北海道旅行で絶対にやってはいけないNG行為6選!地元民が警鐘を鳴らす注意事項

北海道は広大な自然と豊かな海産物で日本を代表する観光地のひとつ。雄大な自然とおいしいグルメが楽しめる一方、知らずに訪れると誤解を招く行動や危険が潜んでいます。ここでは、北海道を存分に楽しむために避けるべきNG行為と、知っておくべき旅行のポイントを紹介します。

北海道は、四季折々の楽しみ方が満載の観光地

北海道は四季それぞれに楽しみがあり、夏は涼しい気候で避暑地として人気が高く、冬はスキーや温泉など、ウィンタースポーツが盛んな地域です。

しかし、その気候や広大さには特有の難しさもあり、旅行を計画する際は地域の気温や移動距離をしっかり確認する必要があります。特に冬は寒さと積雪が厳しいため、しっかりとした準備が求められます。北海道をより楽しく、快適に旅するための基礎知識を以下に詳しく見ていきましょう。

北海道旅行で絶対に避けるべきNG行為6選

北海道を訪れる前に知っておきたい「やってはいけない行動」を紹介します。これらのポイントを押さえて、トラブルなく楽しい旅を実現しましょう。

1. 寒さを甘く見て防寒を怠る

北海道の冬は本土とはまったく異なる厳しい寒さで、気温がマイナス20℃以下にまで下がる地域もあります。このため、冬の旅行では厚手のアウターに加えて、マフラーや手袋、帽子などの防寒具が不可欠です。

また、滑りやすい氷の上を歩くことになるため、滑り止め付きの靴や靴下もおすすめ。こうしたアイテムがなければ、北海道の寒さには到底対応できません。たとえ夏でも気温差が大きいため、薄手の防寒具を持っていくと安心です。

2. 野生動物にむやみに近づく

北海道にはキタキツネやエゾシカなどの野生動物が生息していますが、彼らに安易に近づくのは禁物です。特にキタキツネは寄生虫(エキノコックス)を持っていることが多く、感染すると健康に重大な影響を与えます。また、餌を与えたり、動物を呼び寄せる行為も絶対に避けましょう。人に慣れた動物が増えると、人間と野生動物の境界が曖昧になり、地域住民に被害をもたらすこともあります。

3. 計画なしに広大なエリアを無理に巡る

北海道は本州とは異なり、観光地間の距離が非常に離れています。札幌から旭川、富良野、函館などを1日で移動しようとすると、長時間の移動が必要になるため、かえって観光の時間が削られることになります。おすすめは、エリアごとに滞在日数を調整し、各地をじっくり楽しむこと。移動手段についても、バスや鉄道の時刻表を調べておくと、スムーズな旅が実現できます​。

4. 自然保護を無視してゴミを放置する

美しい自然が多くの観光客を魅了する北海道では、自然保護が重要です。山岳地帯や海岸エリアではゴミを持ち帰ることが基本。観光スポット周辺にはゴミ箱が設置されていますが、持ち帰りを推奨される場所も多く、特にポリ袋やペットボトルは放置しないよう注意しましょう。食べ残しを放置すると、ヒグマが近づき、住民とトラブルになることもあります。自然を楽しむと同時に、その美しさを次世代に引き継ぐための配慮も忘れずに。

5. 雪道での運転を軽視する

冬の北海道での自動車移動は、雪道の走行に慣れていない場合、危険が伴います。特に道が凍結する季節には、車の装備や運転技術に注意が必要です。

安全装備としてスタッドレスタイヤや雪道用チェーンを必ず装着し、天候が悪化する場合には無理な運転を避けましょう。大雪や暴風雪の場合は、運転を控える判断も大切です。旅の安全を確保するために、事前に天候予報を確認し、現地の路面状況にも留意してください。

6. 無断で私有地に立ち入る

北海道には美しい農地や牧場が点在していますが、これらの多くは個人の所有地です。許可なく入ることは禁じられ、過去には観光客の立ち入りで農地の作物が傷つけられたケースもありました​。特に写真撮影の際は、所有者の許可を得た場所や一般公開された場所で行うように心がけましょう。地域住民と良好な関係を築くことで、より豊かな観光体験が得られます。

北海道旅行に役立つ持ち物リスト

防寒対策

北海道旅行では移動や気候の特性に合わせた持ち物が重要です。快適に過ごすための持ち物を以下にまとめましたので、準備にぜひ役立ててください。

防寒具:
北海道の冬は厳寒期で-20℃以下になることもあるため、防寒ジャケットやセーター、ヒートテックのインナーを複数用意するのがおすすめです。手袋やマフラー、帽子は必須アイテムです。また、冬の靴には滑り止めが必要です。滑りやすい雪道対策として、現地でも購入できる着脱式の靴底滑り止めを用意しておくと安心です。

モバイルバッテリーと充電器
長時間の移動やアウトドアでスマートフォンが役立ちますが、バッテリーが切れると不便です。特に、写真を撮ったり、ナビや天気情報を確認するためのバッテリー管理が大切なので、モバイルバッテリーも携帯しましょう。

サングラス・日焼け止め
北海道の夏は日差しが強く、雪の多い冬も雪面からの反射で目に負担がかかります。紫外線対策として、夏も冬もサングラスと日焼け止めを忘れずに持っていきましょう。特に冬は目に優しい色調のレンズを選ぶと、反射光から目を守りやすくなります。

胃薬やサプリメント
北海道のグルメを楽しむ際、食材や調味料が合わず胃が不調になることもあります。海鮮を味わうなら、特に食中毒対策も兼ねて胃薬や整腸剤を持参すると安心です。また、旅行中の栄養補給としてマルチビタミンのサプリメントもおすすめです。

移動中の快適アイテム
長距離移動が多い北海道旅行では、アイマスクやネックピローを持っていると移動中のリラックスに役立ちます。特に夜行バスや長距離列車を利用する場合は、快適に過ごせる小物類を揃えておきましょう。

現金とクレジットカード
地方の観光地や小さな飲食店では現金のみの場所が多いです。スムーズに支払いができるように現金を多めに準備し、必要に応じてクレジットカードも携帯しましょう。また、観光地によってはキャッシュレス対応が進んでいるため、確認しておくと良いでしょう。

防水グッズ
突然の天候変化に備えて、防水ジャケットや傘も用意しておきましょう。特に冬場の降雪時には水濡れしやすいため、リュックカバーや防水ケースも便利です。スマートフォン用の防水ポーチもあると雨の日でも地図やガイドを確認できるため重宝します。

こうした持ち物を備えておくことで、より安心して北海道を満喫できます​。

北海道を存分に楽しむための準備を忘れずに

北海道旅行を最高のものにするためには、適切な準備と行動が重要です。防寒対策や安全な移動手段、自然保護への配慮をしっかりと行い、北海道ならではの魅力を存分に楽しんでください。しっかりと準備を整えておけば、思い出に残る素晴らしい旅が待っています。

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