なぜ洋服に『毛玉』ができるの?主な原因と発生させないための5つのコツ

靴下の毛玉

洋服の毛玉、どうしてできてしまうのか不思議ですよね。毛玉ができると外見を損ねてしまうほか、毛玉が突起物に引っかかって洋服にダメージを負わせてしまうこともあるので、毛玉の取り扱いには注意しなければなりません。メンテナンスに時間がかかるため、可能な限り毛玉を発生させない工夫を実行しましょう。

洋服に毛玉ができる原因とは

洗濯物

洋服に毛玉ができてしまうと、取り除き手間が発生したり外見を損ねてしまうので、がっかりしますよね。どうして洋服に毛玉ができるのでしょうか?

  • 着用時に生じる摩擦
  • 洗濯時の摩擦

毛玉が発生する原因は、基本的に摩擦が原因です。そのため、できるだけ摩擦が起きないよう注意すれば毛玉の発生確率を抑えることができます。

洋服に毛玉を発生させないための5つのコツ

セーターを入れた洗濯ネット

洋服の毛玉を発生させないための方法は、以下のものがあります。

1.毛玉ができやすい衣類を着用する頻度を減らす

毛玉ができやすい洋服の素材として、ニットやセーターが挙げられます。毛玉ができやすい素材の洋服を1日おきなど頻繁に着用すると、いくらメンテナンス方法に注意していても毛玉ができやすくなるので注意しましょう。

できれば、数日おきから週に1回ほどに着用頻度を落とすのがおすすめです。

2.洗濯時の工夫を実践する

洗濯時にできる工夫は、以下のものがあります。

  • 毛玉ができやすい衣類を裏返して洗う
  • 衣類をきれいにたたんで、洗濯ネットに入れて洗う
  • 柔軟剤を使用する
  • おしゃれ着コースやドライコースで洗濯する

洗濯ネットに入れることで、ほかの衣類との摩擦を大きく減らすことができます。きれいにたためば型崩れ防止にもつながるので、お気に入りの洋服をよりきれいな状態で長く着用しやすくなりますよ。

おしゃれ着コースやドライコースは、衣類へのダメージに配慮した洗濯ができるので、デリケートな洋服のメンテナンスにピッタリです。

3.所持するアイテムを服が擦れないものに変える

洋服に毛玉ができやすいアイテムとは、以下のものがあります。

  • 肩掛けバッグ
  • リュックサック
  • 丈の短いアウターなど

毛玉ができやすい洋服と上記のものを併せると、洋服が摩擦されるので毛玉ができやすくなるので要注意!トートバッグであれば、衣類との摩擦を最小限に抑えられます。アウターの丈にも、十分注意しましょう。

4.着用後にブラッシングをする

洋服着用後に専用のブラシでサッと衣類をブラッシングすると、毛玉ができにくくなります。ちょっと面倒と思うかもしれませんが、ひと手間かけるだけで毛玉防止につながるので、実行して損はありません。

5.毛玉防止スプレーを使う

毛玉ができる原因の一つに、静電気の発生が挙げられます。静電気が発生すると、指先などでバチンと電流が流れるので、できるだけ避けたいですよね。静電気防止スプレーや毛玉防止スプレーを使用すると、毛玉の発生と同時に静電気の発生も防げます。

毛玉の除去方法

セーターの毛玉取り

できてしまった毛玉を放置すると、毛玉がなにかの拍子に突起物などに引っかかってしまい、衣類の状態を悪くします。できた毛玉は、できるだけ早いうちに除去しましょう。

  • 専用の毛玉取りで除去
  • はさみで切る
  • 裁縫用のはさみでカット

スポンジを使ってこすり落としたり、手で毛玉をちぎるのは絶対にNG。洋服にダメージを負わせる原因につながります。コロコロを使っての除去も、同様の理由でNGです。

まとめ

毛玉ができてしまうと、洋服の外見を損ねてしまいます。毛玉を大量に取らねばならない事態を招かないためにも、自分で日頃からできるメンテナンス方法を実行しましょう。

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