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日本と海外では、常識が異なっている
人が居住する場所は、国内外問わず共通するルールがあります。環境保護を目的としていたり、相手に迷惑をかけるべきではないとされるマナー面では、共通部分が多い傾向があります。しかし、日本と海外ではルールが異なる点があるので注意しましょう。旅行に行く前に、情報を収集しておくと安心です。
日本と外国における『マナーの違い』4選
日本と海外のマナーの違いは、以下のものがあります。
1.お風呂やトイレに関する違い
日本と海外では、お風呂やトイレに関する違いがたくさんあります。
- 子どもと入浴する…海外では、同性であっても一緒に入浴する習慣がない場所が多い
- バスタブにお湯を溜めて、体を温める…基本的にバスタブにお湯を張って入浴することは少なく、お湯を張っても毎日ではない。また、バスタブにお湯を張った場合、そのまま体を洗うことも多い
- 使用後ドアを閉める…誰も使っていないことを知らせるため、海外では使用後のお風呂場とお入れはドアを開けっぱなしにしておく
- 公衆トイレを使いっぱなしにする…日本でもマナー違反であるものの、海外では法律違反で罰金を取られることもある
日本は仲良し親子の場合、長く子どもと入浴することもあるでしょう。海外では、子どもと入浴する習慣がありません。使用後のお風呂場とトイレは、ドアを開けっぱなしにしておかねば使用中かどうかわからない可能性があるので注意してください。
2.食事に関する違い
食事に関する違いも、たくさんあります。
- 食前食後に、食物や生産者などに対して「いただきます」「ごちそうさま」をいう…海外のお祈りは、神様に向けておこなうもの
- 食器をもって食事をする…海外の多くは、食器に触れず食事をする
訪問先によってな、完食するのがマナー違反になることもあります。宗教のことなどもしっかりと勉強しておくと、安心です。
3.会話に関する違い
会話に関する違いも、日本と海外ではたくさんあります。
- 相槌を打つ…海外ではしっかりと相手の話を聞くため、相槌は基本的に打たない
- 会話の流れを読んで自分の意見を言う…海外の人は、自分の意見をしっかりと伝える
- 見ず知らずの人と雑談することが少ない…海外では、居合わせた人と世間話をすることが多いなど
日本ではあまり見ないような行動も、海外では当たり前ということもあります。知らない人との会話を楽しむというのは、日本人にとっては少しハードルが高いことかもしれません。
4.ちょっとした所作に関する違い
日本では特に問題ない何気ない行動でも、海外ではNGになることはあります。
- 相手の肩を叩いて話しかける…ハグや握手以外で相手に触れることが少ないので、相手が不快な思いをするかも
- OKサインを指で作る…ブラジルでは肛門を表しており、非常に失礼な行動にあたる
訪問しようと思っている海外のマナーは、いろいろとしておくべきです。
日本の常識を海外で貫いてしまうと…
日本の常識を海外で貫き通してしまうと、海外の人と友好な関係を構築しにくくなってしまいます。日本のことわざにも「郷に入っては郷に従え」というものがあるように、訪問先の国が持つ文化やルールはしっかりと把握しておきべきです。
まとめ
日本と海外では、マナーが異なっています。日本のマナーが一番正しいと思い込んで海外でも行うのではなく、訪れる国が持つ文化に従いマナーを守ってそこに暮らす人々と友好な関係を構築しましょう。