目次
不倫に関する話題を見聞きする機会が増加傾向に
近年、映画やドラマなどで不倫に関する話が登場する機会も多く、SNSには不倫している人、された人の投稿がたくさん散見されるなど、不倫している人が増加しているような印象を受けます。
これは「不倫」というプライベートな内容がSNS普及に伴い、多くの人の目に見えるようになったことで、人々の関心を集め、さらにメディアでも取り上げられる頻度が増加し、このような印象を与えていると考えられるでしょう。
したがって、最近になって不倫が増加しているというよりは、不倫が多くの人の目に留まるようになったというほうが正しいかもしれません。
ただし、マッチングアプリや女性の社会進出など、出会いの場が昔よりも格段に増えていることも事実です。意外と身近な不倫話、自分のパートナーは絶対に不倫なんかしないとは言い切れない時代になっています。
『不倫をしてしまう人』の心理5選
不倫をする人たちは、どのような心理で不倫に走ってしまうのでしょうか。ここでは不倫をしてしまう人によく見られる心理をご紹介します。
1.そもそも不倫に罪悪感がない
不倫をしている人たちは、そもそも不倫していることに罪悪感を持たないことが多いです。その理由として、不倫する人たちは、日頃から自分の責任を他人に責任転嫁する傾向が見られるからです。
実際に責任転嫁するのではなく、心の中では「自分は悪くない」「あの人が〜だから、こうなってしまったんだ」と自分のことを棚に上げて他人を責めている傾向があります。
したがって、自分が不貞行為に走っていることも「仕方のないこと」「パートナーが自分に構ってくれないから」など、パートナーや自分の周りの環境のせいにする傾向が見られるのです。
2.寂しさや孤独感を覚えている
不倫してしまう人の多くは、寂しさや孤独感を感じています。寂しさや孤独感を覚える種類はそれぞれ異なりますが、家庭で居場所がなかったり、パートナーに求められていると感じられないなど、家庭環境に不満を持っている人がほとんどです。
自分がパートナーや家族から求められていない、構ってもらえないという寂しさや孤独感を覚えてしまい、その寂しさを埋めてもらおうと不倫に走ってしまいます。
3.仕事のプレッシャーやストレスの捌け口にしている
仕事でプレッシャーやストレスが強くかかると、そのストレスを発散したり癒してもらおうと考える人は少なくありません。
仕事は家計に直接関係する問題なので、人によっては家庭に仕事の話を持ち込みたくない、家族に心配かけたくないという思いから、仕事の愚痴や辛さを吐き出せない人も多いです。
こうしてストレスを溜め込みすぎた結果、家庭以外で仕事のプレッシャーやストレスを緩和してくれる人(不倫相手)を求めてしまうこともあります。
4.刺激的な要素を欲している
夫婦生活が長く続くにつれて、夫婦の関係がマンネリ化するのは仕方がありません。しかし、その関係を「安定している」「夫婦の在り方がわかってきた」と捉えず、「マンネリ化してしまった」「なんだか退屈だ」と感じてしまう人は、不倫してしまう傾向にあります。
このようなタイプは、日常に刺激を求めている傾向にあるため、関係がマンネリ化していたり、他に夢中になれることがないと他の異性を求めてしまうのです。
そのため、不倫相手を愛しているというよりは、不倫相手と秘密の関係を持っている状況を楽しんでいるという感覚が強いのでしょう。
5.自分の男・女としての承認欲求を満たしてほしい
先ほどパートナーに対して寂しさを感じているという話がありましたが、自分の男(あるいは女)としての承認欲求を満たしてくれないという不満から、パートナー以外の異性にその不満を解消してもらおうと不倫に走る人もいます。
夜の営みが疎かになっている、という夫婦の片方が不倫に走ってしまうのも、自分を恋愛対象として認めてもらえないという不満からきていることが多いです。
パートナーに不倫されないために…未然に防ぐポイントは?
パートナーに不倫されないためには、今回紹介した不倫してしまう人の心理をヒントに、パートナーの欲求を満たしてあげることが重要なポイントです。
- 日頃からコミュニケーションをしっかりとる
- 些細なことでも感謝や謝罪の言葉を口にする
- 夫婦、あるいは家族で過ごす時間を多めに作る
- 相手にプレッシャーを与えるのではなくリラックスして過ごせる環境を提供する
- 「いつもお疲れ様」「疲れてない?」など相手を気にかける言葉をかける
- 時には夫婦水入らずの時間を作り、デートを楽しむ
- 一緒に挑戦できる趣味や体験型デートを通して仲を深める
このように相手との良好な関係を維持しつつ、時には刺激となるようなデートや過ごし方、共通の趣味などを見つけて関係をより強固なものにできるよう努めましょう。
不倫は百害あって一利なし…夫婦間で手を取り合って
不倫の最中は楽しいと満たされた気持ちになるかもしれません。しかし、後々失うものが多いことや様々なトラブルに発展する可能性を考えると百害あって一利なしです。夫婦間で密にコミュニケーションを取り、お互いに思いを共有することで、自分達らしい夫婦の在り方を見つけましょう。