トイレにティッシュペーパーを流してはいけない理由…トイレットペーパーとの違いとは?

トイレットペーパーとよく似ている、ティッシュペーパー。トイレットペーパーが切れてしまったときには、真っ先に使用を検討するアイテムです。しかし、ティッシュペーパーを取れに流すのはNG。どうしてNGなのか、トイレットペーパーとの違いに触れつつ解説しています。双方の特徴を把握し、正しく使い分けましょう。

トイレにティッシュペーパーは流せない!

ティッシュボックス

ティッシュペーパーはトイレットペーパーと一見よく似ているので、トイレットペーパーが切れたときはティッシュペーパーを使用しても問題ないような気がしがちです。しかし、同じような柔らかくて薄い紙であるトイレットペーパーとティッシュペーパーには、大きな違いがあるのです。

どうしてティッシュペーパーをトイレに流してはいけないのか、理由をまとめました。

トイレにティッシュペーパーを流してはいけない理由

トイレにティッシュペーパーを流してはいけない理由は、以下のものがあります。

1.水に溶けないため

ティッシュペーパーは、水に溶けません。この点が、トイレットペーパーとの大きな違いになります。ティッシュペーパーは水分を含むとふんわり柔らかくなりますが、トイレの水流にもまれても砕けることがありません。原形ととどめたまま流れます。

ティッシュペーパーは水を通しますが、トイレットペーパーのように溶けないので、トイレに流すとさまざまなトラブルを起こす原因につながります。

2.まとめて一気に流すと、トイレが詰まる可能性がある

ティッシュペーパーは、数枚程度であれば難なく流せることが大半です。とはいっても、前述通りトイレに流してよいものではないので、流さないのが鉄則といえます。

もし万が一、汚れたティッシュペーパーはまとめて何十枚も流してしまうと、水に溶けないためトイレの配管が詰まる恐れがあります。こういった場合、自力で除去できることもできますが、そうでない場合は放置していても状態が改善することはありません。専門業者に依頼して、詰まりを除去してもらいましょう。

3.浄化槽の故障につながる

ティッシュペーパーは、水に溶けない素材でできています。そのため、難なく流せたとしても原形をとどめたまま浄化槽まで達成し、浄化槽が故障する原因になる恐れがあります。ティッシュに限らずトイレットペーパー以外のものを流したときも浄化槽は故障するリスクがあるので、注意しなければなりません。

修理費用の平均は、8~12万円前後と大きな金額になります。

ティッシュペーパーを流したときの対処方法

トイレ掃除のイメージ

ティッシュペーパーをトイレに流した場合、少し様子を見ましょう。特につまりなどのトラブルが起きていない場合は、過剰に心配する必要はありません。次回からティッシュペーパーを流さないよう注意してください。

しかし、少量のティッシュペーパーでもトイレが詰まることがあります。こういったときは、ラバーカップを使用して詰まりを解消するなどの手段が有効です。しかし、素人ではどうにもできないというレベルの詰まりの場合は、早めに専門業者に修理依頼をしましょう。

まとめ

トイレには、基本的にトイレットペーパーしか流すことはできません。そのため、よく似ているティッシュペーパーを流してしまうと、詰まりなどのマイナートラブルが起きる可能性があります。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る