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知らない間に『エアコン』に虫が住み着いている可能性も…
久しぶりにエアコンをつけたら、部屋の中に小さな虫が飛び回っていることが増えた…という事象に心当たりはありませんか。もしかすると、エアコンの中に虫が住み着いてしまっているのかも……。
- チャタテムシ
- ゴキブリ
主にエアコンの中に住み着きやすい虫は、以上の2種類です。エアコンの中は電気熱により温度が高く、なおかつ放置していると湿気で湿っている状態であることも多いため、虫たちにとっては好条件だからです。
エアコンに虫が侵入する原因は？
エアコンに虫が侵入してしまう原因として、以下の4つの侵入経路が考えられます。
- ドレンホースからの侵入
- エアコンと室外機を繋ぐ配管からの侵入
- 壁の開口部からの侵入
- 未使用期間に内部で繁殖している
ゴキブリやチャタテムシは、ほんの僅かな隙間でも入り込むことができるため、私たちが見逃している隙間から入り込み、住処としてしまうのです。
また、使用していない期間に内部に侵入されてしまうと、エアコンの中で繁殖してしまう恐れもあるので注意しましょう。
エアコンに虫が住み着いているか見極める方法
エアコンに虫が住み着いているかどうか、直接カバーを開けて確かめることもできますが、勇気がなかったり、あるいは奥に住み着いている場合は目視で確認できないこともあります。では、どのように見極めるのでしょうか。
エアコンを稼働させると虫が出てくる
エアコンを稼働させると小さな虫が出てくるようになった場合は、エアコンの中に住み着いているため、エアコンを稼働させたことで風といっしょに部屋へと送り出されている可能性が考えられます。
この場合、チャタテムシの可能性が非常に高いので、内部までしっかり害虫駆除する必要があります。
エアコンから「カサカサ」「ブーン」などの音が聞こえる
エアコンから時折、「カサカサ」「ブーン」など、何かが動くような物音や羽音のような奇怪な音が聞こえてくることはありませんか。これは、エアコンの中に虫が住み着いている可能性が高いでしょう。
エアコンの中にチャタテムシやゴキブリが住み着いているため、その中で動き回るたびに音が聞こえているのです。燻煙剤で駆除したり、業者を呼んで駆除してもらいましょう。
エアコンから正常に風が送り込まれない
エアコンを稼働させてもなかなか部屋が冷えなかったり温まらない場合は、正常に風が送り込まれていない可能性が高いでしょう。
その原因として、主にフィルターが汚れていたり、内部に埃が詰まっているなどの理由が最も可能性として考えられますが、中に虫が住み着いている場合も、送風の邪魔をしている可能性が僅かながら考えられます。
エアコンに虫を住み着かせないための対策
エアコンに虫が住み着かないようにするためには、どのような対策が効果的なのでしょうか。
1〜2年に一度は業者に内部クリーニングを依頼する
まずは1〜2年に一度を目安に、エアコンの内部をプロのクリーニング業者に依頼して掃除してもらいましょう。
普段のお手入れでは手が届かない場所もきれいに清浄してもらえますし、中に虫が発生している場合は、そちらも駆除してもらうことが可能です。
虫がいる可能性が高く、自分で駆除する勇気がない人も、業者に依頼することで内部を綺麗に清掃してもらえるので、ぜひ検討してみてください。
そのほかにやっておきたい対策は？
そのほかにも虫がエアコンの中に住み着かないようにするために、以下の対策を実践しましょう。
- ドレンホースを地面から離してキャップを取り付け侵入を防ぐ
- 壁の開口部分の隙間を専用パテなどで塞ぐ
- エアコンの近くで燻煙剤を使う
- フィルターや内部は定期的に掃除する
- 未使用期間も定期的に送風運転して内部を乾燥させる
まずは虫が侵入しないように隙間を塞ぐことが最優先です。少しでも隙間があると侵入されてしまうので、必ずドレンホースや壁の開口部を塞いでおきましょう。
また、エアコンの中に虫が繁殖している可能性が高い場合は、燻煙剤を近くで焚くことでエアコンの中まで殺虫することが可能です。その場合は、部屋を閉め切り、指定の時間が経過したら換気することを忘れずに！
エアコン内部に虫が住み着かないよう対策をして
エアコン内部に虫が住み着く事例は珍しくありません。住み着いて繁殖されてしまうと、家の中で頻繁に虫を見かけるようになってしまうので、非常に厄介です。今回紹介したように、エアコン内部に虫が住み着かないような対策を実践しましょう。
