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ゴキブリを家で見かけると100匹いるって本当?
昔から、ゴキブリを家の中で見かけたら、屋内にゴキブリが100匹いるといわれています。その噂はあながち間違っておらず、ゴキブリを1匹発見すると家の中でかなりの数が繁殖している可能性があります。どうしてゴキブリは、1匹見つけると100匹いるといわれているのでしょうか。
ゴキブリを1匹見かけたら100匹いるといわれる理由
ゴキブリを1匹見つかると100匹いるといわれている理由は、以下の通りです。
ゴキブリの生命力が強いため
ゴキブリは叩いても踏んでも死なず、殺虫剤でも息絶えないことがないことが多々あります。弱ったものを放置すると、復活してしまうのです。非常に強い生命力を持っているので、処理しないまま放置するのは厳禁!
完全に息の根を止めなければ、復活して家の中で繁殖してしまいます。屋内はゴキブリが住みやすく環境が整っているので、少しでも息があると放置した結果復活することが多いです。
ゴキブリの繁殖力が強いため
ゴキブリは、非常に繁殖力が高い生き物です。
- 孵化後、約2か月で産卵できるほど成長スピードが速い種類がいる
- 一回の産卵で30~40個の卵を産み、生涯で120~240個の卵を産むとされている
卵も簡単にはつぶれないような構造になっており、卵を持っているメスが死んだとしても卵だけ生き残って孵化し、繁殖できるまで成長することも少なくありません。
家に侵入したのがオス1匹であれば繁殖の可能性が低いですが、卵を持ったメスだった場合、卵が孵化して育てば完全にオスとメスが入り混じって繁殖できる環境が整うので、爆発的に数が増える可能性があります。
寒さに強い種類も
ゴキブリは寒さに弱いという特性を持っているのを知っている人は非常に多くいますが、ゴキブリの中には寒さへの耐性を持っているものがいます。日本固有のゴキブリは寒さに強く、真冬でもそれなりに活動できるとされているのです。
また、室内は屋外よりも温かいため、一旦家の中に入ってしまうと寒さで死ぬ確率は非常に低くなります。それだけでなく、人間が生活している場所には食べ物も豊富に含まれているので、たとえ弱っていたとしても栄養価の高いものを食べて復活する可能性が高いでしょう。
ゴキブリを駆除する方法
ゴキブリを完全に駆除したい場合は、素人では難しいといえます。というのも、前述通り1匹ゴキブリがいると100匹近く家のどこかにゴキブリが潜んでいる可能性が高いからです。家の中をすべて調べ上げしらみつぶしにゴキブリを駆除しても、どこかに卵が残っているとまた繁殖します。
完全に家の中のゴキブリを駆除したい場合は、専門業者にゴキブリの駆除を依頼するのが得策です。お金はかかりますが、確実にゴキブリを除去可能です。
まとめ
ゴキブリは、1匹家の中にいると100匹ほどに繁殖している可能性が否めません。繁殖力が高い生き物なので、できる限り家の中に入れないよう心がけましょう。