無限の魅力を持つ小品盆栽を育てよう!

小さな植木鉢の中で、雄大な自然を凝縮したように表現して作り出す盆栽は、多くの人々に人気があります。
それは日本人のみならず、海外の人々にまで需要があるほどです!
迫力ある盆栽も魅力的ですが、手のひらで収まる程度の大きさの小品盆栽も魅力的です。
注目を集めつつある小品盆栽の魅力と作り方、そして苔玉の作り方について紹介します。

小品盆栽の魅力

小品盆栽

草木を鉢に植えて、その枝ぶりや葉の姿、幹の状態、根のはり方に手を加えて、全体を鑑賞する盆栽は自然の風景をそのまま凝縮したような姿が非常に魅力的です。生きた植物が対象であることから、日々変化していき完成することのない姿も、盆栽の魅力となっています。

多くの人々が盆栽を趣味として盆栽を育てていますが、中高年の男性が主な趣味としているというイメージを抱く人が多いです。また、手入れが難しく盆栽は非常に高価であることからも、なかなか手を出しにくい趣味という印象を抱く人も多くいます。

そのようなイメージとは異なり、手軽に入手して、楽しむことができる盆栽があります。それが「小品盆栽」です。小品盆栽とは、樹高が20センチメートル程度の手のひらサイズの盆栽のことを特に言います。

小品盆栽よりも、より一層小さく指でつまめる程度の盆栽もあり、こちらはミニ盆栽ともいわれています。小品盆栽もミニ盆栽も、サイズこそ小さいですが、通常の盆栽と同じような魅力がたくさん詰まっています。

つまり、自然の凝縮された姿、「完成形の存在しない魅力」です。小品盆栽の更なる魅力は、その愛らしさと扱いやすさにあります。通常の盆栽は、迫力ある植物の生き生きとした姿が魅力ですが、一方で小品盆栽は、手のひらに収まるサイズの愛らしさが魅力です。

値段は小さいことから盆栽よりも手ごろなものもありますが、高級なものもあります。盆栽に二の足を踏んでいる人でも手を出しやすく、こだわることもできるという魅力があります。

代表的な小品盆栽は、黒松や五葉松、梅などですが、モミジやカイドウなど樹木の種類や鉢植えの種類も多種多様です。盆栽よりも扱いやすく、初心者でも手を出しやすいという点も嬉しいですね。

小品盆栽の作り方

盆栽道具

小品盆栽は、手軽に作ることができます。用意するものは、植物をはじめとして、針金に鉢底ネット、鉢、ペンチといった道具、盆栽用の土と赤玉土、苔といったものです。

まずは、ネットを鉢の底に敷き、針金を鉢の形に沿って設置します。赤玉土を敷いた上に盆栽用の土を敷き、植物を置きます。この際、植物がずれないように、ペンチと針金を使ってしっかりと固定することがポイントです。

植物が抜けないようにしっかりと固定して、盆栽の土で表面を整えます。水が下から染み出す程度にしみこませ、最後に苔をはって終了です。これが基本の作り方なので、様々な植物で試すことができます。

小品盆栽を育てる際の注意点としては、鉢の中の土の量が少ないことから、乾燥に気を付けるということがあげられます。太陽光がよく当たる場所に置いておくと、2・3時間程度で土が乾燥しきってしまうこともあるので、設置場所と水やりにはこまめに注意を払うことが必要です。

苔玉の作り方

苔玉

鉢を使わずに、土玉で植物の根を包み、周りを苔で覆う苔玉も人気があります。植物を育てるという観点よりも、インテリアとして楽しむ人もいるほど。苔玉も作り方は難しくありません。

植物のほかに、苔、そしてケト土と赤玉土、テグス糸を用意します。ケト土と赤玉土を7:3の割合で水を加えながら混ぜ、耳たぶほどの硬さにします。おわん型に土を成型して、中に山野の土と植物を入れ、土で包み、苔をはって終了です。

苔ははがれることもあるので、テグス糸などで固定すると、きれいに仕上がります。毎日霧吹きなどで水をやるだけなので、手入れも簡単です。

手軽で魅力がたくさんの小品盆栽

色々な盆栽

盆栽は、手入れが難しく、高級といったイメージがありますが、小品盆栽はそのようなイメージとは異なります。

手軽に作って育てることができるものも多く、それでいて盆栽特有の生き生きとした魅力を兼ね備えた、愛らしい存在です。苔玉などといったインテリアとして活用することもできる、小さな植物の楽しみ方はたくさんあるので、試してみるとよいでしょう。

苔玉

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