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無自覚なモラハラ夫は多いのか
モラハラをする夫の中には、無自覚でモラハラをしている人もいます。無自覚のモラハラは決して少なくなく、妻が苦しい思いをしていてもお構いなしというケースも少なくありません。モラハラ夫の特徴を把握し、対策を練りましょう。
『モラハラ夫』の特徴4選
モラハラ夫の特徴とは、以下のものがあります。
1.妻を見下した発言が目立つ
モラハラ夫は、基本的にいつも妻を見下しています。
- 妻がパートで稼いだ金額を馬鹿にする
- 主婦業を軽視する言葉が多い
- 自分をいら立たせるなといった趣旨の命令が目立つ
- 妻がいかにダメな人間であるかを、繰り返し言うなど
妻を見下すことで自分が優位に立っているという気持ちに浸り、自己肯定感を得ているのです。
2.家事や育児に取り組まなず妻に擦り付けて文句を言う
モラハラ夫は家事や育児にノータッチであることが多く、全く手伝わないにもかかわらず文句だけは言います。
- 子どもの成績が落ちたり病気やけがをしたら、全部妻のせいにする
- 子どもの夜泣きにキレて、「黙らせろ」「ほかの部屋に行け」など高圧的な態度を取る
- 育児で家事がおろそかになることを許さない
- 不出来な部分を見つけると、酷く責める
- 食事内容の文句しか言わない
- 生活費が圧倒的に少ないなど
妻がこなす家事や育児を軽視しているので、できていない部分を見つけると必要以上に妻を責めます。
3.妻の親族を否定する
妻の親族に対して否定的な言葉を言うのも、モラハラ夫に見られる行動です。
- 妻の父のようにはなりたくないと、妻の目の前で言う
- 妻の不出来な部分や容姿などを、義母に似ていると揶揄する
- 妻の祖父母に対して、「ボケ老人」などの暴言を吐く
- 妻の甥や姪、きょうだいに対して、全面否定の言葉を妻にだけ言うなど
モラハラ夫は、妻の親族にもモラハラ発言をするわけではないケースもあります。妻の親族の悪口を妻に言うものの、親族の前ではよき夫の仮面をかぶっていることも多いです。
4.自分は特別な待遇を受けて当たり前の存在だと思っている
自分は家で一番偉いので、家に帰れば特別な待遇を受けて当たり前と思っているのも、モラハラ夫に見られやすい思考です。
- 気に入らないことがあったら離婚をちらつかせ、家を出ていくのはお前だと妻に言う
- 「俺をイラつかせるな」など、圧倒的理不尽なことを当たり前のように言う
- 自分の衣類などを脱ぎっぱなし、なにか作業した後もやりっぱなしにしておいて、片付いていないと怒る
- 反論を許さない
思考の基本が俺様体質なので、妻は自分の下僕のように働いて当然だと思っている人もいます。専業主婦の場合、「養ってやってる」「誰のおかげで飯が食えてると思ってるんだ」といったニュアンスの暴言を妻に浴びせることもあります。
暴言を言った後、急に優しい態度を取るのも、モラハラ夫に見られやすい行動の一種です。
まとめ
モラハラ夫にはいろいろな特徴がありますが、妻を見下し下僕のように扱う発言や態度であることに変わりありません。手を挙げられているわけではないからと我慢すると、精神的に限界がきてしまうので、モラハラを受けているときは周囲の人に相談してくださいね。