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バスの乗車マナー、守れてる?
バスは、最も身近な公共交通機関といえます。車を持っていない人の移動手段として利用されることが多く、乗車する人数も比較的多い時間帯が1日のうちに数回きます。だからこそ、バスを利用するときにNGな行動を取ってしまうと、周囲の人に迷惑をかけてしまいかもしれません。
バスに乗っている時の『絶対NG行為』7選
バス乗車時にすべきではない行動は、以下のものがあります。
1.複数人で座る座席を占領する
バスには、一人掛けシート、二人掛けシート、最後尾の横長で複数人が座るシートがあります。
- 一人で二人掛けシートに座り、荷物を座席に置きっぱなしにする
- 最後尾のシートで寝るなど
バスが混んでいないときでも、座席に横になって寝るような行為は、みっともないのですべきではありません。
2.不適切なスマホの使い方をする
不適切なスマホの使い方とは、以下のものがあります。
- イタズラに乗客を写真撮影する
- イヤホンからの音漏れ
- イヤホンをせず動画再生
- 通話するなど
スマホの使用方法は、どこであっても配慮すべきです。それはバスの中でも例外ではありません。
3.友達と騒ぐ
バスは公共交通機関なので、大騒ぎしながら乗車するのはNG。目には見えない障がいを持っている人もいるので、密室であるバスの中で大きな音を立てたり大声で話すのは控えるべきです。
4.優先席を使うべき人が乗車しても、席を譲らない
優先席を使用すべき人とは、以下の人が当てはまります。
- 年齢を重ねている人
- けがをしている人…松葉杖などを使用している
- 幼児
- 妊娠中の人
- ヘルプマークを付けている人
- 体調不良の人など
一見健康そうに見える人でも、内臓に疾患を抱えていたり、障がい持っている人もいます。そのため、健康そうな人が座っているからといって「若者は立て」「席を譲れ」など、理不尽なことを言うのは絶対にNG。
5.前の座席を蹴る
映画館や新幹線でも同じことが言えますが、前の座席の人に迷惑をかける行動を取ってはいけません。座席を蹴ったり、前の座席に寄り掛かるといった行動は避けるべきです。
6.汚れやニオイがひどいものを持ち込む
バスは密室であり、決して広い空間とは言えません。そのため、汚れやニオイがひどいものを持ち込むのは避けるべきです。
- 汚れがひどいもの…周囲の人の衣類や持ち物を汚し、車内も汚す
- ニオイがひどいもの…ニオイ移りや、バスによって体調不良になる人が出るかも
周囲の人に迷惑をかけてしまうものを持っているかどうか、バス乗車前に確認しておきましょう。
7.走行中に歩き回る
車内アナウンスで”バス走行中の立ち回りは禁止”といった文言のものが、流れてくると思います。これは走行中急ブレーキを踏んだりカーブに差し掛かったときに、立ち回っている乗客が転倒してけがを負う可能性があるからです。走行中転倒しても、運転手は責任を負えません。
バスに乗るときに守るべきマナー
バスに乗るときに守るべきマナーは、以下の通りです。
- スマホを操作する場合は、静かに行う
- バス走行中は歩き回らない
- 小さな声で話す
- 座席を譲り合う
- 正しい方法で座席に座る
- 汚れやニオイがひどいものは、もちこまないなど
バスだからといって、特別難しい乗車ルールがあるわけではありません。基本的なマナーを守り、一緒にバスを利用している人が居心地がよい空間を共有できるよう配慮しましょう。
まとめ
バス乗車時は、守るべきマナーを厳守すべきです。周囲の人に迷惑をかけないよう注意し、気持ちよくバスを利用しましょう。