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84歳男性 生活保護費引き下げられ「憲法違反」 ネットでも話題に
生活保護費の引き下げを巡り、大阪高裁で行われた控訴審で、84歳の男性が窮状を訴えました。この裁判がネット上でも注目を集めています。
9日に行われた口頭弁論で、大津市在住の男性(84)は「食費や光熱費を切り詰めて暮らしている」と証言しました。男性は1996年にうつ病と診断されて以来働けず、生活保護を受給していましたが、2013年と2015年の2回にわたる引き下げで、月額合計3090円が減額されたといいます。
「唯一の楽しみだった経の勉強会にも参加できなくなった」と男性。「文化的要求も絶たざるを得ない」と、生活の質の低下を訴えました。
この裁判は、国が2013年から2015年にかけて段階的に実施した生活保護費の引き下げが、憲法が保障する生存権を侵害しているとして起こされたものです。
同様の裁判は全国29都道府県で起こされており、すでに地裁17件、高裁1件で処分取り消しの判決が出ています。社会保障のあり方を問う重要な裁判として、今後の展開が注目されています。
この話題に寄せられたネットの声
「税金を払い生活してる人は生活保護より、しんどい生活しているのだが」
「趣味を楽しむくらいのお金はある気がするのですが・・」
「世の中には真面目に働いても生活が苦しい人もいる」
「生活保護費無くして物資の支給で良いんじゃない?」
「この方は何十年と鬱病を言い訳に生活保護を受けて来たのでは?」
「寝たきりにもならず、裁判やったりしてずいぶんお元気だな」
この話題には数多くの批判的なコメントが寄せられていました。