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スマホの平均使用年数は3〜4年!使い方も重要なポイントに
スマホ本体は、一般的に平均的な寿命が約3〜4年程度だといわれています。使用頻度や入れているアプリが少ない人の場合は、5年ほど使い続けたという人もいるほどです。
実際、2021年に内閣府が実施した調査によると、スマホを含む携帯電話の平均使用年数は4.3年という結果が公表されています。2021年には、スマホ普及率が9割を超えていたため、この平均使用年数はスマホの平均寿命と考えてよいでしょう。
ただし、スマホに内蔵されているバッテリーの寿命は約2年です。したがって、スマホ本体を使用している間に、新しいバッテリーへ交換したり、バッテリーの持ちの悪さを感じたりする人は少なくありません。
スマホをなるべく長く使い続けるコツは?
スマホをなるべく長く使い続けるには、スマホ本体を丁寧に扱うことと、バッテリーの寿命をなるべく延ばすことが重要なポイントです。
- 充電を0%まで使い続けない(残り20%程度で充電する)
- 充電しながら使わない
- 純正の充電器を使う
- 直射日光当たる場所や室温が高い場所に放置しない
- 衝撃を与えたり濡らしたりしない
- 不要なアプリやデータ類は削除する
バッテリーは0%から100%まで満充電する回数に応じて寿命が縮むといわれています。そのため、なるべくバッテリー残量を0にせず、20%を切りそうになったら充電を開始するように心がけてください。
また、スマホ本体に負荷をかけてしまうと、バッテリーの寿命が縮まるだけでなく、本体に支障を来してしまいます。なるべくスマホに負荷をかけるような使い方は避けてください。
スマホを買い替えるべき『5つのサイン』
ここで紹介する症状がお使いのスマホに現れている場合は、そろそろ買い替え時期が近づいてきているサインです。スマホ本体の買い替えか、バッテリーの交換を検討してください。
1.バッテリーの持ちが明らかに悪くなった
バッテリーの持ちが以前に比べて明らかに悪くなったと感じる場合は、そろそろ寿命が近づいてきているサインだと思ってください。
iPhoneの場合は設定から、バッテリー項目の「バッテリーの状態と充電」という項目で、バッテリーの最大容量が確認できます。これは新品時と比較した現在の容量基準なので、すでに80%を下回っている場合は劣化が激しい状態です。
新たにバッテリーを交換するか、スマホ本体を買い替えましょう。
2.アプリのダウンロード時間が以前に比べて長い
アプリのダウンロード時間が以前に比べて長いと感じる場合は、すでにスマホ本体の寿命が近づいているサインです。購入した当時に比べて性能が衰えているため、アプリのダウンロードを正常に行えていません。
今後、アプリのダウンロードが今以上に難しくなることや、ダウンロード自体ができなくなる恐れが予測されるので、早めにスマホを買い替えましょう。
3.ネット接続に時間がかかる
Wi-Fiやネット回線に問題がないにも関わらず、なぜかネット接続に時間がかかるとイライラすることはありませんか。この症状もスマホ本体の寿命が近づいてきている時に確認される症例です。
すでにスマホ自体のパフォーマンスが低下しているため、ネットに以前ほどの早さで接続することができなくなっています。今後、よりネット接続に不便を感じる恐れがあるので、スマホの買い替えをお勧めします。
4.勝手に電源が落ちたり再起動する
スマホを使用していると、なぜか勝手に電源が落ちてしまったり、再起動したりと不自然な動作を見せることはありませんか。
これは、スマホが使い手側の操作に対応しきれなくなっている状態です。すでに性能が劣化しているため、今までのように正常な動作が難しくなっているのでしょう。
今後、ある日突然、スマホの電源が入らなくなるなど、故障してしまう可能性も否めません。スマホがしばらく使えないと不便なので、早めに買い替えを検討してください。
5.OSやセキュリティアップデートの対象外になった
古い機種を使っている場合は、OSやセキュリティアップデートが更新されたタイミングで、対象外になってしまう恐れがあります。
もしも対象外になった場合、セキュリティ対策が万全でなくなり、ハッキングなどの悪質な犯罪に巻き込まれてしまったり、最新のアップデートに対応したアプリを使用できなくなるなどのデメリットが生じます。
OSやセキュリティアップデートに対応できなくなった場合は、速やかになるべく新しい機種へ買い替えてください。
購入から2年ほどのスマホはバッテリー交換も検討して
いかがでしたか。今回紹介した症状がスマホに現れている場合は、早めに新しい機種へと買い替えを検討してください。もしも購入から2年ほどしか経っていない場合は、バッテリーの寿命が原因かもしれません。本体ではなく、バッテリー交換を検討してみましょう。