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冷蔵庫は故障する前に買い替えないと悲惨な事態に…
ある日突然、冷蔵庫が壊れたら…と、もしもの事態を考えると恐ろしいですよね。中にはさまざまな食品がたくさん入っているため、冷蔵庫が壊れてしまうと、しばらくの間、日を跨いだ保存が難しくなります。
また、冷凍食品を多く収納している場合は、冷蔵庫が故障した瞬間、そのほとんどがダメになってしまう可能性も否めません。
このような緊急事態に陥らないためにも、冷蔵庫は「なんだか怪しいな」と故障の前兆を感じたら、買い替えや修理を検討してください。
冷蔵庫の平均的な寿命は10年前後
一般的なご家庭では、冷蔵庫の平均寿命が8〜12年程度だといわれています。使い方によって大きく寿命は差が出るので、日頃から冷蔵庫に負荷をかけない使い方を心がけることが大切です。
また、メーカーで部品の保有年数は商品の製造終了から9年と定められているため、この時期を過ぎて故障してしまった場合は、修理することは不可能だと考えてください。
実際、国税庁は冷蔵庫の耐用年数を6年と定めているため、この時期を超えて冷蔵庫が不調を来した場合、修理費が高額になるケースも少なくありません。
買い替えの検討を!冷蔵庫が壊れる『前兆』4選
では、冷蔵庫が壊れる前、どのようなサインが現れるのでしょうか。ここで紹介する『前兆』が現れている場合は、早急に修理や買い替えを検討してください。
1.冷蔵庫下や庫内から水漏れしている
冷蔵庫下や庫内から水漏れしている場合、冷蔵庫がすでに故障している可能性も考えられるため、早急に対応が必要です。
冷蔵庫下から漏れ出ている場合は、故障か水を貯める場所がズレてしまったことが原因だと考えられます。また、庫内で水漏れを起こしている場合は、冷気を送り込む場所が埃やカビで正常に機能していない可能性もあるので、まずは冷気送風口を掃除してみましょう。
2.明らかな異音が聞こえる
今まで聞こえなかったような冷蔵庫の駆動音が聞こえる場合は、明らかに冷蔵庫が不調を訴えているサインです。すでに故障の前兆が現れているサインなので、購入からの年数を考えて、修理か買い替えかを検討しましょう。
3.庫内の冷え方が弱い
冷蔵庫のドアを開けた時に、「庫内の冷え方が弱い気がする」と感じることはありませんか。庫内の冷え方が弱いということは、冷蔵庫の機能が低下していることを示しています。
経年劣化によって庫内の冷え方が弱まってしまうことは多く、ある日突然、庫内が冷えなくなってしまう事態も懸念されます。
また、正常に冷気を送り込むことができず、さらに冷気を多く庫内へと送り込もうと冷蔵庫が駆動することで、電気代が余計にかかってしまう原因にも…早めに買い替えを検討しましょう。
4.氷ができない
冷凍庫で氷を作るために水を入れて置いたはずなのに、指定されている時間を超えても氷ができていない、という異常も故障の前兆としてみられやすいサインです。
氷ができていないということは、冷蔵庫が上手く機能を果たせていないことを示しています。先ほど冷え方が弱いという前兆を紹介しましたが、冷凍庫の冷え方も弱まっている可能性があるので、突然「冷凍食品が溶けていた」という事態に陥りかねません。
買い替え前に…見落としをチェック!
冷蔵庫が壊れる前兆を紹介しましたが、紹介した異常が現れたからと、必ず故障しているとも限りません。まずは以下の確認点に心当たりはないかチェックしてみてください。
- 電源プラグが外れていないか
- 温度設定が弱くなっていないか
- 食品を冷蔵室に詰め込み過ぎていないか
- 冷蔵庫の周りに他の家電を置き過ぎていないか
- ドアはきちんと閉まっていたか
もしも上記に1つも当てはまらなかった場合は、故障の前兆である可能性が高まります。早めに修理を依頼したり、新しい冷蔵庫の買い替えを検討しましょう。
冷蔵庫が壊れる前兆が現れたら買い替えを検討して
冷蔵庫が壊れてしまうと、しばらくの間、食品を冷やすことが難しくなります。冷蔵庫が壊れる前兆がすでに現れている場合は、早めに修理や買い替えを検討し、未然に冷蔵庫周りのトラブルを回避しましょう。