかけるなど
普段運転しない人は、車の運転に自信が持てないことが多いです。そのため車の流れに乗った走行ができず、自然と渋滞が発生しやすくなります。その結果イライラする人が増え、事故が起きやすくなるのです。
4.日照時間が短く、暗くなるのが早い
12月は、日照時間が短く、全国的に日が沈む時間が早い傾向があります。夕方に差し掛かる前の時間帯でも暗くなることが多く、場所によっては雪などで視界が悪くなることも少なくありません。視界が不透明な状態になると、自然と事故が発生しやすくなります。
5.気温が引くく、路面凍結しやすい
12月は冬真っただ中なので、朝晩の気温がグッと冷え込みます。そのため、豪雪地域でなくても朝方や日が沈んだ後は路面が凍結しやすく、タイヤが滑って事故が起きやすい傾向です。路面凍結注意の看板が出ている場所では、特に気温が下がる時期には運転時注意すべきです。
事故発生を未然に防ぐために意識すべき行動
交通事故を未然に防ぐ方法として、以下の対策を実践するのがおすすめです。
- 早め出発を心がける
- 家を出る前にカーナビを設定し、道のりを地図で確認する
- こまめに休憩をとる
- 凍結する可能性がある時間帯は、できるだけ運転を避ける
- 運転しなれない場所を、無理に運転しない
- 法定速度などの運転するときに守るべきルールを、正しく把握しておくなど
交通事故は、運転しなれている人でも起こします。年末年始は気持ちが焦りやすいので、早め早めの行動を心がけましょう。
まとめ
年末年始は、事故が多く発生しやすい時期です。気持ちが焦るだけでなく運転しなれていない人も運転する機会がある時期なので、それを見越した行動を心がけましょう。