お風呂の排水口掃除で失敗しないために!絶対避けるべき6つのNG行動

浴室用のスリッパ

お風呂場の掃除の中でも、特に排水口の掃除は億劫になりがちですよね。どれだけ丁寧に掃除をしても、すぐに溜まってしまう汚れや髪の毛。しかも、排水口を掃除する際には、知らず知らずのうちに危険な行動をとってしまうこともあります。今回は、そんな「やってはいけない」掃除のNG行動と、安全に清潔を保つためのコツをご紹介します。

お風呂の排水口はこまめに掃除すべき

お風呂場の排水口は、髪の毛や皮脂、石鹸カスなど、さまざまな汚れが蓄積しやすい場所です。放っておくと悪臭や詰まりの原因になり、お風呂の快適さが損なわれるだけでなく、掃除がより大変になってしまいます。こまめな掃除が望ましいですが、「毎日掃除するのは大変…」と感じる方も多いですよね。

そんな時は、ヘアキャッチャーに溜まった髪の毛を毎日取り除くだけでも効果があります。これだけで排水口の衛生を保ちやすくなり、掃除の手間も軽減されるのでおすすめです。

お風呂の排水口掃除で絶対すべきではない6つの行動

ユニットバスの排水口

排水口を清潔に保つために頑張って掃除をしているつもりでも、実はそのやり方がかえってトラブルを招いているかもしれません。次に、やってはいけない掃除のNG行動を一つずつ見ていきましょう。

1. 換気をせずに掃除を始める

お風呂場で掃除をする際、換気をせずに掃除を始めてしまうと、洗剤のにおいやガスがこもり、体調を崩す原因になります。特に塩素系洗剤を使用する場合は、必ず換気を行いましょう。窓を開ける、換気扇を回すなどして、室内の空気をしっかりと循環させることが大切です。

強いにおいのする洗剤は、長時間吸い込むと頭痛や気分が悪くなることがあります。掃除を安全に行うためにも、必ず空気の流れを作り、室内を換気してから始めましょう。

2. パイプクリーナーを必要以上に長時間放置する

排水口の汚れをしっかり落とそうとして、パイプクリーナーを必要以上に長く放置してしまうことはありませんか?実は、これは逆効果です。時間を超えて放置すると、クリーナーで溶かした汚れが排水管内で再び固まり、詰まりの原因となることがあります。

使用する際は、パッケージに記載されている時間を守りましょう。また、最後にしっかりと水で流すことも大切です。もし流れが悪いと感じたら、数回に分けて水を流し、詰まりを防ぐと安心です。

3. 保護用のゴム手袋やメガネを着用しない

掃除中、ゴム手袋や保護メガネを着用しない方もいるかもしれません。しかし、塩素系の洗剤やパイプクリーナーは肌への刺激が強く、場合によっては目に入ると危険です。皮膚や目へのダメージを防ぐためにも、ゴム手袋や保護メガネの着用を心がけましょう。掃除後は、しっかり手を洗い、肌に洗剤が残らないように注意してください。

また、直接洗剤が皮膚に触れると、かぶれや炎症の原因になることもあるので、忘れずに準備しておくと安心です。

4. 塩素系洗剤と酸性洗剤を同時に使用する

「しっかり汚れを落としたい」と思い、複数の洗剤を同時に使ってしまうこともあるかもしれませんが、これは非常に危険です。塩素系洗剤と酸性洗剤を一緒に使用すると、有毒な塩素ガスが発生し、呼吸困難や頭痛を引き起こす恐れがあります。

洗剤のパッケージには使用上の注意が記載されていますので、必ず確認し、同時使用を避けるようにしましょう。安全な掃除のために、洗剤は一種類ずつ使うのが基本です。

5. 洗剤の種類や使用方法を確認せずに使用する

排水口掃除用の洗剤はたくさんありますが、それぞれ成分が異なります。何気なく手に取って使うのではなく、その洗剤の成分や推奨される使用方法を確認しましょう。特に強力な洗剤を使用する際は、注意事項をしっかり守ることで、トラブルを回避できます。

もし「この洗剤、いつも使っているのと違うな?」と感じたら、その場で一度パッケージを見直してみると安心です。小さな心がけが安全につながります。

6. パイプクリーナーを熱湯で洗い流す

「汚れをしっかり落とすために熱湯で流す」というイメージがあるかもしれませんが、パイプクリーナーは熱湯で流さないのが基本です。

熱湯で流すと成分が分解され、有毒なガスが発生する可能性があります。特に塩素系成分が含まれている場合は、ぬるま湯や水で流すようにしてください。もし熱湯を使用したい場合は、成分が安全な中性洗剤などを選ぶと安心です。

安全で清潔なお風呂タイムを保つために

お風呂の排水口掃除は、清潔なお風呂時間を守るために重要です。正しい掃除方法で安全に清潔を保つことで、快適さが維持されます。日々のちょっとしたケアが、長期的には大きなメリットをもたらしてくれます。この記事を参考に、ぜひ効率的で安全な排水口掃除を実践してみてください。

この記事のタイトルとURLをコピーする

カテゴリから記事を探す

すべてみる
カテゴリを見る