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『自信過剰』は直すべき?
自信過剰な状態だと、デメリットが目立ちやすいと思う人は多いですよね。たしかにデメリットが目立ちやすい面は多くありますが、自信過剰であることメリットを得ることもあります。自信過剰であることのメリットとデメリットを確認し、治すべきかを見極めましょう。
『自信過剰』であることのメリット
自信過剰であることのメリットは、以下の通りです。
自分にとって有利に物事が運ぶと考えやすい
自信過剰な人は、基本的にポジティブ思考なので、さまざまな面が自分に有利に働くとスタンダードに思っています。そのため、他者から見たら不利な状況で落ち込みそうな困難な局面でも、困難と捉えず取り組むことができるのです。
前進していくパワーが強く、人を引っ張っていく能力があることも多々あります。
切り替えが早い
自分にとって嫌なことや困ったことがあって、ちょっと心が傷つく出来事があったとしても、自信過剰な人はすぐに気持ちを切り替えることができます。自分に自信があるため、つぎは同じミスをしないという自信を持ちやすいです。
メンタル面で復帰に時間がかかるほどのダメージを追うことが非常に少ないため、比較的安定した精神状態で物事をこなすことができます。
落ち込むことが少ない
前述通り、自信過剰な人は落ち込むことが非常に少ないのが特徴です。そのため、励まさなくても立ち直り、いつも通り自信満々に仕事や作業に取り組みます。
たとえ結果が出なかったとしても、「こんなこともあるか」「運が悪かったみたい」と長く引きずらないので、他者に迷惑をかけない自信過剰な人は好かれやすいです。
『自信過剰』であることのデメリット
自信過剰な人のデメリットは、以下のものがあります。
自分の能力を過信しがち
自信過剰な人に見られやすいのが、自分の能力を過信することです。
- できることとできないことの区別がついておらず、なんでも自信満々に取り組む
- 根拠のない自信を持っており、周囲の人が振り回される場面が多々ある
自分はできるという自己暗示をかけて物事に取り組むことは悪いことではありませんが、実績がないのにできると信じ込むのはよくありません。
他者の意見に耳を貸さず、突っ走りやすい
自信過剰な人は、自分で導き出した答えや考えを最優先にするので、他人の意見に耳を貸さない場面が多々あります。
- 周囲の人の意見を聞かずに作業を開始してしまう
- 分からないことを自己判断で乗り切ろうとする
- 他者の意見を否定し、突っ走って失敗する
過剰な自信を持っているため、失敗してもミスの内容を振り返らないことが多い傾向です。そのため、同じようなミスを何度も繰り返す人もいます。
周囲から浮いている自覚があっても、自分が悪いと思っていない
自信過剰さが周囲に対して悪影響である場合、周囲の人から距離を取られてしまい、集団から浮くことも少なくありません。しかし、浮いていることを悪いことと思わないのも、自信過剰な人に見られやすい特徴といえます。
- 自分は特別だから、周囲の人がついてこれていないと思い込む
- 周囲の人から向けられる視線を、羨望のまなざしだと勘違いしている
- 自分が浮くのは周囲は無能だからだと思っている
浮いている事実はわかっているものの、その理由を正しく認識できない人もいます。
まとめ
自信過剰な人には、メリットとデメリットがあります。過度な自信は持たず、自分を鼓舞する程度の自信を持つのがよいのかもしれません。