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カルロス・ゴーン 日産は二流企業になると語り話題に
日産自動車の元会長カルロス・ゴーン氏が、日産とホンダの経営統合について厳しい見方を示。「日産は二流の会社になる」と断言し注目を集めています。
ゴーン氏は日産の現状について「1999年より前に戻っただけ」と指摘。企業価値が75%も失われ、時価総額が4兆円から1.2兆円台まで減少したことに触れ、現経営陣には「ビジョンも業務効率に向けた知識もない」と厳しい評価を下しました。
ホンダとの統合交渉については「やけくそな動き」と表現。両社は同じ市場で類似したブランドと製品を展開しており、シナジー効果を見出すのは困難だと述べています。また「対等なパートナーシップとはならない」とし、日産側が従属的な立場に置かれる可能性を示唆しました。
特に電気自動車(EV)戦略については「自分たちの強みを活かせていない」と指摘。かつて世界初の量産型EV「リーフ」で先行していた優位性を失い、中国メーカーやテスラに後れを取っている現状を批判しました。
なお、台湾の鴻海(フォックスコン)精密工業による日産への投資の可能性についても言及。「誰が経営権を握ることになっても、日産は相手の意思に従うことになるだろう」と述べ、日産の自立性が失われる可能性を警告しています。
この話題に寄せられたネットの声
「どう考えてもホンダが日産と統合するメリットがない」
「多分、ホンダは足を引っ張っられるだけだと思う」
「ゴーンのいうように、日産が、今の環境でEVだけでいけたかどうかは疑わしい」
「お前がいた頃の負の遺産の影響もあるだろ」
「大量リストラによる見かけだけの業績回復の人に言われても」
「あなたがそれを言う?って思うんだが」
この話題には数多くの批判的なコメントが寄せられていました。
これらの発言に対し、日産側からの正式なコメントは現時点では出ていません。今後の展開が注目されます。