マッチの正しい捨て方!使用済みも未使用も引火を防いで安全に!

マッチ

マッチの使用頻度は通常の生活をする上で減っています。ライターは使ったことはあるけどマッチって使ったことが無いという若い人もいっらしゃるかと思います。きちんとマッチの捨て方を覚えておくことで再発火の事故を防ぐことができます。使用したマッチは必ず水に長時間浸して再発火する恐れがなくなってから捨てなくてはいけません。小さなマッチが原因で大火事を起こしてしまうことだってあるかもしれません。今回はマッチの正しい捨て方について詳しく紹介します。

未使用のマッチの正しい捨て方

マッチ

マッチの捨て方を間違えると発火の原因になりますので注意が必要です。マッチには消費期限がありません。通常の環境下では吸湿しないかぎり何年でも使用することができますが、どうしても未使用のマッチを捨てなくてはならなくなった時の正しい捨て方を紹介します。

マッチの捨て方の手順

  1. マッチ箱からマッチ棒を取り出して、マッチ棒とマッチ箱に分けます。
  2. 空になったマッチ箱はそのまま燃えるゴミの日に出します。
  3. ビニール袋等にマッチ棒と水を入れて一晩放置します。※次の朝には火薬部分がふやけて元のかたちがほとんどなくなります。
  4. 次の日の朝、水を切って生ゴミと同じように燃えるゴミで捨てます。

濡れている状態なので発火する心配はありません。湿らせていることで発火を防いでいるので、わざわざ乾燥させてから捨てる必要はありません。

マッチではありませんが同じ火薬が付いているものの捨て方として、未使用の花火が残っていて捨てる場合でにも、基本的には使用期限がないので、火薬が乾いていれば次の年も使用して楽しむことができます。

しかし花火の場合には基準として、「10年以上経過している場合は、使用しない」と業界で決められています。よって10年以上経過したものと、火薬部分が湿っているものは処分対象になると覚えておきましょう。花火を処分するときはマッチと同じように水に浸けてから処分しましょう。

 使用済みのマッチの正しい捨て方

使用済みマッチ

使用済みのマッチでもそのまま捨ててしまうと再発火してしまう危険性があります。
「使用済みなんだからもう発火する心配も無い」と考えるのではなく「何かの拍子に発火してしまうかもしれない」と考えて、念のため未使用のマッチと同じように水に浸してから燃えるゴミとして捨てましょう。

ゴミの分別のルールを守りましょう

マッチ

マッチを捨てる際のゴミの分類は、ほとんどの地域で燃えるゴミになりますが、お住まいの地域での分類が何になるのか念のため必ず1度調べて確認してから、分別のルールに従って捨てるようにしましょう。

厳格に分別を守っている地域にお住まいの場合には分別を間違ってしまうだけでもトラブルの原因になってしまったり、ごみ収集車が回収してくれない場合があります。

1度に大量にマッチを捨てる場合には水に浸して濡らしてから捨てるだけではなく、念のためお住まいの自治体に問い合わせて捨てる方法を確認しましょう。

マッチの捨て方が原因で起きる事故

燃える火

マッチの正しい捨て方をしないため、最近ではゴミ収集車の発火事故が増えています。マッチだけではなくスプレー缶やライターなども使いきってない状態でゴミとして出してしまう人が多いことが原因になっています。何の処理もしないでそのままの状態でマッチをゴミに出してしまった場合には、ごみ収集者の中で何かと擦れて発火してしまう可能性があり、他のゴミに燃え移ってゴミ収集車が火災を起こしてしまいます。ゴミ収集車の火災は収集作業の職員や通行人が巻き込まれて大事故にもつながってしまう可能性もあって大変危険です。絶対にやめましょう。

子供の火遊びなどの危険防止のために近年ライターは着火ボタンが押しずらくなった製品に切り替わってきているので、お年寄りや体の不自由な方には火をつけづらく大変不評のようで、着火しやすいマッチの需要が復活してきているように思われます。

数年前、動画配信サイトでオイルマッチではありますがオイルマッチに火をつけた後、何気なく後ろのゴミの近くに火が消えたと思ったオイルマッチを置いたら、男性が目を離した隙に炎が燃え上がってしまい、しばらくの間気がつかず、配信者の男性もユーザーの「ウシロー、ウシロー」などの言葉で部屋が燃えていることがわかったのですが、炎の勢いは衰えずに部屋が炎に包まれていく様子を生中継で拡散してしまったという事故も起きました。

ここで言いたいことは、たとえ使用済みのマッチだとしても、再度発火する危険があるということです。「使用済みで、火もついてないから大丈夫だろう」ではなく「使用済みだけど、もしかしたらまた燃えてしまうかもしれない」と注意に注意を重ねることで、火災事故を防ぐことができます。マッチのように小さくてどこでもあるようなものの危険性は見落としがちです。マッチは引火性のゴミであり、ちょっとした不注意から大火事の原因になることもあると考えて取り扱いには十分すぎるほど注意しておきましょう。

同様にご家庭で楽しんだ花火も使った後そのまま捨てないでください。なぜかと言うと燃えきらなかった火薬が残っていた場合には、爆発してしまう可能性があります。花火も使用済みマッチを捨てる時と同じように、バケツ等に大量の水を張って、次の朝まで浸けておきましょう。その後水を切って地域の「燃えるゴミ」の日に出して処分するようにすれば安心です。しかし、自治体によっては花火を不燃ごみとして扱う地域もあるので、処分をするときは必ず確認してから捨てるようにしましょう。

このような事故が起きてしまう可能性があるので、面倒くさいと感じてしまっても、必ず水に浸してから捨てるとおぼえてください。そのひと手間をするだけで、ゴミ収集時の再度発火してしまう危険性を防ぐ事ができます。

マッチを使用している人が減ってきているとはいえ、まだまだマッチを使用している人は多いので、マッチの捨て方には気をつけましょう。

マッチが発火する仕組み

マッチ

マッチの捨て方として、そのままの状態で捨てるとなぜ発火する可能性があるのか、マッチの原料と構造についてご紹介致しますので発火の仕組みを理解しておきましょう。一般にマッチは「箱」「軸」に分類します。箱には側面に赤リンと硫化アンチモンという薬剤と接着剤が塗られていています。赤リンは発火剤の役割をしていて、硫化アンチモンは赤リンの発火作用を抑制する役割をしています。

軸の先端には「硫黄・膠(にかわ)・ガラス粉末・塩素酸カリウム」といった薬剤が塗られています。ガラス粉末は燃焼速度調整のため使用し、一気に燃えないようになっています。塩素酸カリウムは硫黄との接触でも爆発を引き起こしてしまうほど衝撃や摩擦に注意が必要な薬剤です。

マッチの軸の棒にはアスペンという種類の木材が使われています。日本では紙パルプの材料として使われています。軸と先端の薬剤の間に、「石蝋」といわれるロウの一種で薬剤の発火が軸に燃え移りやすくするためパラフィンが塗られています。

国内で購入することが出来るマッチは「安全マッチ」といわれ、箱の側面の薬剤と軸の先端の薬剤が接触しなければ発火しない構造になっています。つまり、マッチは接触による赤リンの発火をきっかけとして、硫黄が激しく反応し発火をおこす仕組みとなります。流通しているマッチの中にはマッチ箱以外でも着火することが出来るマッチも存在していますので、100%安全とは言えません。

まとめ

マッチ消火イメージ

今回は未使用のマッチと使用済みのマッチの正しい捨て方を紹介しました。未使用のマッチを処分する方法としては、身近にマッチを使う人がいればあげてしまうのが一番良い方法になるのですが、マッチを必要としている人を見つけるのもなかなか困難ですよね。

マッチを捨てる時は必ず一晩水に浸してから発火事故を起こさないようにしてから捨てましょう。マッチの捨て方と合わせてマッチが原因で起きてしまう事故に関しても紹介したのでよく読んで火災を起こさないように注意しましょう。

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